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フォトジェニック・モロッコ! 〜カメラを持って旅に出よう〜

 

写真・文●平山未来(東京本社)

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サハラ砂漠に沈む夕陽

モロッコの旅の楽しみは数えきれないほどありますが、どこに行っても“画になる”風景が広がるフォトジェニックな国!というのが、モロッコの大きな魅力といえます。ひとたび足を踏み入れれば、旧市街(メディナ)の路地裏やサハラ砂漠の朝陽や夕陽、赤・青・白・黄色と街ごとに異なる色彩、個性的なかわいらしいインテリアの宿や色鮮やかな手工芸品の数々・・・。きっと誰もが、モロッコのもつ多彩な魅力に、幾度と無く目を奪われてしまうことでしょう。

マラケシュの路地裏で
赤茶色の街・
マラケシュの路地裏で

事実、旅先には必ず一眼レフカメラを持っていく写真好きの私がモロッコを旅すると、これがなかなか前に進めません。路地裏をウロウロ、スーク(職人街)でジロジロ、砂丘をテクテク・・・。なにしろモロッコでは、ついついシャッターを切りたくなるような風景がそこらじゅうにあるため、旅の最後には、いつもびっくりするような撮影枚数になっています。

そんな、過去何度か旅をしてきた中で出会った風景の中から、特に印象深い、モロッコのフォトジェニックシーンをいくつかご紹介したいと思います。



メルズーガ

モロッコ内で旅先を決める際、まず「サハラ砂漠」を一番行きたい場所として挙げる方も多いのではないでしょうか。サハラ砂漠に沈む夕陽や朝陽の美しさ、夜空に広がる満天の星空は、モロッコで出会った旅風景の中でも特に思い出深く、心に刻まれています。

サハラ砂漠を訪れた際には、ラクダキャラバンに乗って、なるべく砂丘の上の方まで、がんばって登ってみましょう。天候が良ければ、すばらしい景色に出会えます。砂漠では頑張った分だけ、素敵な思い出になるはずです。(下りはあっという間!)

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夕陽を目指して砂丘を登るラクダキャラバン
砂丘から駆け下りる!
砂丘ではしゃぎ、駆け下りる!
砂漠に降る星
夜空いっぱいに広がる満天の星空
早朝
朝焼けに染まる空


夕陽が沈み、辺りが真っ暗になると、頭上にはありえないほど満天の星たちがきらめいています。コンディションに恵まれれば、数え切れないほどの星たちや、流れ星も見ることが出来るでしょう。翌日、砂漠に昇る太陽を拝みながら砂漠で迎える朝は、気分爽快間違いなし!

マラケシュ

フナ広場
屋台がひしめきあい、活気溢れるフナ広場

365日お祭り騒ぎでにぎわうフナ広場と、北アフリカ最大規模を誇り、赤茶色の壁が印象的なメディナを持つ、モロッコ一エネルギッシュな街・マラケシュ。マラケシュの中心地、ジャマ・エル・フナ広場では各地の大道芸人が日夜パフォーマンスを繰り広げ、夜にはところ狭しと屋台が並びます。熱気と湯気がもくもくとあがり、活気溢れる広場では、観光客も地元の人々も誰もが楽しげ。きっと、マラケシュで過ごす夜が、モロッコ滞在中で一番ハッピーな夜になることでしょう。

彫刻の工房
スークで垣間見られる職人技
すべて手作業で造られているタイル
すべて手作業で造られているタイル


また、マラケシュの旧市街には、細い路地が網の目のように張り巡らされ、職人たちが営む工房が点在しています。そんなスーク(職人街)では、織物や皮革製品、陶器などを手作業で作る様子を垣間見ることができます。もちろん、雑貨などのお買い物も楽しいのがマラケシュのメディナの最大の魅力。ただぶらぶらと旧市街を散策しているだけでも、見るものすべてが新鮮で、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。

そして、そんな旧市街の中にはリアド(またはリヤド)と呼ばれる古い邸宅を改築した宿が点在しています。噴水や木々のあるパティオとよばれる中庭を取り囲むように部屋が配置され、一歩リアドの扉を開けば、そこには美術館のような空間が広がっています。

リアド中庭
居心地の良いリアド・ブーサの中庭

家具や布の色使いから食器に至るまで、オーナーのこだわりが細部にまで見られ、リアドによって全く趣が違うのが特徴。ホテルに比べ、個人経営でこじんまりとしたアットホームな空間が広がるリアドは非常に居心地が良く、まるで友人の家にでもお邪魔しているかのよう。

旧市街の小さな宿・リアドに泊まり、モロッコならではの滞在を楽しむ旅。喧騒のマラケシュの中にあるオアシス空間での心休まるひとときは、きっと忘れられない体験となることでしょう。

食器もかわいい
食器もかわいいリアドの朝食
リアド
昼とは異なり夜の
リアドも美しい
リアド
オーナーのセンスが光るパティオ(中庭)


エッサウィラ

エッサウィラ
大砲台から望む、城壁に囲まれたエッサウィラの街並み

エッサウィラは、マラケシュから車で2〜3時間程度で行くことができる、大西洋沿いの港町。ガイドブック等には、極わずかしか書かれていない場所ですが、モロッコ人の多くが一度は訪れてみたいと憧れるほどの街。港町らしく、街全体の壁が白、窓が青に統一された建物が整然と美しく並んでいます。エッサウィラは、大西洋に沈む夕陽の美しさで有名ですが、海沿いの街ならではの美しい夜景や朝焼けも見ることができます。

エッサウィラのカフェ
エッサウィラのシーサイドカフェ
エッサウィラの夜景
美しい海岸線の夜景


モロッコ一おいしいパン
おいしいパン屋さん

 
街中にはガイドブックに載るような観光スポットはほとんどありませんが、逆にそんな町だからこそ、のんびりと街歩きができるのがエッサウィラの魅力。メディナは格子状になっており、迷子になる心配もありません。スカラと呼ばれる砦に足を伸ばすと、海越しにメディナを一望することもできます。

エッサウィラでは、新鮮でおいしいシーフードが有名ですが、モロッコ支店スタッフが「世界一おいしい」と絶賛しているパン屋さんの焼きたてパンもお勧めです。メディナ散策に疲れたら、カフェテラスでコーヒーを頼んで、人通りの少ない町を眺めながら、静かで穏やかなひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。



シャウエン

山肌に造られたシャウエンの街並み
印象的なシャウエンの街並み

北モロッコの中でひときわ美しい色彩を放つ、幻想的な街・シャウエン。緑豊かな山肌に造られたシャウエンは、1920年までイスラムの聖域として長い間異教徒によって閉ざされていたため、いまだに秘境的な色合いを濃く残している街です。山の斜面に沿って、階段状に連なる街並みを見た瞬間は、ただただ驚くばかり。そして、シャウエンのなんともチャーミングな街並みは、一見の価値あり!です。

街中に一歩足を踏み入れれば、白やブルー、薄紫色に塗られた小道がどこまでも続いています。つい開けてみたくなるほどかわいらしい扉や、地中海沿岸らしいオレンジ色の瓦屋根など、歩けば歩くほど楽しい発見があり、まるで絵本の世界にいるかのような錯覚におちいってしまいます。歩けども歩けども、観光客にはほとんど会うことがなく、静かなひとときが過ごせる街・シャウエン。有名な観光地ではなく、小さな街めぐりや路地裏歩きが好きな女性に、特にお勧めしたい北モロッコ一“画になる”街です。

階段だらけの街
人々の穏やかな日常が垣間見られる小道散策
白とブルーの世界
すいこまれそうなアイスブルーの世界


マラケシュの赤、エッサウィラの青と白、シャウエンのアイスブルー、サハラ砂漠のオレンジetc…。街ごとに異なる色、街ごとに違う空気を味わえるのが、モロッコを巡る旅の楽しみの一つ。

ぜひ一度、カメラ片手にモロッコの路地裏へ迷い込んでみませんか?



お・ま・け モロッコの扉

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