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サプンツァ村の世界で一番陽気な墓!?

 
陽気な墓2
故人の生前の職業や生活をユーモラスな彫刻と彩色で施された「陽気な墓」。生きているうちに自分の好きな絵やメッセージを決めるため、故人の個性がはっきりと表現されていて面白い


サプンツァ村(陽気な墓)の地図


故人を明るく偲ぶ「陽気な墓」



マラムレシュ地方のウクライナ国境近くのサプンツァ村には「陽気な墓」と呼ばれる名所があります。文字通り死者が眠るお墓なのですが、日本人の私たちが思い浮かべるお墓とはひと味違っています。というのもここに並んでいる墓標がカラフルでとてもユニークなものばかり、パッと見は何かのオブジェや芸術作品の様です。1935年に村人のパトラシュ氏が故人の生前の職業や生活などをユーモラスな彫刻を墓標にしたのが始まりで、現在はこの村の伝統になっています。生前に自分の好きな絵やメッセージを職人に依頼して自由に作成するので、どの墓標もとても個性的。中には「どうか皆さん彼女の墓標の前ではお静かに願います。大きな声で騒ぐとこの怖ろしい姑が起きてしまうかもしれません。どうか彼女を二度と起こさないようにお願いします」という怖い姑に対する婿のブラックジョークを交えたメッセージが彫られていたりととてもユニークなのです。また、中には「私は毎日お酒を飲んでいました。そしてそれが原因で死にました」などユニークだけど笑うに笑えない物までとにかく個性的。ただ、やはり一番多いのは自分が歩んできた人生や職業に関する絵とメッセージで、ひとつひとつの墓標にそれぞれの思いが宿っています。陽気ではあるけど人生の深みを感じてしまう「陽気な墓」なのです。

陽気な墓3陽気な墓の創始者パトラシュ氏の墓標
陽気な墓4怖い姑とのいきさつが書かれたユニークな墓標


陽気な墓10「私は飲み過ぎで死にました」笑うに笑えない墓標
陽気な墓6「私は教師でした」


陽気な墓11「私は鉱夫でした」」
陽気な墓7「私は木こりでした」


陽気な墓9墓標の色柄もとても華やかで特徴的
陽気な墓8黒い衣装が特徴的なサプンツァ村の女性




工房には日本で有名な”あの人”の墓標が!



陽気な墓の近くには墓標を作る職人の工房があります。現在はパトラシュ氏の意志と技術を受け継いだお弟子さんが2代目職人として墓標を作り続けています。村には職人が一人だけなので、この工房で陽気な墓の墓標が全て作られています。依頼を受けてからは基本的に手作業で彫刻され色付けされるので大量生産は出来ません。それだけに職人の手で心をこめて一つ一つ丁寧に仕上げられていきます。工房には作りかけの墓標もいくつか置かれていて、作業の工程や雰囲気がよく分かります。ところでこの工房の隅に誰かの墓標が置かれていました。一人の女性の顔が彫られた墓標ですが、よく見るとどこかで見たことがある顔です。そうです、日本のタレントのイモトアヤコさんの顔です!聞くところによると日本の某人気バラエティ番組の企画ネタで作られたそうで、メッセージ欄には「私は今までヘビやワニやオオトカゲなどたくさんの動物と闘ってきました、、、云々」と書かれていました。他の外国人観光客にはただの女性の墓標ですが、我々日本人にとってはもうひとつの名所になっていました(※工房の諸事情で展示されなくなる場合があります)。果たして、陽気なイモトアヤコさんがその生涯を終えた際はこのルーマニアの「陽気な墓」で眠ることになるのでしょうか、、、!?

陽気な墓14工房内には先代のパトラシュ氏の記念館がある
陽気な墓13工房で全ての墓標が作られている


陽気な墓15工房の隅に置かれていたとある女性の墓標
陽気な墓16よく見ると日本のタレント・イモトアヤコさん!




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