添乗報告記●年越しモロッコ周遊10日間(2017年12月)

添乗ツアー名 ●年越しモロッコ周遊10日間
2017年12月28日(木)~2018年1月7日(日) 
文・写真 ● 前田優希(大阪支店)

モロッコの見所を訪れながらぐるっと一周する「風のモロッコ」の人気コースに年末年始同行してきました。

■フォトジェニックな街シャウエン 
まず訪れたのが“青の街”シャウエン。シャウエンのメディナ(旧市街)は白壁に塗られた青で、インスタ映えする素敵な写真が撮れることでも人気の街です。フォトジェニックな街としてガイドブックなどにも取り上げられているので、シャウエンの写真がモロッコ旅行の動機になることも多いようです。シャウエンでは、マグロやイカなどシーフードのタジン、ビソラというそら豆のポタージュスープなど食も楽しめます。

幻想的なシャウエンの町とそら豆のスープビソラ

幻想的なシャウエンの町とそら豆のスープビソラ

■迷宮都市フェズ
次に訪れたフェズは、1,000年以上前に建設された歴史ある街です。メディナの中は、細い路地が入り組んでいてまさに迷宮都市という言葉がぴったり。一度迷うと自分がどこにいるか分からなくなるので、ガイドの案内が不可欠です。フェズは職人の街でもあり、陶器工房やなめし革工房などを訪れると昔ながらの手仕事も見ることができます。

■サハラ砂漠で一夜を過ごす
ツアーで楽しみにされていることを参加者に伺うと、ほとんどの方が「サハラ砂漠でのテント泊」を挙げていらっしゃいました。頭にターバン巻いてもらい、砂漠の入り口メルズーガからラクダに乗って砂丘の中へ。30分もすれば人工物は一切見えなくなり、360度砂丘の景色。途中でラクダから降りて砂丘の上で太陽が沈むのを眺め、2時間もすればテントサイトに到着。ここで一夜を過ごします。長屋のテントの中には、マットレスの上に毛布が敷いていて、簡易トイレもあり、比較的過ごしやすいです。砂漠の中で食べるタジンもまた格別。夜はキャンプファイヤーをしながら、星を眺めます。朝方まだ暗いうちからラクダでテントサイトを出発。途中日の出を拝みながら、メルズーガのロッジに戻ります。

サハラ砂漠に沈む夕日を眺める 

■マラケシュでメディナ散策
マラケシュでは昔の邸宅を改築した宿泊施設「リアド」に連泊します。リアドは部屋ごとに大きさや部屋の造りも様々で、モロッコらしい素敵なインテリアも楽しめ、なにより旧市街の中にあるので扉を開けるとそこはメディナ。可愛いモロッコ雑貨を探したり、地元の人々の暮らしを眺めたり、街歩きを楽しむには最高の立地です。マラケシュのランドマークのフナ広場では、夜遅くまで屋台が並んでいて毎日がお祭りのようです。夕食はガイドお勧めの屋台へご案内します。古くからの街並みが残りつつ、活気溢れるエネルギッシュなマラケシュは、旅の最後の締めくくりにふさわしい街といえるでしょう。

主要な魅力を網羅した人気コースですので、初めてのモロッコ旅行ご検討の方は是非こちらをお選びください!

風のモロッコ ツアー一覧へ