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貴州西部の新しい見どころ キリスト教の村と洞窟村

 
カルストの大地の中に出来た天然の洞窟にある村・中洞

カルストの大地の中に出来た天然の洞窟にある村・中洞


貴州の西部には、アジア最大の滝・黄果樹の滝や鍾乳洞・龍宮と言ったよく知られた場所がありますが、そのほかにはほとんどツーリストは足を延ばしません。そんな中で、まだまだ人の訪れない素朴な村を2つ紹介いたしましょう。


キリスト教を信仰する山村・新馳(シンチー)

安順の南、紫雲自治県の北部に位置する大花(ターファー)ミャオ族の小さな村。まだ舗装道路が来ていない、不便な村なのですが、ミャオ族の文化である芦笙や踊りができるだけでなく、オルガンを弾いたり、英語を話せる者がいたり、独自の文字まで持ってるといいます。他のミャオ族の村と少し違っていることで、最も際立っているのは、この村の大半がキリスト教徒であること。村には教会もあります。雲南に宣教師が来ていた史実は多いのですが、貴州の山村ではとても珍しいそうです。

また、彼らの民族衣装も特徴的で、襟から背中にたらした4、5本の紐は、天国へ登ることを意味し、紅白の絵柄は田んぼを表しているとのこと。中でも、最も目を引くのが既婚者の髪型。竹の子を頭に載せたような形の髪型で、一説では、昔戦乱から逃げるとき、その中に銀などの財産を隠したとか、大事な稲や綿花の種を隠したとかいう話が残っています。

男性の民族衣装にも天国への紐が

男性の民族衣装にも

天国への紐が

民族衣装は祭りのときにしか着なくなったそうです

民族衣装は祭りのときにしか

着なくなったそうです



ぽっかり開いた洞窟に暮らす村・中洞(ジョンドン)

貴陽から240km離れた山中で車を降り、山道を少し歩いていくと、前方の山中にぽっかり明いた洞窟が見えてくる。中洞だ。

カルストの大地の中に出来た天然の洞窟。その大きさは、高さが約30m、幅80m(入口が一番広くで約100m), 奥行きは230mあり、総面積は約16000平方メートル、標高約1800mに位置しています。

中洞村の歴史は150年あまり。人口80人(全員ミャオ族です)、21戸、建物は18軒。全戸農業をしています。洞窟の中は雨が降りません。建物は木造で、暗いため、建物に屋根がないのも特徴です。

屋根のない家は洞窟ならでは

屋根のない家は洞窟ならでは


そのほか、青ミャオ族のお祭りや、長角ミャオ族のお祭りの時期に合わせれば、また違ったミャオ族と出会えます。 → 詳しくは 中国雲南・貴州のお祭り特集

また、このあたりには、だんご頭の古童ミャオや明代に駐屯していた漢族の末裔という老漢族など、少数民族村が点在しています。街道沿いには、定期市が立つこともあり、偶然マーケットに買い物に来る彼らと出会えることもあります。

市場で話が止まらない老漢族のおばあさんたち

市場で話が止まらない老漢族のおばあさんたち

これまた髪型が独特の古童ミャオ族

これまた髪型が独特の

古童ミャオ族

「にいちゃん買わへんかー?」「なにそれー?」

「にいちゃん買わへんかー?」

「なにそれー?」