カメラ×おさんぽモロッコツアーのこだわり(宿編)

●文・写真 平山未来(東京本社)

風の写真好きスタッフ(ひらやま)がお気に入りのモロッコ×写真をテーマに、旅先でのんびり撮り歩くのが好きなカメラ女子のために作った、新企画!の女子旅モロッコツアー。

~ カメラを持って、絵になる風景を求めて、旅にでませんか? ~

リアドに泊まってシャウエンをじっくり楽しむ

おさんぽモロッコ10日間 (北モロッコ編)

出発日設定2025/05/15(木)
ご旅行代金495,000円~502,000円
出発地東京、大阪、名古屋
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ツアー



このツアーは、モロッコ滞在中の宿泊はすべて、「リアド」または「ダール」と呼ばれる小さな宿を泊まり(アルジャディーダのみ、修道院を改築したホテルを予定)、モロッコならではの滞在を楽しむ旅です。8日間のうち、計5都市に泊まるので、5つの個性的な宿を体験することができます

 リアドとは・・・? 
暮らしが近代化するにつれ、車も通れない狭い路地ばかりの旧市街に住むモロッコ人たちに、「暮らすには不便」「もっと便利な場所に住みたい」と、なかば見捨てられた多数の古い邸宅。その古い邸宅を、ヨーロッパの人々が価値を見出し、センスよくリノベーション(改装)を施して、新たに宿として生まれ変わったものを最近では「リアド」と呼ぶようになりました。


写真好きな方々へ、特にリアド泊をお勧めしたい理由!

マラケシュのリアドオリエンターレ マラケシュで宿泊予定のリアドオリオンターレ


★とにかくアットホームな雰囲気が味わえます
家具や布の色使いから食器に至るまで、オーナーのこだわりが細部にまで見られ、リアドによって全く趣が違うのが特徴。ホテルに比べ、個人経営でこじんまりとしたアットホームな空間が広がるリアドは非常に居心地が良く、まるで、おしゃれな友人の家にでもお邪魔しているかのよう。

リアドオリオンターレの中庭 リアドオリオンターレの中庭

★モロカンインテリアと素敵な空間にワクワク
モロッコ雑貨に彩られたカラフルなインテリアはどれも写真映えする被写体で、つい写真を撮りたくなるような素敵な空間。部屋数の制限などで大人数の団体旅行では受け入れが難しいため、リアド泊は少人数ツアーならではの特権!小規模でアットホームな雰囲気のリアドは、一度泊まるとホテルに泊まるのが味気なく思えるほど魅力的な宿です。

リアドは旧市街の中にあるので、気軽に街歩きができます

リアドの多くが旧市街(メディナ)の中に建てられているので、いわば旧市街にある、ちいさなプチホテルともいえます。一歩リアドの扉を開けば、そこには美術館のような空間が広がっています。新市街に建てられている大型のホテルでは決して味わえない朝夕のローカルな空気感、旧市街に立地しているおかげで気軽に町に繰り出せる自由度の高さ、古い伝統建築様式や美しい内装などを宿ごとに楽しめるのがリアド泊ならではの魅力。

リアドの朝食の食器もかわいらしい リアドの朝食の食器もかわいらしい(リアドオリオンターレ)

★ぜひ自分のおうちのようにくつろいでください
個人のお宅に宿泊しているような感覚で、風と日差しが入り込む心地よい中庭で朝食をとったり、テラスでゆっくりと過ごすことができます。個人の旅行者にとっては異国に暮らすように滞在でき、現地の生活リズムに合わせたリアドで過ごす時間はまさに旅の醍醐味の一つ。心休まるひとときは、きっと忘れられない体験となることでしょう。

リアドごとに自家製のパンやヨーグルトも味わえるのがまた嬉しい ゆったり朝食を。リアドごとに自家製のパンやヨーグルトも味わえるのがまた嬉しい


リアドといっても、それこそ内装や雰囲気は“さまざま”ですが、今回のツアーで利用予定している宿をここで一部ご紹介いたします。

■アシラ

世界各国のアーティストが旧市街の白壁を鮮やかなペインティグに塗り替えることで有名なアートの町として知られるアシラ。一年に一度、たくさんの人で賑わう芸術祭以外の時期は、まだまだ訪れる観光客は少なく、静かな旧市街や海辺の散歩道の散策がのんびりと楽しめる町。そんな旧市街の中にひっそりと佇むこちらの宿は、全8室ほど。まさに友達の家にいるような気分が味わえるアットホームさが魅力です。

(画像協力:クリスティーナズ・ハウス)



■シャウエン

白い壁と茶色のテラコッタで葺かれた屋根、建物や通路はブルーを基調とした色でペイントされており、通称“青の街”として知られる幻想的な町。近年、一躍有名になったシャウエンですが、まだまだマラケシュやフェズなどとは比べ物にならないくらい静か。フレンドリーな人も多く、商店の物売りもしつこくないので、お土産を購入される方もゆっくり品定めをすることができる穏やかで居心地の良い町です。旧市街の中心地にあるリアドに泊まって気軽に散策へ繰り出しましょう。町並みもそこに暮らす人々も素敵で、住みたくなるような町。猫好き&カメラ好き女子には朝一の散策がイチオシです◎


(画像協力:カーサ・ペルレータ)



■アル・ジャディーダ

モロッコの世界遺産の町の一つ、アル・ジャディーダ。海に面した場所にある、ポルトガルの支配時代(1502~1769)の城塞都市が印象的な町。その時代(16世紀)に建てられたカトリック教会を美しく改装して建てられ、モロッコ各地から集められたセンスのよい調度品によってあしらわれた、古くて新しい、おしゃれな雰囲気のブティックホテルに泊まります。


(画像協力:リグレシアホテル)



■エッサウィラ

白い壁に映える青色のペインティングが印象的なエッサウィラ。白いメディナに囲まれ、多くの芸術家たちに愛されてきたアーティストの町として知られるエッサウィラでは、海沿いをぶらっとお散歩したり、カフェでのんびり過ごすのがおすすめです。こじんまりとした旧市街の中にある、全9室ほどの、穏やかな雰囲気に包まれたリアドに泊まって港町の夜景も楽しみましょう。

(画像協力:ダールネス)



いずれも女性好みで、小規模なやわらかい雰囲気の宿をチョイスしてみました。もちろん、写真はあくまでも一例で、お部屋ごとに内装も変わり、雰囲気もまったく違うので、実際はどんなところに泊まるのかは、当日のお楽しみに!


快適さという点ではホテルには遠く及びませんが、リアドに泊まることでしか得られない時間が、モロッコならではのスペシャルな体験として、きっと忘れがたい思い出のひとつになることでしょう。



※ご注意点
●上記は現時点で予定しているリアドまたはダールです。今後、現地事情で変更となった場合は改めてご案内いたします。
●リアドは部屋数が少ないため、場合によっては分宿になる場合があります。
●シャワー設備のみが基本となり、お部屋ごとに広さや設備が違います。
●リアドはダブルベットが多いため、お一人での参加の方はできる限りお一人部屋(要追加代金)をお勧めいたします。



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