つむじかぜ 589号  チベットを巡礼者の目線で旅しよう! 号

つむじかぜ589号



チベットを巡礼者の目線で旅しよう! 号


特集1映画とのタイアップツアー絶賛募集中!




7/23の封切から全国で順次公開されている映画『ラサへの歩き方-祈りの2400km-』とのタイアップ企画! この冬、巡礼者の集まる「冬のチベット」で、五体投地で祈りをささげながらラサを歩いてみませんか?


タイアップツアーはこちら!



映画公式ホームページはこちら

絶賛公開中!『ラサへの歩き方-祈りの2400km-』

名古屋・大阪は8月13日から公開!
全国各地の劇場情報ページへ!



特選!風カルチャークラブ情報


近日開催でまだまだ受付中の講座およびツアーです。間際のものもありますが、まだ受付け可能です。秋以降の講座も続々登場!詳しくは、講座一覧をご覧ください。


7/30(土)発
夏の高尾山で昆虫観察 
~昼はアオタマムシに期待 夜はどんな虫との出会いが?~


7/30(土)発
関八州・日帰りの山
甲州 富士山小御岳(2304m)から吉田口馬返


8/27(土)発
夏の夜、里山で鳴く虫探し


そろそろ締めきります、急いで!

8/18(木)発
カナダで乗馬
ゲストランチに滞在、愛馬と過ごすカントリーライフ




今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載


【なにわ日記】
モンゴルから馬は持ち帰ってこれるのか?
モンゴルマラソン大会の優勝商品の行方は!?
【モンゴル支店便り】
アチカからサインバイノー! コントーション大会が開かれます
モンゴルの軟体ショーって見てると体が固まっちゃいませんか?
【山人ブログ】
添乗報告記●富士山プリンスルートを登ってきました
ご来光!美しい!
【お知らせ】
モロッコツアー 2016年10月~2017年3月までの料金発表!
秋・春はモロッコのベストシーズン…!


お待ちかね!風のイベント情報


東京・風のイベント


風の感謝祭 ~ありがとう25周年~

風の旅行社 設立25周年記念を記念したBBQ大会。海外からのゲストも参加予定! イベントに合わせた講座やツアーも企画中!

  • 日 時:10/16(日)13:00~
  • 会 場:水元公園(東京・金町)
  • 参加費:大人:3,500円


外部イベント


夏のみんぱくフォーラム2016・コンサート
「音楽でつなぐ中央・北アジア 〜カザフ草原の調べ〜」

  • 日 時:7月31日(日)13:00~14:00
  • 場 所:国立民族学博物館 エントランスホール(本館1F)
  • 演奏者:イナーラ・セリクパエヴァ、高橋直己
  • ※参加無料・申込不要





風の向くまま・気の向くまま ―第四百十三話―

 

代表取締役 原 優二


●鉄道の普及


日本くらい隅々まで鉄道が敷かれた国はないに違いない。東京は、車などなくても全く困らないし、全国津々浦々、鉄道で主要都市までは殆ど行ける。東京の地下鉄や私鉄たるや、もはや東京の住人ですら、どこをどう走っているか全容は把握できないほど、大変な数の路線が複雑に走っている。

しかし、その鉄道王国日本においても、最近は新しく敷設する路線は稀で、ほんのわずかの新幹線とリニアモーターカー、都市部の地下鉄ぐらいしかない。昨年、インドネシアの高速鉄道事業の入札で日本は中国に負けたが、その勝敗はさておき、現在、鉄道敷設で一番技術者を抱えているのは中国だろうと言われている。日本の技術が劣っているということではないが、どんな技術も日々必要とされていてこそ維持・発展が可能だということだ。

日本で最初に敷かれた鉄道は、周知のとおり新橋 – 横浜間で明治5年のことである。西洋文明など全く縁のなかった江戸時代から、一足飛びで西洋文明化した明治にあっても、この鉄道敷設はとびぬけて早いという印象がある。西洋列強に追いつかねばという当時の人々の焦りの結果だろうか。

しかし、その後、どのようなペースで全国に広がっていったのかを知る人は少ない。なぜなら、こういうことは、ほとんど学校では教えないからだ。

明治5年に大変な意気込みで始まったのだから、きっとあっという間に全国に広がったに違いないと思ったのだが、意外や意外、その後は、10年間で総距離は300キロ程度までしか伸びず、東京や大阪のほんの一部に過ぎなかった。

土地の収用の問題や、当時の運送業、宿場を担う人々から反対があったり、攘夷思想もまだ残っていたからである。それでも、西南戦争後、軍事的輸送手段としての重要性も認識され、次第に広まり、明治35年には、総距離2000キロにも及び青森から下関までが繋がっている。ただ、まだ、日本海側はほとんど敷設されていなかった。

昭和の初めには、ほぼ主要路線は、日本海側も含めて敷設され、鉄道で網走から鹿児島まで、太平洋側、日本海側ともに繋がることとなった。日本で、現在に近い形で国内旅行が普及し始めたのは、昭和初期だといわれているが、まさに、日本人の移動は、鉄道がその主役になったことは間違いがなかろう。

驚きである。日本人は、明治の後半には鉄道で日本を縦断できるようになり、昭和の初めには主要幹線が繋がり、鉄道での全国旅行を可能にしてしまったのである。

このようなことが分かってくると、明治、大正、昭和の人々の生活ぶりが想像できるようになってきて嬉しくなる。まるで白地図にあれこれ書き込んでいいくような感覚である。他にも、一杯こういうことがあるに違いない。バス、タクシー、旅館etc。個人にあっては、衣服、食事、台所、家、、、興味は尽きない。


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お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜


▼7月29日(金) 15時10分~16時00分 NHK総合1・東京 【ベトナム】
世界で一番美しい瞬間(とき)
6月、夜空が白み始める頃、湖にピンクの蓮の花が咲き、幻想的な風景が現れる。甘くすっきりとした香り。幻の蓮茶、蓮の実のスイーツに高級料理。蓮に魅せられる旅へ。


▼8月1日(月)22時00分~22時54分 テレビ東京1 【モンゴル】
未来世紀ジパング【資源バブル崩壊のモンゴルを救え】
4年前、番組では資源バブルに沸くモンゴルを取材。しかし今は、資源バブル崩壊と中国経済減速のあおりを受け大失速。そこで日本主導のプロジェクトが立ち上がった…。さらにモンゴルが親日になったルーツとも言える秘話も明らかに。日本にとって「なぜモンゴルが重要なのか」その理由を解説する。




編集後記


週末、登山ツアーのアテンドで富士登山に行ってきました。(報告記はこちら)

今回歩いたプリンスルートは人が少なくてとても良かったです!そしてとにかくお世話になった山小屋の方がとても親切にしてくださり、良い山旅となりました。

自分へのお土産は小屋(砂走館)のスタッフ・ハナちゃん発案のネパール×日本のチャリティてぬぐい。なんと富士山とエヴェレストのコラボレーション!デザインは「鈴木みきさん」作で、とってもかわいいです。小屋で購入可能ですので、これから行かれる方はぜひチェックしてみてください!

富士登山ツアー

ちなみに今年2016年は申年。富士(山)信仰の神社、浅間神社の神使いは「猿」だそうで、今年登ると特におめでたい(功徳が高い)そうです。「特別御朱印」とか「申年限定」とか、そうゆう言葉がつくと、やっぱり押印してもらいたくなっちゃいますね~。

(ひらやま)

富士登山ツアー





※次号590号は2016年8月4日頃の配信予定です。
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