オーストラリア大陸南東部から240キロ南氷洋上に浮かび、大陸から隔絶されたため、古代より独特の生態系が残り、息づく島、タスマニア。高さ80mにも達するユーカリの巨木、氷河に削り取られた湖、苔生した緑濃い森、固有の動物たち。
タスマニア島のほぼ半分を縦断、島の自然生態系を大きくつかんでみたい。日中の森歩きに加え、夜の動物探索でもタスマニア固有の動物たちの姿を追い求める旅。
秋は、ポプラやタスマニア在来種では、唯一の落葉樹ファガス(ブナ)の黄葉も目に美しい。
夜は、動物探索に加え、星空観察も楽しみます。南半球ならではの南十字星、南極老人星カノープス、そしてミルキーウエイにマゼラン大星雲などなど。
澄み切った秋の夜空にかがやく南十字星に期待。
タスマニア在住の日本人ガイド、千々岩さんが全行程を通して同行、長年蓄積してきたノウハウとデータをもとに島の自然生態系を解説します。
【カンタス航空利用を希望される場合は別途ご相談ください】
講師
千々岩 健一郎 (ちぢわ けんいちろう)
タスマニア島在住ツアーガイド
北海道大学農学部卒。1990年よりタスマニア在住。1995年よりAJPR社の代表として、当時、現地タスマニア唯一の日本人経営の旅行会社の運営と共に、自ら通訳、ツアーガイドとして活躍。タスマニアの自然への造詣が深く、各種のハイキング、ワイルドフラワー、森林探索ツアーなどのエコツアーを企画・催行。加えて、TVや雑誌などの各種メディアのコーディネートもこなす。専門の畜産学を背景にした「タスマニアの食」についての話も面白い。