ゾルからサインバイノー!2/8「バヤンウルギーに行ってきました!」

サインバイノー!こんにちは。
MKT(モンゴル・カゼ)からゾルです。

この冬私はガイドのお仕事で初めてバヤンウルギー県へ行きました。
バヤンウルギー県はモンゴルの一番西の県です。
ウランバートルから約1,640k、飛行機で3時間かかります。
人口は約15万人。カザフ族が多く住んでいます。
面積45,800k平方メートル、標高1,300〜4,9374mで、総面積の95.3%が標高1,600mの高地です。
バヤンウルギー県にはモンゴルの一番高い山峰“フィティニーオルギル”(フィティン峰)があります。標高4374mです。
中国とロシアに国境を接しています。
モンゴルは小数民族が多く総人口の80%がハルハ族、カザフ族は5%を占めています。
バヤンウルギー県の南にあるホブド県にもカザフ族が住んでいます。
カザフ族の言葉はモンゴル語と全然違いカザフ語です。
バヤンウルギー県でも皆カザフ語でしゃべっていてカザフ族は顔もモンゴル人とは違うので、まるで外国にきたみたいです。
町ではだいたいモンゴル語が通じますが田舎では通じないことが多いです。
カザフ族の人達は主食のように馬肉をよく食べます。モンゴル人も肉をよく食べるけど馬肉はそんなに食べません。
馬肉は肉の中でも栄養が一番あるといわれています。
バヤンウルギー県は高い所で気候は大変厳しくて寒いです。
こんなに寒いところに暮らしているから馬肉をよくたべるのかなぁと思いました。
馬肉はけっこう硬いのですが、カザフ族の人達はゆっくり煮て柔らかくして食べます。すごく美味しいですよ。
特に“カズ”という料理!この料理はカザフ族の伝統的な料理です。皆さんにも食べてみてほしいです。
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写真はカザフ族の伝統料理“カズ”です。
バヤンウルギー県は一本の木もないように見えました。岩山がとても多いのです。
鷲で狩りをする人が多く、私の行ったホームステイの家族も自分の鷲で狩りをしていました。
ホームステイをした家族は7人家族でした。両親と5人の子供です。
子供たちは皆小、中、高校生です。カザフ族の家族は子供が多いみたい。
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バヤンウルギー県の馬はそんなに速く走れないと気づきました。これは岩山ばかりの土地だからだと思います。
モンゴルの中央や東の県などは草原が多いので馬がよく走ります。
でもバヤンウルギーの馬は他の県の馬より力強くて大きいです。
険しい斜面を人を乗せたままよく歩きます。