3名様から催行出発日限定日本語ガイドは付きません英語ガイドが付きます添乗員が同行します特別講師は同行しません

メキシコ ユカタンのユニークな遺跡群

たった6日でプウク式マヤ遺跡探訪

  • カバー遺跡 仮面の宮殿と呼ばれ、300近い鉤鼻のチャック神の顔で装飾され ています。
  • 尼僧院 雨神で山神としての性格も持つ『チャック』の彫刻で飾られています。
  • 尼僧院 建物の壁一面に蛇神『ククルカン』や雨神/山神『チャック』の姿が壁 一面に飾られています。

プウク式建築様式とはユカタン半島の北部に於いて、古典期後期から後古典期にかけて用いられた建築様式で、マヤ文明の代表的な建築様式のひとつです。
「プウク」は、ユカタン州からカンペチェ州北部へと南東に連なる丘陵のことと思われ、マヤ語の方言であるユカテコ語で『プウク』とはこの丘陵を指します。
プウク式建築様式の特徴のひとつは、建造物の基部で、直方体の石材を几帳面に積み重ね、壁を築いています。更に建物の屋根の部分には、緻密な幾何学模様や円柱模様、そして雨の神であチャック神の顔を表現する装飾が施されています。屋根の装飾は単なる彫刻ではなく、パーツごとに作られたものを重ね合わせてあるものが多く、立体感を出し、美術的にもすぐれた表現力を示しています。
 

プウク式の建築様式は、下記の遺跡で見ることができます。

【プウク式建築様式の遺跡群 PUUC】


★エズナー遺跡 EDZNA:
カンペチェ北方50km、エズナー河谷に位置するマヤ遺跡です。エズナ河谷に、人が居住を始めたのは、紀元前400年頃で、都市国家が成立したのは先古典期後期と考えられています。運河網が築かれ、水利システムが敷かれ、建築活動が活性化しました。紀元前1000年ごろにはエズナーは全盛期を迎えていました。エズナーとは、ユカテコ・マヤ語のイツァーを暗示する古語と考えられています。イツァーは、現在のカンペチェの南西を出自とするマヤ人の先祖(チョンタル族、プトゥン族)を示すとも考えられています。このことから、エズナーという名は『イツァー人の家』を意味している可能性があります。一方で『反響の家』とも考えられ、この地の建物のいくつかは、音が反響するためにこう呼ばれていたという可能性、さらに『仮面の家』と呼ばれた可能性もあります。これはこの地の建物の基壇の壁面に漆喰人頭の仮面のような装飾が施されていたことに由来するものです。

∴五層の神殿 EDIVICIO DE LOS CINCO PISOS (プウク式建築様式):
エズナー遺跡の伽藍の中心はグラン・アクロポリス GRAN ACROPOLIS と呼ばれる建築群で、その中心にあるのが五層の神殿です。プウク式建築様式の特徴である円柱の装飾が見られます。五層の神殿の手前は広場になっていて、恐らく天体の観測を行っていたと思われる『太陽の基壇』と呼ばれるプラットフォームがあります。太陽の基壇から、太陽や月や金星といった天体を観測し、農耕に役立てたのかもしれません。五層の神殿の高さは31.5mで、基壇の下から計測すると40mにもなり、エズナー遺跡の主要建造物であったことは間違いありません。底辺は一辺60mです。
この神殿は増改築が繰り返されていますが、各層に、部屋が造られているるという、たいへん珍しい構造を持っています。

∴第501建造物 EDIFICIO #501 (プウク式建築様式) 
ピラミッド型建造物。石垣部分に雨の神チャック神の顔が見られます。よく見ないと見落としそうなチャック神です。

  ・・・ほかには・・・

∴水利システム: 
都市国家エズナーの特徴に、そのすぐれた水利システムと運河網が挙げられます。都市国家エズナーが存在していた地域は、年間降水量が1000ミリ~1300ミリに達し、殆どが6カ月間の雨期に集中して降ります。エズナーは、谷あいにあったため、洪水に悩まされることが多く、水利と排水のためのシステム開発に繋がりました。31kmに及ぶ運河、粘土質の地面を掘削した貯水池、排水溝が築かれました。運河は中央伽藍/大アクロポリスを中心に放射状に築かれ、中央伽藍のプラザは貯水施設へ水を送る排水溝『チュルトゥン』を有しており、降った雨は放射状の運河や、チュルトゥンを通り貯水施設に水が溜まるシステムが機能していました。洪水が起こった時その水を排水溝と運河網を駆使し、灌漑用水や生活用水として利用するというシステムから、エズナーは現在にも通じる国家体制を持っていた強国であったことを物語っています。この水利システムを建造するのに200万立方メートルを超える、大量の土砂を掘削することが必要で、のべ400万人の人間が工事に従事していたと考えられます。水利システムは紀元前150年には既に築かれており、古典期後期には縮小しつつも効率よく使用されていたことがわかっています。灌漑用水によりエズナーの農耕効率が上がり、より強固な国を維持できたとも考えられています。また運河で魚を獲ったり、舟を浮かべ物品の輸送に使っていたなど、食料の確保や、交易ルートとしても利用されていました。

∴中央伽藍: 
エズナーには宗教施設、行政機関、居住地区など、多くの建造が残されています。それらの遺跡・史跡は、206平方キロメートルもの広範囲に分布していました。エズナーで最も重要であった建築群は、階段状の五層からなる基壇を持つ宮殿と神殿を兼ねた建造物で、通称『五層のピラミッド』と呼ばれています。頂上には神殿の本殿が置かれていますが、基壇部分で40mにも達するみごとな建築です。階段のひとつにマヤ文字が刻まれており、恐らくエズナーの歴史を刻んでいると考えられています。

∴プラザ: 
プラザにはステラが建てられており、神々や歴代王像、宗教儀式、行政上の儀式などが刻まれています。

∴球戯場: 
マヤの都市遺跡で、宗教関連施設の近くには、球戯場が残されています。球を蹴り、小さな穴に通すもので、宗教儀礼の一環として行われていたことがわかっています。



★ウシュマル遺跡 UXMAL:
∴尼僧院 CUADRANGULO DE LAS MONJAS:
尼僧院は四つの建造物が、64mx45mのパティオを囲んで配されています。尼僧院と呼ばれてはいますが、尼僧院だという確証はなく、実際には宮殿ではなかったかと言われています。壁面にプウク式彫刻が施されており、雨の神『チャック』をはじめ、羽を持つ蛇神『ククルカン』が確認できます。さらにジャガーやフクロウと言った、神聖視されていた実在の動物の彫刻もあります。

∴総督の館 PALACIO DEL GOBERNADOR:
総督の館は190mx150mの巨大なプラットフォームの上に建っています。幅96mx奥行き12mの巨大な建造物です。総督の館と呼ばれてはいますが、総督の館だという確証はなく、行政または宗教の場であった可能性があります。マヤの遺跡の建物としては非常に珍しい長方形の外観を持っており、プウク式彫刻が施されています。ウシュマル遺跡に残る建造物でも人気の高い建物です。



★ラブナー遺跡 LABNA /宮殿 EL PALACIO、アーチ ARCO 、展望台 EL MIRADOR
ラブナー遺跡は、複雑な構造を持つ建造物群の宝庫と言われています。主要な建造物は宮殿と呼ばれ、増築に増築を重ね、67の部屋を有する不思議な形をしています。宮殿の東側には、プウク式を象徴する緻密な彫刻が数多く残っています。チャック神の顔は随所に配され、ひとつひとつが違った表情を持っています。円柱飾りや建物を繋ぐアーチ等、特徴的な装飾が多いことで有名です。チャック像のいくつかは、巨大な鉤鼻を立体的に表現していて、興味深いです。有名なアーチは宮殿からサクベ(マヤの白い道)を辿って行った先にあります。両側に装飾がありますが、東側は幾何学模様で簡素な装飾が、西側には格子窓、チャック像、マヤの民家の装飾など、美術的にすぐれた彫刻が施されています。ほか、展望台と呼ばれる頂上に建物を載せたピラミッド型建築や、列柱の神殿、サクベ(参道)等、興味深いマヤ建築の遺構が恰も野外博物館のように点在しています。



★カバー遺跡 KABAH /コズ・ポープ神殿 COZ POOP
カバー遺跡はウシュマルの姉妹都市または衛星都市の遺跡だと言われています。地続きの一画に凱旋門(擬似アーチ)を有する遺跡です。カバー遺跡の目玉はコズ・ホープ神殿です。コズ・ホープ神殿の外壁には、雨の神『チャック』の顔の彫刻が300ほど飾られています。小さな遺跡ながら美術的な価値が高く、22km離れたウシュマル遺跡と一緒に、この遺跡を訪れるツアーもあります。



★シュラパック遺跡 XLAPAK /宮殿 EL PALACIO
シュラパック遺跡の建造物群は大きく分けると3つのグループに分けられます。殆どが未発掘あるいは補修中ですが、宮殿は典型的なプウク式建築のひとつと言われています。宮殿の角の屋根の部分には、三連のチャック神の顔が見られ、独特の雰囲気を醸し出しています。この遺跡の建物の彫刻は、小さなパーツを組み合わせて作られており、緻密な幾何学模様や神の像を見ることができます。



★サイール遺跡 SAYIL/宮殿 EL PALACIO、展望台 EL MIRADOR、南宮 PALACIO SUR
サイール遺跡は、宮殿を中心とした建築群、展望台を中心とした建築群、南宮を中心とした建築群と、その周辺に点在する小建築が構成されています。宮殿は三層の立派な建築で、正面に石を載せた円柱が対になっています。円柱は男柱、女柱で、男柱は直立し、女柱はくびれがあります。宮殿の回廊部分には円柱が列柱をなし、破風にあたる部分にはプウク式建築を象徴するチャック神ほかのみごとな装飾がみられます。サイル遺跡のもう一つのみどころは碑 STELAS で、覆屋の下に保存されています。残念ながら風化が激しく、彫刻等も不鮮明です。遺跡の事務所には、遺跡から発見された石造物(恐らく漆喰装飾)があります。
ツアーポイント
1. カンペチェ郊外にあるエズナー遺跡
2. 世界文化遺産ウシュマル遺跡にあるプウク式建築群
3. 複雑な構造のプウク式建築様式の門を持つラブナー遺跡
4. プウク式建築様式コズ・ホーブ神殿を持つカバー遺跡
5. 緻密な幾何学模様や神の顔が残るシュラパック遺跡
6. 三層の立派なプウク式宮殿のあるサイール遺跡

このツアーは割引サービスが適用されます。


企画・同行予定添乗員

立花 誠

世界を歩いた旅の鉄人! 2005年、ツアーデスク“パームツアーセンター”を立ち上げました。行っていない国はイスラエル、モンテネグロ、コソボ、南スーダン、クック諸島(独立前に訪問)のみ。1996年から2003年まで風の旅行社に在籍、休みの期間にはギアナ三国、ブルキナファソなど、いまのツアーの原型となる体験をしてきました。今まで歩いて感銘を受けた国や、驚きとともに印象に残った地域、異文化体験などのプログラムをこれから発信してゆきます。旅のメインはもちろん、国境越えや、村歩き、トランジットの街での途中下車など、旅の鉄人ならではの味付けもお楽しみ頂けます。


この企画は、“旅の鉄人”立花 誠が企画・同行するツアー・プログラムです。
その他ツアーはコチラご覧ください!


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スケジュール
 都市内容 (宿泊地)
1東京(成田)
メキシコシティ
カンペチェ
午後:東京(成田)発。メキシコシティで乗り継ぎカンペチェへ。(日付変更線通過)
到着後、ホテルへ。
  宿泊●ホテル泊 食事● - / 機内 / 夕
2カンペチェ
 エズナー遺跡
メリダ
エズナー遺跡のプウク式建築群と水利システムを観光します。
◎エズナー遺跡: 中央伽藍/水利システム/プラザ/競技場
午後: 専用車でメリダに移動します。

  宿泊●ホテル泊 食事●朝 / 昼 / 夕
3メリダ
 ラブナー遺跡
 カバー遺跡
 シュラパック遺跡
 サイール遺跡
 ウシュマル遺跡
メリダ
終日、メリダ周辺のプウク式建築様式の遺跡群を探訪
 ◎ラブナー遺跡 LABNA: 宮殿 EL PALACIO/アーチ ARCO/展望台 EL MIRADOR
 ◎カバー遺跡 KABAH: コズ・ホープ神殿 COZ POOP
 ◎シュラパック遺跡 XLAPAK: 宮殿 EL PALACIO
 ◎サイール遺跡 SAYIL: 宮殿 EL PALACIO/展望台 EL MIRADOR/南宮 PALACIO SUR
 ◎ウシュマル遺跡 UXMAL: 尼僧院 CUADRANGULO DE LAS MONJAS
 ◎ウシュマル遺跡 UXMAL: 総督の館 PALACIO DEL GOBERNADOR


  宿泊●ホテル泊 食事●朝 / 昼 / 夕
4メリダ出発まで自由行動。
夜:空路、メキシコシティへ。到着後、乗り換え手続。
  宿泊●ホテル泊 食事●朝 /  - /  - 
5メキシコシティ深夜~早朝: 空路、成田空港へ。(国際日付変更線通過)
  宿泊●機内泊 食事● - /  - / 機内
6東京(成田)朝: 成田空港に到着。
  宿泊●泊 食事●機内 /  - /  - 
出発日・旅行代金(1名様あたり)
東京発
▼以下、出発日が過ぎたツアーは、参考料金としてご覧ください。
2017/06/27590,000円
大阪発
▼以下、出発日が過ぎたツアーは、参考料金としてご覧ください。
2017/06/27
名古屋発
▼以下、出発日が過ぎたツアーは、参考料金としてご覧ください。
2017/06/27
ご旅行条件・他
最少催行人員●3名(定員6名)
添乗員●同行します。
利用予定航空会社●アエロメヒコ
利用予定ホテル●【カンペチェ】ホテル・プラサ・カンペチェ、デル・マール、アシエンダ・プエルタ・カンペチェ、アシエンダ・ウアヤモン、カサ・ドン・グスタボ・ホテル・ブティック、チカンナ・エコビレッジ・リゾート、ホリデイイン・カンペチェ、バルアルテス、プラサ・コロニアル、ホテル・アメリカ・カンペチェ、シティ・エクスプレス・カンペチェ、H177ホテル、フランシス・ドゥレケ、ホテル・デル・パセオ、ホテル・Uシェルカー カンペチェのホテル・旅館は、基本的にバスタブなしのシャワーのみとなります 【メリダ】ホリデイイン・メリダ、エル・コンキスタドール、アシエンダ・サンタ・ロサ、アシエンダ・エモソン、アシエンダ・サン・ホセ、フィエスタ・アメリカーナ・メリダ、ハイアット・リージェンシー・メリダ、ロス・アルクシェス、ローザス&チョコレート・ブティック・ホテル&スパ、アシエンダ・サンタ・クルーズ、ホテル・カサ・サン・アンヘル、アシエンダ・ミンセ メリダの一部のホテル・旅館は、基本的にバスタブなしのシャワーのみとなります
お一人部屋追加代金●24円
燃油特別付加運賃(旅行代金に含まれません)●(基準日: 2017年2月現在)
国際線¥7,000(アエロメヒコ)
●注意点
※ パレンケには虫がいます。虫が苦手な方は、携帯用蚊取線香、 
  防虫機具をお持ち下さい。
※ 石鹸やシャンプーなどのアメニティが乏しい地域です。
  自前の石鹸、シャンプー/リンス/コンディショナー/歯磨き
  などをご持参下さい。
※ 道路が水没した場合、遠回りをする可能性があります。

●旅行代金に含まれないもの
各国空港税、日程表に含まれない食事代、その他個人的な出費。

【事前徴収】
・成田空港諸税:2,610円
・メキシコ 出国・空港諸税:約8,490-円
<2017年02月現在>

●旅券(パスポート)の残存期間
帰国時に残存有効期限が6ヶ月以上あることが望ましい。
パスポートの未使用ページが1ページ以上あることが望ましい。

●査証(ビザ)
不要。

●大阪・名古屋発及び、その他の地方都市発の場合
・羽田空港~成田空港間の交通費は含まれておらず、この交通機関はお客様ご自身の手配・ご負担になります。
・羽田~成田空港間のリムジン代は片道3,000円(2013年5月現在)。
・福岡・札幌・沖縄など地方発はお問い合わせ下さい。




 
●燃油特別付加運賃及び空港諸税
【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税について をご覧下さい。
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