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お役立ち情報

モアイの誘惑 南太平洋に浮かぶ伝説の島イースター

 2002 年 10 月 17 日 木曜日     風の旅行社  カテゴリー » お役立ち情報, ペルー・中南米,

執筆●小林勝久(東京本社)

南十字星の空のもと、南太平洋にポツリと浮かぶ伝説の島イースター。そう、ここは謎の石像モアイで有名な島です。いったい何のために作られたのか?神への信仰か、はたまた部族間の権力の象徴なのか?数々の論証がなされましたが、未だにその謎は解明されていません。そんな謎を残しながら何百年にも渡り、モアイ像は島の歴史を刻んできました。こんな数々の伝説が残るイースター島の謎にあなたも挑戦してみましょう。


15体のモアイ像が並ぶ
アフトンガリキ

モアイの製造工場
ラノララク

数々のモアイ像と楽園伝説

飛行機から見たイースター島は青い海にポツリと浮かんでいた。ランチリ航空が周りには何もない小さい空港に到着。島には約3,000人ほど住んでいるがそのうちの大半が島唯一の村オロンゴに住んでいる。静かな村でのんびりムード、都会の町とは比べ物にならないくらい平和な感じだ。
イースター島巡りはプログラムが決まっていて、日替わりでモアイを回るツアーが催行される。初日はオロンゴという場所へ。ここにはラノカオという死火山があり、この火口湖の眺めが凄い。直径1,600m、深さ200mの見事なものだ。そこからの眺めに終始圧倒!その眺めを堪能した気持ちで、その反対側にはオロンゴと呼ばれる場所へ。青々輝く美しい海をバックに、なにやら不思議なレリーフが施された岩がある。話によると、ここはその昔鳥人儀礼という儀式が行われた場所で、沖合いにあるモツニュイ島へマラタラという鳥の卵を取りに行かせ、その卵を1番早く持ち帰った部族戦士が、次の1年間宗教的・政治的実権を握る鳥人になれたという伝説が残されていて、イースター島の歴史を語るうえでは欠かせない場所らしい。それにしても、こんな断崖絶壁からよくぞあんなとこまで行ったものだと、驚きの気持ちとともに初日は終わった。


7体のモアイが並ぶ
アフアキビ

2日目は1日掛けて島の反対側まで車を走らせた。途中いくつものモアイ像を見たがこの日一番の目玉は「アフトンガリキ」と「ラノララク」。前者は15体のモアイ像が立つ場所で、91〜95年にかけて日本援助によって復元されたモアイ像だ。幅100mにおよぶ見事なモアイの眺めが展開していて、イースター島の人々が親日的な理由はこの復元に一役買ったところにもあるようだ。ガイドから「日本人の技術と気持ちには島民みんな感謝してますよ」などと言われると、日本人としての誇りがふつふつと沸き上がるのだった。そして後者はその昔モアイの製造工場だった場所で、殆ど全てのモアイ像が作り出されていたとのこと。約400にも渡る未完成のモアイ像がそのままの形で放置されている。いったい誰がモアイを作り始めたのかは謎のまま。そんな謎に満ちた歴史を持つモアイ達は何事も無かったかのように立たずんでいる。とにかくたくさんのモアイがあり、大半が放置されっぱなし。でもここは復元しないほうが味があるな〜などと思いながら2日目が終了した。

そして3日目の最終日はアフアキビへ。イースター島ほぼ中央部にある、海を見つめて建つ7体のモアイ像がある。これらのモアイ達はイースター島に古くから伝わるホツマツア王の伝説に出てくる、7人の使者を祀ったもので、伝説では使者達はこのイースター島を見つける使命を持っていたと言われている。イースター島のモアイの写真といえば、たいていがここの7体の写真を使っている。なるほど、実際見てみるとたしかに絵になる眺め。イースター島のエンディングにふさわしい場所だった。イースター島には数々のモアイ像があるが、単にモアイと言ってもこのように色々な意味・役目をもったモアイ達があったのだ。そんな、不思議なモアイ達をぜひご覧になってみてください。

▼イースター島への行き方
イースター島への行き方は2種類ありますが、まず代表的なのは南太平洋の楽園タヒチから入るルートです。このルートの魅力はタヒチを中心とした、周辺の島々などによってゆったりと過ごすことができます。また、もうひとつは南米チリから入るルートです。イースター島以外にもチリのパタゴニア、ペルーなどその他の南米の国との組み合わせもできます。ぜひ、お問い合わせ下さい!

▼ついに登場!イースター島で日本語ガイド
イースター島は一般的に英語でのご案内が中心となり、今までの風のツアーでも日本語ガイドの手配はできませんでした。でも、なんとここイースター島にも日本語ガイドが2名も登場しました。難しい遺跡の説明も理解できる上、観光以外の面でも皆さんの旅程をがっしりサポート致します。イースター島滞在中の皆さんの強力な見方になること間違いナシです。
※ 時期や都合により、日本語ガイドが手配できない場合がございます。


※ 風・通信No.13(2002年10月発行)より抜粋
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