拝・お命頂戴します

 

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いきなり強烈なタイトルですが、先週代休中に出張で風カルチャークラブでもお世話になっている恵子さん宅へお邪魔させていただいた際、鶏を捌かせていただきました。うまく言葉にできませんが、全行程の間「お命頂戴します(拝)」という心境でした。

まずは養鶏場の専用ケージから私達の目に叶ってしまった鶏をつかまえます。
次に絞める準備。お湯を沸かし、絞める鶏をぶら下げる台と血抜き用のバケツを用意。足に紐をかけ、暴れないように羽を間接締めし、吊るします。鶏達は覚悟しているのか暴れることも叫ぶこともなく、時を待つかのごとくじっとしておりました

時を待つ鶏達
時を待つ鶏達
羽をむしると鶏肌あらわに
羽をむしると鶏肌あらわに
よく洗います
よく洗います


貴重な体験になりますし、本当は絞めるところからやらせていただくべきだったのかもしれませんが、チャンスは頂いたものの、初めての光景に恐れをなし、作業を後方から見守ることに。お陰でもしまたの機会があれば、今度はできそうです・・・。

血抜きが終わったら70度のお湯につけます。こうすることで羽がむけ易くなります。羽をむしると正真正銘の鶏肌が。ここでの作業が、鶏が肉になった時の出来に影響します。その後、水洗いし、便抜きし、一晩寝かせます。

いよいよ鶏を捌きます
いよいよ鶏を捌きます
そして翌日。
恵子さんの指導の元、いよいよ鶏を捌きます。まずはモモ、ムネ、次いで手羽、ささみ、と作業は続きます。姿をどんどん変える鶏と対峙しながら、鶏の部位、肉付きなどの身体の仕組みを実感し、その合理性に関心しながらの作業でした。一番驚いたのが胎内に、ゴムのような柔らかい殻を持った生まれる直前の卵や黄身が列になって連なって待機していたこと。感動なのか驚異なのか、連脈とした黄身を見たときは「おぉ・・」という言葉しか出ませんでした。

恵子さん宅の台所
恵子さん宅の台所
捌いた肉はミンサーで鶏ひき肉に、ガラはスープの素となり、その他食べられる臓物なども全て保管されていきました。その後は恵子さん家で取れた小麦粉で皮を、畑でとれた野菜と新鮮そのものの鶏ひき肉をで使った「鶏餃子」を皆で作りました。手は粉まみれ、作業後は熱々を食べるのに夢中で写真をお見せできないのが残念です。

何より驚嘆したのは酢、しょうゆ、ラー油以外でテーブルに載っていたものは全て恵子さん宅で作られたものであったこと!その見事さに感動せずにはいられませんでした。