4月の政権転覆以降、たびたび世間を騒がせたキルギス共和国。最近はニュースに取り上げられることも少なくなってきましたが、一体今どうなっているのでしょう?
キルギスは落ち着きを取り戻しています

キルギス南部オシュの
象徴・スレイマン山
今年、キルギスではセンセーショナルな事件が2回起きました。4月の政権転覆と、6月のキルギス南部民族衝突です。どちらも暴力を伴う事件だったので、悲惨な映像に心を痛めた方も多いのではないでしょうか。6月の事件では一時期数十万人といわれる避難民が隣国ウズベキスタンへ流出しましたが、すでにほとんどが帰国し、事件の現場となった南部の街も落ち着きを取り戻しているそうです。
弊社の主要取り扱い地域は北部ですが、北部は南部と地理的に隔てられており、民族構成などの背景も異なるため、6月の民族衝突でも特に事件が飛び火することはありませんでした。事件中も事件後も普段どおりの生活が送られているとのことです。
10月の議会選挙に注目です

大統領府とキルギスの山々
現在、キルギスには暫定政府が立っており、今年10月の議会選挙を経て、新しい政体に生まれ変わろうとしています。今までは大統領と親族に権限が集中していたのですが、今後は議会が大統領よりも大きな権限を持つようになります。それが維持できれば、建国後2度も起こった政権転覆が繰り返されることはなくなるでしょう。
今回の政権転覆によって倒されたバキエフ政権というのは、その前のアカエフ政権を革命で倒してできた政権です。バキエフは民主化を進めるという理想をもって大統領についたのですが、いったん大統領になってしまうと徐々に集権化を進めるようになり、結局はアカエフと同じように革命によって職を追われることとなりました。今回こそ民主化という理想が現実のものとなり、キルギスが持続的に安定することを祈っています。
キルギスへのツーリストの動向は?

山と草原の国
騎馬トレックがおすすめ
だんだんと海外からの旅行客も戻ってきていますが、欧米のツーリストが中心で日本のお客様はまだまだ少ないです。現地旅行社によれば、今年受け入れをしたツアーは事件中、事件後に催行されたものも含め、予定通り旅行を楽しんでもらうことができたそうです。風の旅行社では、前述したような現地状況と政治の動向に注意しながら、ツアーの催行を判断しています。キルギスの花や緑、湖を楽しむなら、これから秋にかけてが一番いいシーズンです。現在、キルギスは全2コースのツアーの募集をしていますので、キルギスにご興味があればぜひ一度お問合せ下さい。


2010 年 7 月 16 日 金曜日




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