モンゴルに来ています(現在出張中)

つむじかぜ256号より


この時期、モンゴルに来ることが恒例になりました。今年も、2009年夏のシーズンを、MONGOL KAZE TRAVEL(MKT)や “ほしのいえ” のスタッフ、そしてガイドたちと一緒に反省を行うために10/26(月)にウランバートルにやってきました。

モンゴルのツアーでは、通常の旅行アンケートとあわせて「ガイド&ドライバーアンケート」をお願いしています。毎回、その結果を全てプリントし、問題点をまとめて日本から持ってきます。例えば、「そらのいえのトイレは男女の区別がはっきりしないから困った」。「ほしのいえのゲルのゴミを回収に来なかった。洗顔用の水がなかった」。「ガイドが気が利かない。もっと案内をはっきり正確に」。といった様々なご指摘を一つ一つ確認し改善方法を検討していきます。毎年、同じことを指摘されることだってあります。何で、改善できないんだと悩むことも多くあります。しかし、それを諦めず繰り返し何度でも繰り返し確実に一歩でも前に進みたい。それが、わたしたちの思いです。

今年は、5月の新型インフルエンザの影響を受けて、7月、8月の予約が少なくモンゴルは特に大幅減となりました。2006年をピークに3年減少が続いています。ですから、皆どことなく元気がありません。わたしたちが顔を見せ、彼等を元気づけるのも大いに意味のあることです。

しかし、MKTの社長の悩みは、もう少し深いようです。モンゴルシーズンは、6月から9月いっぱいくらいまで。冬の間は殆んどなくなります。ガイドは、学生も多いし、なんとか別の仕事を探したり語学を活かして日本に3ヶ月くらい行ったりします。しかし「ほしのいえ」や「そらのいえ」のスタッフの仕事がありません。MKTの社長は、なんとか彼等に冬の仕事を探したいと頭を痛めています。クオリティーを確保するには彼等が絶対欠かせません。かといって通年雇用する余裕はないのです。

今日(10/29)の午後は、ガイドやドライバー、「ほしのいえ」や「そらのいえ」のスタッフが集合します。夕方からはパーティーです。元気を出して、来年も頑張ってもらわなくてはなりません。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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