モンゴルへ来ています。

つむじかぜ205号より


ウランバートルの気温は昼間は0度くらい、夜はマイナス4、5度になります。雪が既に2回降ったそうだ。雪が降ると湿度が上がり寒く感じます。逆に、乾燥していると気温は低くても意外に寒さを感じません。零下10度位でも「今日は、暖かいね」ということになります。

今回の訪蒙は私を含めて3人、今年のシーズンの反省をMONGOL KAZE TRAVEL(MKT)と行うためにやって来ました。お客様からから頂いたアンケートや、日本のスタッフからの要望をまとめて持ってきています。ですから毎日ミーティングです。金曜日には、ガイドを集めて、大反省会を行います。夜は懇親会。来年も、是非ガイドをして欲しいと思いますが、中には、大学を卒業して日本や他の国へ留学する者もいます。モンゴルでは、ガイドは、夏の3ヶ月くらいしか仕事がありませんので、その他の月は、別の仕事をしなくてはなりません。それでも何人か風で何年も続けてやってくれているガイドたちがいます。ありがたいことです。

大変驚いた話があります。弊社はモンゴル航空の代理店になった1997年当時、バヤンゴルホテルが経営していたGTBという旅行会社に手配を依頼していました。その時の社長のオトボンバヤル氏が、先日なんと文部大臣になったと聞きました。彼はバヤンゴルホテルの社長もしていましたから確かに実力者でしたが日本では考えられないことです。昨年私がはじめてモンゴルへ行った時のガイドが、在日本モンゴル大使館の領事として赴任してきた時にも驚きましたが、人口わずか250万人のこの国は、政治が近く感じます。

ここモンゴルも世界同時不況の影響を受け、経済に陰りが出てきています。経済規模が小さく外資への依存度が高い国は、一溜まりもありません。日本も大変ですが、KAZE FAMILY の国々のことが気に掛かります。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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