第68回●ドゥツィ・ンガ・ルム ~甘露の五味浴~
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 甘露五味浴 2010年3月2日、「ダライ・ラマ法王ティーチングツアー」のお客さんたちを見送ると、僕は早速、昔働いていた病院で研修をはじめた。改めて脈診や […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 甘露五味浴 2010年3月2日、「ダライ・ラマ法王ティーチングツアー」のお客さんたちを見送ると、僕は早速、昔働いていた病院で研修をはじめた。改めて脈診や […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 小山田いく 『すくらっぷ・ブック』 中央に描かれているのが主人公の晴ボン 小学校5、6年生のころ『すくらっぷ・ブック』という連載漫画に夢中になっていた […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 四部医典を手にし、タナトゥクの絵解きを行なう筆者(写真提供 釜井様) 医学タンカ一枚目「医薬の都タナトゥク」を御覧下さい。チベット医学の教えは、ここタナ […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 (1月16日。小川アムチ薬房・チベット医学絵解き講座・第一回。一枚一枚、拡大コピーした絵解き図を紙芝居のように示しながら) 18世紀初頭に描かれたチベッ […]
小川 康の 復活『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 2009年12月19日、無料で白内障手術を行うアイキャンプ隊(第25話参)の通訳として日本からダラムサラへ同行することになり、いきおい心が弾んだ。 […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 2009年4月15日、日本を離れてから十年、ようやくチベット医・アムチの資格を得て帰国の時が訪れた。しかし、残念なことに現代文明はまだ滅びておらず、大地に […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 「庭の松の木から10歩、南に進み、次に西に6歩・・・」 兄が作った暗号文を手掛かりに宝物を探しに出かける。その場所を見つけるとまた暗号文が隠されていて、な […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 前回・第39話のあらすじ 法が乱れる濁世の五百年、魔鬼がさまざまな急性の病気を引き起こす。鬼女が伝染病をまき散らす。外教徒の作る新たな物質が毒となる。その […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 『ヒマラヤの宝探し』もいよいよ終わりに近づいたけれど、2004年、1年間の休学についてまだ詳しく触れていないことに気がついた。それは振り返ってみればこの旅 […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 1月のある日、病院に出勤してみると、なぜか指導医の先生が誰もいない。「オガワ、今日はあんただけだから頑張ってね。みんな結婚式に行っちゃったのよ」とは薬剤部 […]
長野の望月町で暮らしていたときのこと。真っ白な雪の合間から地表が見え始めたとき、それは長い冬の終わりと春の訪れを意味し、心躍らせたものでした。久しぶりに太陽を見るせいか、まぶしそうに眼を細めている大地から、真っ先に顔をだ […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 2009年1月9日、フォトジャーナリスト川畑嘉文さんは僕への取材を終えると、次なる取材地パキスタン・ペシャワールに向けてダラムサラを後にした。ペシャワール […]