2名様から催行出発日限定日本語ガイドは付きません英語ガイドが付きます添乗員が同行します特別講師は同行しません

知られざる中東

レバノン5日間~地中海交易の歴史の舞台とレバノン杉をたずねて~

  • レバノン杉の群生
  • 鳩の岩(ベイルート)
  • 大モスク(ベイルート)
  • レバノンのシシ・カバブはパンに包んで食べます
  • 新鮮な羊肉のユッケ風料理“クッベナイエ“
  • レバノン杉のふるさとカディーシャ渓谷の山村

1975年に勃発した内戦以来、レバノン=中東=危険というイメージが固定してしまったレバノン。最近では2006年にイスラエル軍による空爆で市内の南部が壊滅したかのようなニュースが流れ、レバノン=中東=やっぱり危険というネガティブなイメージがさらに不動のものになってしまったように感じられます。
しかし、2018年03月30日現在、レバノンの首都ベイルート、地中海沿岸部分の大半、レバノン杉の群生地は、情勢が安定し、観光に支障がありません。

1975年までは現在のドバイのような商業・金融・観光の拠点だったレバノン。
内戦や中東紛争で荒廃し、知られざる国になってしまったレバノン。
今回、現在のレバノンで、観光が支障なくできる範囲に限り、ツアーを企画しました。

フェニキア時代から交易の拠点として栄華を極めたビブロス、十字軍とイスラム勢力が争奪戦を繰り広げたシドン、近代は”中東のパリ”と呼ばれたベイルートを有する、歴史の表舞台に燦然と輝いたレバノンという国の自然・歴史・文化に触れてみましょう。

■ベイルート
レバノンの首都。もともと古代フェニキア人が地中海交易の拠点のひとつとして建造した港町で、古くは泉の街という意味の『ベロート Beroth 』という地名で呼ばれていました。中世になると交易の拠点は現在のイスラエルにあるアッコに移りましたが、18世紀になると、ダマスカスの支援により、再び地中海交易の拠点の地位を奪還しました。それ以降、国際都市として発展し、欧米とも緊密な関係を築き、宣教師による布教活動の拠点ともなり、欧米の教育制度が導入され、アメリカの宣教師がシリア・プロテスタント大学を設立、その後身はベイルート・アメリカン大学となります。やがて19世紀になるとレバノン山付近で産出する良質な絹がフランスのマルセイユに運ばれることでベイルートに富をもたらし、フランスの影響力が強まり、ベイルートは『中東のパリ』と呼ばれるようになり、それが第一次世界大戦の〝論功行賞″でフランスがレバノンを手に入れる契機となりました。ベイルートはさらに発展、金融や商業の拠点として華やかな時代を謳歌します。しかし1975年、内戦が勃発するや、ベイルートは戦場と化し、かつての繁栄が嘘のように衰退してしまいました。2006年にはイスラエルによるレバノン侵攻が興り、市外南部は空爆によって壊滅的な打撃を蒙りました。現在、レバノンはベイルート復興の一環として、観光誘致政策をとり、少しずつ観光都市としての地位を取り戻しつつありますが、依然、内戦や空爆といった、ネガティブなイメージが付き纏い、観光客もアラブ首長国等に奪われたままです。

■ビブロス
ビブロスは、首都ベイルートの北方30kmに位置する地中海沿岸の都市です。古代にはフェニキア人がこの地に都市を築き『グブラ』と呼ばれていましたが、やがて『ゲバル』という地名に変わりました。有名な『ビブロス』という地名は、ギリシア人が名付けました。なぜ『ビブロス』と呼ばれたか、それはこの都市がレバノン杉の積出港であったことに由来すると言われています。レバノン杉は、ここの港からエジプトに向け輸出され、その代価としてエジプトからはパピルスなどが輸入され『パピルス』が転じて『ビブロス』になったという説があります。ビブロスからは本を意味する『ビブリオン』という言葉が生まれ、さらに聖書を意味する『バイブル』という言葉が派生したと思われ、聖書発祥地でもあります。ここはまた、フェニキア人発祥地として知られ、アルファベットに影響を与えたフェニキア文字の発祥地でもあります。紀元前3千年紀前半に建立された守護神 『バアラト・ゲバル』を祀る神殿が発見されています。現在、ビブロスの地は、『ジュベイル』と呼ばれ、フェニキア人の都市遺跡はユネスコの世界文化遺産に登録されています。遺跡出土品はベイルートにある国立博物館が保管しています。
史跡としては、オベリスクの神殿、12世紀の十字軍の城塞、フェニキア集落跡、
ローマ時代の街区跡、ローマ劇場、聖ヨハネ洗礼教会などがあります。


■シドン(サイダー)
シドンはベイルートの南方40kmほどの地点に位置するレバノン第3の都市で、フェニキア人が築いた都市国家が起源です。古代フェニキア時代にはトリポリ、ティルスと並ぶ交易拠点として繁栄しました。紀元前6世紀のペルシャ時代にはレバント北部(現在のシリア、レバノン)とキプロス島を版図とする、第五州の州都として栄え、交易上、戦略上の拠点としてローマ、十字軍、トルコ等により争奪戦が行われました。現在ではレバノン中南部の観光の拠点となっています。

・・海の要塞 Sidon Sea Castle:
サイダー港の入口、灯台と向かい合うようにして建つ要塞で、海に浮かぶような姿をしています。1110年(天仁3~天永元年。鳥羽天皇の御代。白河上皇の治世/関白・藤原忠実)にボードワン1世がシドンを陥落させます。1187年(文治3年。後鳥羽天皇の御代。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の治世)には英雄・サラディーン(サラーフッディーン)がベイルートやアッコとともに奪還します。1228年(嘉禄3~安貞元年。後堀河天皇の御代。鎌倉幕府第四代将軍・藤原頼経/第三代執権・北条泰時の治世)に、十字軍はシドンを再奪還しましたが、既に十字軍に再奪還されることを見越したサラディーンが、地上を拠点にできぬように要塞や防禦点をことごとく破壊していたので、仕方なく海上に放置されたままのフェニキア時代のメルカルト神殿の廃墟を利用せざるを得ませんでした。

・・陸の要塞 Sidon Land Castle (Castle Saint-Louis) :
サイダーのもうひとつの港である、南港にあたるエジプト港の内陸にある要塞跡。この要塞は、もともとファーティマ朝によって10世紀に築城されました。現在
みられる城跡は1254年(建長6年。後深草天皇の御代。鎌倉幕府第六代将軍・宗尊親王/第五代執権・北条時頼の治世)フランスの十字軍が拠点として築城し、17世紀まで使用されていました。堅固な石垣に緻密な石組の技術が見られます。

・・大モスク GREAT MOSQUE:
16世紀に、十字軍の時代に建てられた建物の土台等を利用して建立されました。サイダーの旧市街、地中海の海岸にある、岬のつけねに近い場所に建っています。

・・マグドゥーシュ MAGHDOUCHE :
サイダーの南郊に位置する村。小さな村ながら見どころがあります。ツアーでは
シドンの展望台、赤銅色に輝く聖母像、洞窟の教会などを訪れて、見学します。


■レバノン杉 Cedars of Lebanon:
レバノンの国旗にもデザインされているレバノン杉。レバント(現在のレバノン/シリア/ヨルダン)で唯一、雪山が存在するレバノンの、いわば象徴です。地中海に面した温暖なベイルートから内陸に入ると、すぐに山道にさしかかります。その山道を登ってゆくと、オリーブやリンゴの農園が見られる高原地帯に入り、やがて標高1450m地点の街ブシャーレが現れます。ここはこの地で生まれてアメリカで客死した画家ジュブランの記念館とジュブランゆかりの洞窟礼拝堂があります。さらに山道を登り、標高2000mを超えるとそこはレバノン杉が自生する別世界。季節によっては雪に覆われ、霜がおりるレバノン杉の群生をハイキングします。アラブ人の国で唯一砂漠のない国レバノンはまた、アラブ人の国で唯一万年雪を持つ国でもあります。アラブ世界でめったにできない森林浴をお楽しみください。
※季節によりハイキングルートは凍結します。季節に合わせたハイキングシューズでご参加ください。


■レバノン料理
日本でアラビア料理というと、最近ではモロッコ料理やチュニジア料理のイメージが定着しつつありますが、ここ、レバノンの料理は周辺の地域の食文化にも多大なる影響を与えた、いわばアラビア料理の源流のひとつに位置づけることができます。
ツアーポイント
1. かつて『中東のパリ』と呼ばれた首都ベイルートのミニ観光
2. 地中海交易の舞台となった世界文化遺産ビブロス遺跡を観光
3. 十字軍とイスラム勢力が争奪戦を繰り広げたシドンを観光
4. 国旗にもデザインされているレバノン杉の群生をハイキング
5. アラブ料理の至宝といわれるレバノン料理に舌鼓
6. ベイルートの象徴『鳩の岩』を見下ろす展望所も訪れます



企画&添乗スタッフ

立花 誠

世界を歩いた旅の鉄人! 2005年、ツアーデスク“パームツアーセンター”を立ち上げました。行っていない国はイスラエル、モンテネグロ、コソボ、南スーダン、クック諸島(独立前に訪問)のみ。1996年から2003年まで風の旅行社に在籍、休みの期間にはギアナ三国、ブルキナファソなど、いまのツアーの原型となる体験をしてきました。今まで歩いて感銘を受けた国や、驚きとともに印象に残った地域、異文化体験などのプログラムをこれから発信してゆきます。旅のメインはもちろん、国境越えや、村歩き、トランジットの街での途中下車など、旅の鉄人ならではの味付けもお楽しみ頂けます。



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スケジュール
 都市内容 (宿泊地)
1東京(羽田)
ドーハ
ベイルート

深夜: 東京(羽田)を出発。空路、経由地ドーハへ。
朝~午前: 飛行機を乗り換え、レバノンの首都ベイルートへ。
午後: 混載観光バスまたは契約タクシーでベイルート市内ミニ観光。国会議事堂(外観)/大モスク(外観)/旧市街/ローマ時代の列柱/ローマ時代の浴場/『鳩の岩』展望所
夜: 典型的なレバノン料理をご賞味ください(野菜中心)
  宿泊●ホテル泊 食事●機内 / 機内 / 夕
2ベイルート
ビブロス
ベイルート
午前: 専用車でビブロス遺跡へ。
半日かけて、世界文化遺産ビブロス遺跡を観光します。オベリスクの神殿/12世紀の十字軍の城塞/フェニキア集落遺跡/ローマ時代の街区遺跡/ローマ時代の劇場/聖ヨハネ洗礼教会などを訪れます。
午後~夕刻: ベイルートに戻ります。
  宿泊●ホテル泊 食事●朝 / 昼 / 夕
3ベイルート
シドン(サイダー)
ベイルート
午前: 専用車でシドン(サイダー)へ。
半日かけて、地中海交易の拠点として、十字軍とイスラム勢力との争奪戦が繰り広げられたシドンを観光します。海の要塞/陸の要塞/大モスク、そして南郊のマグドゥーシュの聖母像などを訪れます。
午後~夕刻: ベイルートに戻ります。
  宿泊●ホテル泊 食事●朝 / 昼 / 夕
4ベイルート
カディーシャ渓谷
ベイルート
午前: 専用車でレバノン杉の群生するカディーシャ渓谷へ。
道中、ブシャーレ地区にある画家ジュブランゆかりの洞窟礼拝堂や記念館を訪れます。カディーシャ渓谷では、レバノン杉の群生を見ながら1時間ほど、ハイキングをします。アラブ世界では珍しい森林浴を体験できます。
夜: 空港にご案内致します。
  宿泊●機内泊 食事●朝 / 昼 / 夕
5ベイルート
ドーハ
東京(羽田)
深夜: ベイルートを出発。空路、経由地ドーハへ。
朝~午前: 飛行機を乗り換え、羽田空港へ。
夜: 羽田空港に到着。
  宿泊●泊 食事●機内 / 機内 / 機内
出発日・旅行代金(1名様あたり)
東京発
▼以下、出発日が過ぎたツアーは、参考料金としてご覧ください。
2018/04/30720,000円
2018/05/16540,000円
2018/06/04570,000円
大阪発
▼以下、出発日が過ぎたツアーは、参考料金としてご覧ください。
2018/04/30
2018/05/16
2018/06/04
名古屋発
▼以下、出発日が過ぎたツアーは、参考料金としてご覧ください。
2018/04/30
2018/05/16
2018/06/04
ご旅行条件・他
最少催行人員●2名(先着順)(定員6名)
添乗員●同行します。
利用予定航空会社●カタール航空
利用予定ホテル●【ベイルート】グランド・ホテル・ベイルート、ボー・リバージュ、ナポレオン・ホテル、ベル・リバ・スイート、シティ・スイート・ホテル、プラザ・ホテル、メイフラワー・ホテル、キュー・ホテル、コーラル・ベイルート・アル・ハムラ、ル・コモドール、ゴールデン・チューリップ・ミッドタウン、ゴールデン・チューリップ・セレナーダ・ホテル・ハムラ
お一人部屋追加代金●36,000円
燃油特別付加運賃(旅行代金に含まれません)●(基準日2018年03月30日)
国際線¥0(カタール航空)

●注意点
※ モスクを拝観する場合は、長袖・長ズボン着用のこと。
※ 政府の建物、橋梁、鉄道、船舶、港湾、軍人や軍の施設、警察官、空港などは撮影厳禁。撮影するとカメラやメモリーカードを没収されます。
※ イスラム教の国です。豚肉・豚肉加工品の持込は禁止です。
※ 治安は比較的良好ですが、集会などには近づかないで下さい。
※ イスラエルの査証または入出国スタンプ、またはイスラエルと国境を接する国の、イスラエルと国境を接する入出国管理所のスタンプがある旅券(パスポート)をお持ちの方は、それらが押印された旅券(パスポート)では査証申請/入国ができません。

●旅行代金に含まれないもの
各国空港税、査証代、日程表に含まれない食事代、その他個人的な出費。
【事前徴収】
・成田空港諸税2,610円
・レバノン到着旅客税:¥50 (USD0.40)
・レバノン出発旅客税:¥50 (USD0.40)
・レバノン搭乗旅客税:¥3,650 (USD34.00)
<2018年3月現在>


●旅券(パスポート)の残存期間
帰国時に6ヶ月以上の残存有効期間があり、未使用の査証欄が連続見開き2ページ(左ページから連続4ページ)以上ある旅券が必要


●査証(VISA)
【レバノン】
必要ですが、到着時に無料で発給されます。パスポートには入国スタンプのみが押されます。

●名古屋発及び、その他の地方都市発の場合
・地方空港~成田空港間の交通費は含まれておらず、この交通機関はお客様ご自身の手配・ご負担になります。
・羽田~成田空港間のリムジン代は片道3,000円(2014年1月現在)。
・福岡・札幌・沖縄など地方発はお問い合わせ下さい。
 
●燃油特別付加運賃及び空港諸税
【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税について をご覧下さい。
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