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イラン大自然の旅

 
イランにはまだまだ知らない大自然と遺跡がねむっています
イランにはまだまだ知らない大自然と遺跡がねむっています

ペルシアは奥が深い

メソポタミア文明から数えれば5,000年の歴史を誇るイラン。その集積として現在20もの世界文化遺産があります。ペルセポリス、世界の半分イスファハン、ペルシア式庭園などなど。今回はイランの大自然と世界遺産には登録されていないものの神秘性抜群の石碑をご紹介いたします。


◆ダマーヴァンド山

テヘランからカスピ海へ向かう途中に位置するイラン最高峰の山。活火山。標高5,610m。イランでも魔王や龍が閉じ込められていたという伝説が残る山です。その美しい円錐形のフォルムは、神か悪魔が住んでいると思わせるのでしょう。

春、ダマーヴァンド山麓のハイキングシーズンが始まります
春、ダマーヴァンド山麓のハイキングシーズンが始まります
5月ごろから麓の方から草花が咲き始めます
5月ごろから麓の方から草花が咲き始めます
イラン最高峰の麓はチューリップやポピーが楽しめます(6月撮影)
イラン最高峰の麓はチューリップやポピーが楽しめます(6月撮影)


◆ハーレドナビ廟と謎の石碑群

ハーレドナビはまだイスラム教が興る前、5世紀に現われたネストリウス派のキリスト教預言者。イエメンから来たといわれています。この地でなくなった彼の廟の周辺に、謎の石碑群があります。男性の性器のようにも見える棒状の墓石と、女性の子宮をかたどったとも言われる少し背の低い墓石が約500基もあるそうです。
トルクメニスタン国境にも程近い、風の音しかしないような場所にたたずんでいる風景は、いかにも神秘的です。

町から遠く離れたハーレドナビ廟
町から遠く離れたハーレドナビ廟
林立する謎の石碑群、私たちの想像力と好奇心を刺激してくれます
林立する謎の石碑群、私たちの想像力と好奇心を刺激してくれます
ハーレドナビ廟の周辺は自然も楽しめます
ハーレドナビ廟の周辺は自然も楽しめます


◆キャビール砂漠

イランの東半分を占めようかとも思われる広大な砂漠。かつてのシルクロードの旅人や商人たちを苦しめたに違いありません。そして、1日その中を走り続けてみれば、その周辺やまん中に位置するオアシスが、彼らにどれだけ憩いの地であったろうことを改めて気付かせてくれます。
13世紀、ベニスを旅立ったマルコポーロはモンゴル帝国の都カラコルムへ旅をしたのはここから南東に続く砂漠だ。

4輪駆動車で砂漠に繰り出します(ファラフザード)
4輪駆動車で砂漠に繰り出します(ファラフザード)
砂漠の中のオアシス・ギャルメ。なつめやしの林で涼んだり、泉で足を冷やしたり、憩いの村です。
砂漠の中のオアシス・ギャルメ。なつめやしの林で涼んだり、泉で足を冷やしたり、憩いの村です。
ホル塩湖、かつて海であったのだろうか、塩の結晶が風紋のように大地に刻印を残しています。
ホル塩湖、かつて海であったのだろうか、塩の結晶が風紋のように大地に刻印を残しています。
砂漠の旅の中で体を休めたであろうキャラバンサライを模して作られた宿(ファラフザード)
砂漠の旅の中で体を休めたであろうキャラバンサライを模して作られた宿(ファラフザード)


◆ペルシャ式庭園

美しい花々と水路で飾られた空間。その起源は紀元前までさかのぼるそうです。また、この庭園様式が後世のアルハンブラ宮殿(スペイン)やタージマハル(インド)の庭園に影響を及ぼしていたと聞くと、改めてその存在意義に気付かされます。幾何学的なデザインはイスラムの影響でしょうか?
水をふんだんに使った庭園は、水があたりまえのようにある日本と違って、国土の大半を強い日差し、乾燥した気候に覆われたイランでは、最高に贅沢な空間だといえるでしょう。長い砂漠の旅の後に訪れるペルシア式庭園は格別なものに映ることでしょう。

豊かな水に癒されるフィーン庭園もペルシア式の庭園です(カーシャーン)
豊かな水に癒されるフィーン庭園もペルシア式の庭園です(カーシャーン)