【なにわ日記】イランたてものめぐり 3


人気もなく人の世と死の世界の境界を感じさせる「沈黙の塔」
人気もなく人の世と死の世界の境界を感じさせる「沈黙の塔」

やってきました「沈黙の塔」。奥の丘の上の丸い建物がそうです。ネーミングに魅かれますが、実は葬儀場。それも、車でちょいの距離ですが昔は町から結構歩いてこなければならない場所に、しかもなかなかの山のてっぺんに築かれたゾロアスター教の葬儀場です。ゾロアスター教では、「土」「水」「風(空気)」「火」を大切にするため、それらを汚さずに死者を葬る方法として風葬(鳥葬)が取り入れられたとも言われています。今は風葬は禁止され、この近くにある墓地が作られていました。
手前にある建物は、葬儀を執り行う祭司の住まいであったり、参列者の休憩所として使われていたところ。近くに貯水施設とバードギールもありました。ここには写り込んでいませんが、この丘の隣にもうひとつ同じような丘(少し高い)と葬儀場があります。さて、何でしょう?答えの知りたいかたはこちらの旅↓でどうぞ(笑)


「世界の半分」とまでいわれ繁栄したイスファハンの中心エマーム広場(4日目)6/22(土)発 | 7/27(土)発 | 8/17(土)発 | 9/28(土)発 | 10/12(土)発
美しきペルシアをたずねて
ペルシア歴史的遺産をめぐる8日間


イスラム建築の粋 マスジェデ・エマームのエイヴァーン(イスファハン)4/12(金)発 | 6/7(金)発 | 9/20(金)発
悠久のシルクロード大走破【第5弾】
ペルシア王朝絵巻 ゾロアスターとイスラムが育んだイラン12日間

【なにわ日記】イランたてものめぐり 2


バードギール(風採り塔)とズールハーネ

涼しい風を取り込む塔バードギール(イラン ヤズドにて)
涼しい風を取り込む塔バードギール(イラン ヤズドにて)

ヤズドの街中で見かけた奇怪な塔。ドームの頭部の周囲を囲むように5本も建っています。ミナレットではありません。これは採風塔。家屋を冷却するのに役立っているとのこと。この下にある貯水施設や地下水路(カナート)が冷たい水と冷気を家屋の地下に運ぶとともに、こもった熱を外に逃がす通風孔として、家屋の冷却機能を果たしてきそうです。

またヤズドのこのドームは「ズールハーネ」という「伝統的肉体鍛錬道場」として今も使われていて、見学ができます。屈強なイラン男性たちが音楽に合わせてトレーニングするのです。中央の男性のタンバリンのような楽器のリズムや歌に合わせて、見学時間の1時間みっちり体を鍛えていらしゃいました。見学者が入れ替わってましたから、まだトレーニングは続いていたのでしょう。




尚、バードギールは、「カナートが下から冷やすと同時に熱気を上に逃がすための塔」とガイドブックなどに書かれていますが、私が泊まったホテルのバードギールの下に立ったとき上から涼しい空気が降りてきたように感じました。そんな風に感じるのは空気が読めない私だけでしょうか?


ズールハーネも見に行きます。

「世界の半分」とまでいわれ繁栄したイスファハンの中心エマーム広場(4日目)6/22(土)発 | 7/27(土)発 | 8/17(土)発 | 9/28(土)発 | 10/12(土)発
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【なにわ日記】イランたてものめぐり


夕日に映えるアミール・チャグマーグのタキイェ
夕日に映えるアミール・チャグマーグのタキイェ

ヤズドにある寺院とバザールをミックスした建物。ミナレットの下がバザールの入口。15世紀の建築だそうです。前は広場になっていて、アイスクリーム屋さんなんかが出ていました。その前には噴水があるのですが、水が赤いのです。理由を聞いたらちょうどシーア派最大の祭りアシューラーの祭りの直後で、預言者ムハンマドの孫フセインの死を悼み、この水を血の色に染めていたのでした。湧き上がる噴水も赤く、言葉に詰まりました。建物の奥に見える建築中らしい木造物はナフルと言ってその祭りの時には黒い布をかぶせられフセインの棺として神輿のように広場に集まった男たちに担がれぐるぐると回ってはその死を追悼するのだそうです。この静かな広場が祭の日にはすさまじい光景となるようです。

アミール・チャグマーグのタキイェ前の噴水
アミール・チャグマーグのタキイェ前の噴水

ヤズドもしっかり訪れるコースです。6/7発がもう少しで催行です。

イスラム建築の粋 マスジェデ・エマームのエイヴァーン(イスファハン)4/12(金)発 | 6/7(金)発 | 9/20(金)発
悠久のシルクロード大走破【第5弾】
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【なにわ日記】ジョージアの山に立つ教会


ゲルゲティ三位一体教会(ステパンツミンダ・ジョージア)
ゲルゲティ三位一体教会(ステパンツミンダ・ジョージア)

コーカサス3国のひとつジョージア。北はロシア、東はアゼルバイジャン、南はアルメニア、西はトルコに囲まれたキリスト教の国です。長い歴史の中でペルシア、オスマントルコといったイスラム王朝に支配された年月が長かったのにも関わらずキリスト教を守り続けてきた、たくましい国です。コーカサス山脈の山懐にも立派な教会が立っていました。

標高約2,200mにあるゲルゲティの三位一体教会。名峰カズベキ山(5,033m)をバックに建つ凛とした教会で、ソ連侵攻の折、ここにあるマリア様のアイコン(イコン)が燃やされそうになったが、マリア様の手から不思議な光が放たれ、兵士たちがおびえて難を逃れたという伝説があり、このイコンに祈ると病が治るといわれ「奇跡を起こすマリア」としてジョージアでも信仰を集めているそうです。

急坂の上にあるので村からは4WDに乗り換えて登ります。いっしょに行きませんか?6/21発がもう少しで催行です。

秘境スワネティには美しいコーカサスの山々と謎に満ちた塔の家があります6/21(金)発 | 7/12(金)発 | 8/16(金)発
悠久のシルクロード大走破【第8弾】
アゼルバイジャン・ジョージア・アルメニア カスピ海から黒海へ コーカサス3カ国大横断13日間

【なにわ日記】来年度もやります「シルクロード大走破」


イスタンブールを象徴する元大聖堂アヤソフィア
イスタンブールを象徴する元大聖堂アヤソフィア
すでに弊社ホームページや季節便(弊社総合パンフレット)でも発表済みですが、西安から小刻みにイスタンブールを目指す「シルクロード大走破2019年」ができました。
今回はついにイスタンブールに上陸予定です。どんな風に到達するかはこちらを下さい。
◆シルクロード大走破2019
また、今年はフンジュラブ峠越えのコースも支線編として設定しました。

1月にはツアー説明会も予定しています。今年行けそうにない方もこぞってお越し下さい。1/18(金)大阪、1/25(金)東京です。
お待ちしてま~す。

【なにわ日記】ラオスはやっぱり象がいい


山の中の村まで運んでくれたトラクター
山の中の村まで運んでくれたトラクター

今年の夏ラオスに行ってきました。行ってきたのは素朴な村。まだ舗装道路が出来てないとのことで、トラクターで片道1時間半かかるといわれ、はりきって「望むところ」と即答。トラクターは後部に後ろ向きに座席が2席あるほか、ドライバーの前に2,3人座れるスペースと後部にも同様のスペースが簡易的に作られ、一応座布団的ものが敷かれてました。
ここは、「前向きに行こう」とドライバーの前の席を確保(写真参照)。1時間半の旅に出発しました。
ラオスの田舎道をいけるとワクワクしていた頃の私
ラオスの田舎道をいけるとワクワクしていた頃の私

ラオスの夏は太陽も強烈です。スコールのような雨もありますが、温かいので時間と気持ちに余裕があればやり過ごせます。森の緑が「これでもか」と輝き、気持ちいい風にトラクターは歩くより少し早い程度の速さで進みます。最初の30分は「これがラオスだ」と息巻いてましたが、雨季の地道はなかなかのオフロードで縦揺れ、横揺れにわがお尻も悲鳴を上げ始めました。1時間を過ぎた頃から年甲斐もないことをしたと悔いるばかり。しかし、ここでギブアップしては日本人旅行者の恥と思い込んで耐え忍んだ往復3時間。帰ってから3日間お尻のハレが引きませんでした。ラオスはトラクターより象がいいですね。

【なにわ日記】イラン食いしん坊通信 4


見た目はイマイチですがおいしんですよ
見た目はイマイチですがおいしんですよ

イランで出会ったモンゴルの味
ここはタブリーズ、1,000年以上続く、ふるいふるーいバザールと人気のピスタチオ屋があります。そこで出会ってしまったのです。ホテルで朝食を食べようとしていたそのときでした、昨夜ガイド氏から「これだけは食べておいて方がいい」といわれた代物。現地では確か「ガイマフ」と呼ばれていました。
それは蜂蜜とセットで並べられており、見た目はパッとしないのですが、とろけるような食感と適度な甘みと濃厚なバターの味わい。ナンにつけてご賞味あれ。
「どこかで食べたなあ、そうだ、これがモンゴルの遊牧民宅でいただいたウルムと同じだ」。チンギスハンの孫フラグは西アジアに遠征。1258年バグダッドを攻略。アッバース朝を倒すと、イルハン国を建国して都をタブリーズにおきました。ペルシアにも遊牧の民はいましたから、ガイマフがはるばるモンゴルから来たとは言い切れませんが、そんな風に考えてみるのも、たのしいものですよね。

タブリーズには行きませんが、年末のイランが催行人数に達しています。

美しきペルシアをたずねて ペルシャ絨毯の産地とイラン周遊8日間

【なにわ日記】イラン食いしん坊通信 3


イランは魚介類もおいしいです
イランは魚介類もおいしいです

10/2テヘランを出たバスはザンジャーンという町のホテルに着きました。部屋の電話の調子が悪いのでレセプションに修理の人を依頼したのですがなかなか来ません。どうも様子がオカシイと階下に下りていったら、ロビーの大型テレビにイラン人がたむろしています。どうやらACL(アジアチャンピオンリーグ)の準決勝でイランのペルセポリスがカタールのアルサッドと対戦してるようです。みんな釘付けで、ボールの行方に一喜一憂しています。聞いて見ると相手チームは金持ちチームで元スペイン代表のシャビやらカビやらを召集し、メンバーもほとんどカタール人じゃないとか(真偽不明)。
イラン人はサッカー好きが多い。彼らは「この準決勝に勝ったら、韓国と日本の勝者クラブと決勝で当たることになる」とも話してくれました。そのホテルでいただいたのが、こちら。「ニジマスのフライとえびのケバブ」・・・おいしかったです。
ちなみに、昨日のニュースでご覧の通り、ACLの決勝戦は、イランのペルセポリス対鹿島アントラーズ。鹿島が見事優勝。おめでとうございます。ぜひ今年のクラブワールドカップでレアル・マドリードとの再戦が見たいものです。
※参考:「有名なドーハの悲劇」のドーハはカタールの首都です。但し、そのときの対戦国はイランではなく、イラクです。

添乗報告記●イラン~アゼルバイジャン ゾロアスターからイスラムの世界13日間(2018年9月)


添乗ツアー名 ●悠久のシルクロード大走破【第5弾】
イラン~アゼルバイジャン ゾロアスターからイスラムの世界13日間

2018年9月25日(火)~10月7日(日)
文・写真 ● 川崎 洋一(大阪支店)


今回はイランとアゼルバイジャンをめぐってきました。
イランの5大都市(テヘラン、マシュハド、イスファハン、タブリーズ、シーラーズ)に加え、ツーリストの少ないアゼルバイジャンへの陸路での国境越えを体験し、最後は石油・天然ガスの資源収入で活況に2025年の万博開催も見据えているアゼルバイジャンの首都バクーを訪れる13日間です。
参加者6名とフットワークも軽く行動できたため、日程外の追加訪問やハプニングもあり充実の13日間でした。

イスファハン 王のモスク
イスファハン 王のモスク

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【なにわ日記】イラン食いしん坊通信 2


ラーメン丼で食べるスイーツファルデ・ヤズディ
ラーメン丼で食べるスイーツファルデ・ヤズディ

イランではお酒が禁止されています。そうなると人は甘いものに走るのでしょうか?ゾロアスター教徒が多く暮らすヤズドの町で行ったのがアイス屋さん。日本同様カラフルなフルーツ味のアイスボックスが並ぶその横にあったのが、ヤズドで人気のこれ「ファルデ・ヤズディ」。驚きはその食感と量。甘いシロップに短く切ったそーめんのようなもの(写真左・少し硬さがあって口の中で溶けます)がたんまり入った丼に、透明の容器に入ったかえるの卵のようなもの(写真・右)をぶっかけて食べます。店では男女問わず、ラーメンのようにスイーツを食べてます。
一口目はほどよい甘みと不思議な食感で期待度が高まるのですが、その内、「量」にギブアップ。甘党のお客様もクリアできませんでした。イラン人恐るべし。ちなみにかえるの卵みたいなのはバジルシードのようです。

私が行ってきたツアーはこちら↓
悠久のシルクロード大走破【第5弾】
イラン~アゼルバイジャン ゾロアスターからイスラムの世界13日間