熊野三山(本宮・新宮・那智大社)への信仰は、古代人が山や水や巨石に祖霊が棲むと畏怖した原始信仰に、渡来した仏教が影響し、さらに熊野修験が重なりあって厳しい野生的な信仰であった。平安中期から鎌倉時代にかけては皇族・貴族が、やがて武士・庶民層に広まって「蟻の熊野詣」というほどに熱狂的に人々の心を駆り立てた。
1・2日目は春の山道を、3日目は青く輝く熊野川を経て、新宮、那智へ。
熊野権現をまつった王子や、杉木立の峠を越える古道をたどり、信仰のルーツを考える上で重要な熊野川へも視点を落とす。
講師

宇江 敏勝(うえ としかつ)
熊野の語り部
1937年生まれ。熊野の中辺路に暮らす。山仕事の傍ら、森の恵みを享受し暮らした熊野の民俗を検証し、活写する。著作「森の語り部」「森の恵み・熊野の四季を生きる」等多数。
| 日次 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 13:30 紀伊田辺駅 集合。 専用車で、熊野古道の中辺路の起点となる滝尻王子から、牛馬童子、近露王子、継桜王子などをめぐり、解説。 【民宿ちかつゆ 泊】 |
| 2 | 終日かけて、中辺路を熊野本宮まで辿ってみる。熊野本宮大社から路線バス(各自負担)で湯の峰温泉へ。 (岩神王子〜三越峠〜猪鼻王子〜発心門王子〜伏拝王子〜熊野本宮大社 約14キロ・標高差累計 登り約420m、下り約800m) 【湯の峰温泉よしのや旅館 泊】 |
| 3 | 午前、車で移動。もう一つの熊野古道・熊野川の崖道に張り付いて伸びる川端街道を対岸に眺め、講師の解説を聞きながら新宮へ。 熊野速玉大社、神倉神社、那智大社、青岸渡寺、那智の滝へ。 13:10 紀伊勝浦駅 解散。 |
ご旅行条件・講座要項ほか
定員● 16名(最少催行10名)
10名以上の場合添乗員が同行します
利用予定ホテル●1泊目/民宿ちかつゆ
2泊目/湯の峰温泉よしのや旅館
参加費に含むもの●
2泊代・朝2昼1夕2食代・入湯税





