ドレスコードと悩むパッキング

大都会ブエノスアイレスの夜を彩る、本場アルゼンチンタンゴを老舗会場で鑑賞 大都会ブエノスアイレスの夜を彩る、本場アルゼンチンタンゴを老舗会場で鑑賞

旅の荷物は出来るだけコンパクトに、と思ってもつい多くなりますよね。私の基準は、会社から現地への届けものなどがない限り「小型のスーツケースに入る分だけ」として、添乗でもプライベートでも準備をしてきました。洗濯ができる環境なら用意する服も少なくてすみますし、シャワーの使えない場所では着たままで過ごし、買える環境であれば買おう、という気持ちでなんとかなってきました。

ただ、昨年アルゼンチンを訪れた時、内容は殆ど大自然を楽しむアクティビティなものでしたが、ブエノスアイレスの夜にアルゼンチンタンゴを見るというプログラムが入っていました。現地側からは、”厳格なドレスコードはありませんが、運動靴やGパン、TシャツはNG的な雰囲気です。ラフな格好の方もいますが、老舗の会場なのでヨーロッパの方など着飾ってくる人達もいますよ”とのこと。
「ショーの為にもう一足靴を用意するのは、スーツケースも余裕がないし、ちょっと面倒だなあ…」と思っていましたが、一応失礼に当たらないパンプスと襟付きシャツを用意しました。食事の際はスーツ姿のウエイターさんがサーブしてくれるコース料理、ダンスショーの会場ではシャンパンを頂きながら鑑賞しました。結論としては、「気分が変わって良かった!」というのが正直な感想です。

今までは(欧州やクルーズ旅行などではないですし)現地事情から“汚れても苦にならない”、“皺になりにくい生地”、”防寒・速乾素材”であることを優先に服を準備してきましたが、気に入っている服を1枚持っていくのもいいかなと思えてきました。街中の観光で写真も撮ればずっと残りますし、旅先でもお気に入りの服で気分が上がれば、それはそれで気持ち良いものですものね。

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