あのとき海苔は美味かった

都会の中の漁港
『都会の台所、通勤電車で漁師町へ』シリーズの講師、眞鍋じゅんこさんと、カメラマンの鴇田康則さんと、次回の講座企画のために品川埠頭に行ってきた。

2008年から、このシリーズの企画に携わっているが、漁師の方達は何ごとも「早い」。
ぼやぼやしてたら魚に逃げられちまうし、獲った魚もさっさと運ばねぇと痛んじまうからだろう、とこっちまで口調が変わっちまうほど早い。
潮干狩りが、ひおし狩りに聞こえ、まっつぐ行くと、、 なんて話し方も粋に聞こえてしょうがない。

そんな漁師の方達と付き合っているからか、真鍋さんまで漁師さんのようなフットワークで、「○○さんが、明日の午前中なら空いているっていうけど行ける?」と、前日の夜に電話で知らせてくれる。

ということで、それっとばかりに次回の講座のお願いやら、打合せをしてきた。
直接行って話す効果は大きく、トントン拍子で話しが進み、羽田沖でアサリ漁を見せてもらうことになった。
話も早いし、決断も早いのだ。

自分で漉いた海苔を干す
前回の講座より:自分で漉いた海苔を干しているところ

自己紹介がてら、風カルチャークラブのパンフレットを渡したところ、『-半農半漁の海の民・木更津で海苔漉き-』のページにあった、海苔を干している写真を見て、「懐かしいなぁ、昔はここでもこうして乾かしたもんだよ。こうやって作った海苔は、ほんと美味いんだ。今の海苔はさぁ、、」と、昔は海苔もやっていたこと、そしていかに当時の海苔が美味かったかを話してくれた。

そう、たしかに昨年のこの講座で作った海苔は本当においしかった。
と、あのとき作った海苔をあっという間に食べ尽くしてしまったこと思い出す。

また、漉きにいかねば…

1/31(日) 都会の台所、通勤電車で漁師町へ 
-半農半漁の海の民・木更津で海苔漉き-

お勧めです。
まだ空いてますよ!

※羽田でアサリ漁の講座は、5月下旬の予定です。
 次号の風カルチャークラブパンフレット(2月末完成予定)に掲載します。
 お楽しみに!

シェアする