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風のカンボジア

 

風のインドシナ●カンボジア

長い間内戦が続いたカンボジアに「平和」が訪れたのは、21世紀になってからのこと。約10年前までは、国民が内戦や地雷の恐怖に怯えるような生活がありました。現在はアンコールワットをはじめとするクメール王朝の遺跡を訪れる観光地としての側面がクローズアップされています。アンコールワットのあるシェムリアップには、現在250軒以上のホテルが建ち、至る所に観光客が溢れていて、この数年間で生まれ変わって別の国になったような光景になっています。

が、そんな複雑な国を知るためにはアンコール遺跡をただ見るだけではわかりません。また、現在の姿だけを見ても、10年前の事すらわからないことも多いです。もちろん長い戦争の歴史はありますが、それだけではない、カンボジアの持つ「深さ」に触れることは、至難の業と言ってもいいでしょう。また、この国を訪れた多くの方が、「人の温かさ」に感動して帰ると言われます。ガイドブックや遺跡を訪れるだけでは見えないカンボジアの良さは、いっぱいあります。

また、平和な雰囲気が漂う現在のカンボジアからは想像できませんが、今も至る所で戦争の傷跡が残っています。過去の惨禍を直視することで、平和の重要さを再認識することもカンボジアだからできること。

過去から現在まで幅広く知る旅

旅をプノンペンから始めてみましょう。まず首都の博物館で有史以来のカンボジアの歴史を俯瞰した後、前アンコール時代のソムボープレイクックを訪れ、時間をかけてカンボジアの国と歴史を紐解きながらアンコールワットにたどり着く事で、より深くアンコール時代の背景やクメール芸術の素晴らしさを感じながら、遺跡を見ることができます。


カンボジアの「今」と出会い現地の視線でたどる旅

風のカンボジアでは、アンコール遺跡だけに目が行きがちなシェムリアップの郊外で、のどかな農村を訪ねてカンボジアの豊かな自然と実りを実感したり、乾季雨季で大きさが数倍に変化するトンレサップ湖で水上生活を垣間見たりします。また、出発日限定で、日本人ガイドと現地ガイドのダブルガイドで、カンボジアの「今」の様々な「顔」を見に行く特別企画を設定しています。孤児院兼舞踊学校を訪れたり、遺跡内で働く子供達と触れ合ったりと独自のネットワークを駆使した内容満載のコースです。普通のツアーで組み込む事が難しい「現地の人たちとのふれあい」も、日本人ガイドのコーディネートで、いくつものチャンスが散りばめられています。ただ通り過ぎるだけではない、現地の人と時間を共有することで、私たちが失いかけているものが見えてくるのではないでしょうか。