つむじかぜ 614号 この春、新しいことを始めよう! テーマ豊富な国内ツアーをご紹介 号

つむじかぜ614号



この春、新しいことを始めよう!
テーマ豊富な国内ツアーをご紹介 号



特集1必要なのは好奇心! 春にオススメ国内企画


バードウォッチング、登山、文化・伝統、地学・・・などなど、風の旅行社では様々なテーマを持った国内ツアー/講座を展開しています。この春、日本中に潜むオモシロイものを探しに行きましょう!


3/11(土)発 -鷹匠文化に触れる-
ハクチョウが北上する頃、平地ではチョウゲンボウやノスリ、山地ではクマタカが繁殖時期を迎えます。山形盆地の猛禽類を中心に鳥の出現状況に合わせ、臨機応変な場所で観察します。更に、日本でただ一人イヌワシとクマタカを使う鷹匠に実演をしてもらいます。



3/11(土)発 -日本の“砂漠”を見に行く-
国土地理院の地形図において日本で唯一“砂漠”と表記されている、伊豆大島の裏砂漠。テキサスコースと呼ばれるワイルドなコースを辿り、三原山の山頂を目指しましょう。往路は大型客船、復路は高速ジェット船を利用します。見ごろを迎えた大島椿も楽しみです。



3/17(金)発 -奄美の文化を体感する-
“笠利観光まちづくり実行委員会および奄美市笠利総合支所産業振興課”から委託を受けたモニターツアー。奄美大島の伝統や文化に触れながら、稼働中の製糖工場や黒糖焼酎の酒蔵を見学します。夜は、集落の古民家で、地魚の料理と八月踊りを体験します。



3/18(土)発 -地球資源の利用、再生を学ぶ-
ジオ(地域や大地を地学や地理で考える分野)とエネルギーの二つの視点から見て・感じて・知る“巡検”です。モノを生み出す資源にもなれば、生み出したモノを破壊しうることにもなる地球のエネルギー。その光と影を地学を柱にしながら見ていきます。



4/29(土) -帰ってきた夏鳥に出会う-

【バードウォッチング】

来たばかりの夏鳥を探す 初春の山中湖

10名催行添乗員

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2020/04/29(水・祝) ¥13,000 JR八王子駅 終了

詳細を見る

フジザクラが咲く山中湖周辺。夏鳥の先陣が到着したばかりの森では、美しい鳥たちが活発に囀っています。葉が生えきる前の見通しが効く森を散策しつつ、クロツグミやコサメビタキ、キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ達との出会いに期待します。同日発宿泊ツアーも募集中。



5/18(木) ―山岳事故を再考する―

木元康晴(登山ガイド)×小林千穂(山岳ライター) 対談イベント
―実体験から遭難防止を考える―

縁遠いようで、実は間近なところにある山での遭難。登山ガイドや山岳ライターとして活躍するお二人をお招きし、豊富な実体験に基づいた事例から、登山の安全管理や遭難防止のテクニック、危機的状況とそれを避ける方法論、イザという時の心構えなどを考察します。




特集2添乗報告記●象乗りミニキャラバンとメコン河クルーズ7日間



ラオスの大人気ツアー象乗りキャラバン。以前同行したツアーとはエリアも変わり、内容もリニューアルされたということで、お客さま共々ドキドキワクワク。はたして「ミニ」キャラバンとなってなお光るその魅力とは…!? 写真満載のレポートで感じてください!


添乗報告記はこちら!


象乗りミニキャラバン GWにも設定あります!

特選!風カルチャークラブ情報


気がつけば2月、あっという間に3月に、となる前に2月中の講座、旅をチェック!


【講座】



2/18(土)


2/25(土)

穂苅勲夫さんと歩く

関八州・日帰りの山

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2020/01/25(土) ¥4,400 終了 武州 阿須山(189m)桜山展望台(190m)
2020/02/22(土) ¥4,400 終了 武州 あさひ山(213m)とゆうひ山
2020/03/14(土) ¥4,400 終了 豆州 徳倉山(256m)と香貫山(193m)
2020/04/18(土) ¥4,400 終了 相州 仙元山(101m)と森戸海岸
2020/05/16(土) ¥4,400 終了 上総 鹿野山・白鳥峰(379m)熊野峰(370m)
2020/06/20(土) ¥4,400 終了 相州 城山・白鳥峰(225m)と浅間山(248m)
2020/07/25(土) ¥4,400 要問合せ 甲州 紅葉台(1165m)と富岳風穴・鳴沢氷穴
2020/08/22(土) ¥4,400 要問合せ 武州 小下沢上部沢歩き

詳細を見る


3/5(日)

※大好評につき追加開催!



 風カルチャークラブ 講座・ツアー一覧


今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載


【ヒマラヤの宝探し】
第214回 チュ・ツァボ ~白湯の薬~ 
胃腸に自身がない方、必読。

【海外支店だより モンゴル】
トゥルーからサインバイノー! 干し肉「ボルツ」
どんな肉でも干し肉になると思ったら大間違い!

【なにわ日記】
行ってきましたローズモスク
ふしぎな雰囲気のモスクですね。

【風の鳥日和】
【開講記】日本一のカモメの飛来地! 銚子
大群…まるでヒッチコック





お待ちかね!風のイベント情報

風のイベント


【説明会】カイラス巡礼トレッキング
チベット最高の聖地カイラス山(カン・リンポチェ)を2泊3日でトレッキングするツアーについて、その見所、トレッキングのルートの様子、宿泊施設、食事、道路事情、高山病対策など、1時間強たっぷりとお話します。


  • 日 時:2/18(土) 10:30~12:00
  • 会 場:ハービスプラザ3階の旅のセミナールーム(大阪・北区)
  • 内 容:チベットの聖地・カイラス巡礼トレッキングについて詳しく説明します。質疑応答あり。

  • 岡本翔子さんとモロッコ夜会 ~占星術の話しからハーブまで~
    洋占星術からハーブの話しまでも盛り込んで、モロッコの魅力を岡本さんならではの切り口でお話ししていただきます。アラビア語やモロッコ料理についても聞いてみましょう。お茶とお菓子を用意してお待ちしております。


    • 日 時:2/22(水) 19:00~20:30
    • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
    • 内 容:岡本翔子さんが語るモロッコの魅力。同行ツアーの紹介あり。

    • チベット料理を楽しむ風の新年会(ロサール)!
      チベットでは旧暦の1月15日までがお正月期間とされ、この期間中はひたすら飲んだり食べたり騒いだりして過ごします。ということで、このロサールにあわせて、日頃お世話になっているお客様と一緒に、チベット暦の新年を祝い、チベット料理を食べながら、旅の話をして楽しもうという企画です。


      • 日 時:2/24(金) 19:00~
      • 会 場:チベットレストラン&カフェ タシデレ(東京・曙橋)
      • 参加費:4,000円(飲み放題つき)

      • 草原乗馬を詳しく解説! 夏のモンゴルツアー説明会
        思い描く青い大草原のシーズンは? どんな服装がいいの? 乗馬なんてしたことがないけど出来るの? などなど、皆さんの知りたい情報を写真とともにお話します。少人数の説明会ならではの質問コーナーで旅の悩みもスッキリ!


        • 日 時:3/18(土)、4/22(土)、5/13(土)、6/17(土)  11:00~12:00
        • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
        • 内 容:夏のモンゴル旅行の実際と弊社ツアーの特徴をご案内します。


        ツアー同行講師・西村幹也が語る
        -タイガとバヤンウルギー ツアーの準備と実際-

        20年以上に亘ってモンゴル各地を旅した西村氏が、現地での旅の実際や注意点、必要な装備などを具体的にお話しいたします。現地で撮影した珍しい写真もお楽しみいただけます。


        • 日 時:3/20(月・祝) 13:30~16:00、7/8(土) 10:00~12:30
        • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
        • 内 容:西村氏が同行する、2017年9月のツアー2本をご紹介する説明会。



外部イベント


チベット牧畜民の仕事展
国際シンポジウム「チベット牧畜民の「いま」を記録する」

「チベット牧畜プロジェクト」の成果を一般公開するイベント。チベット(青海省)からも豪華ゲストが来日。2日目午前中にはドキュメンタリー映像『チベット牧畜民の一日』(カシャムジャ監督撮影) を上映する。2日目の総合討論では、風の旅行社の元チベット駐在員である村上大輔氏(駿河台大学)が登壇。


  • 日 時:2/18(土)、2/19(日)
  • 会 場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階304号室(東京・府中市)
  • 入館料:無料

  • モンゴル「サント・ミルクの泉」工房の
    草原の恵みがたっぷり詰まった手作りチーズを食べる会

    ウランバートル北西300kmほどの「サント村」で作られているナチュラルチーズ『サント草原の恵み』。日本では珍しいモンゴル産チーズを味わいながら、現在帰国中の生産者・重田アリカさんに話を伺う。


    • 日 時:2/23(木) 19:00~20:30
    • 会 場:Li-Po(東京・渋谷)
    • 参加費:2,800円(チーズ、ワンドリンク付き)

    • TRAVELLERS BAR vol.6 by AKIKO NAKATSUBO

      「Travellers Bar」はユニークな旅人をマスターに迎えて、不定期で開催されるBarをイメージした交流会。今回は風の旅行社大阪支店長の中坪聴子がマスターを務め、モロッコツアーができるまでの舞台裏をご紹介します。


      • 日 時:2/24(金) 18:00~22:00
      • 会 場:SAA(大阪・肥後橋)
      • 参加費:無料(ドリンク代別)

      • 【NPO法人しゃがぁ主催】遊牧の民の調べコンサート

        モンゴルより2名の演奏家を招聘して行うモンゴル・カザフ遊牧民による民族音楽コンサート。モンゴルの伝統楽器・馬頭琴と、カザフの伝統楽器・ドンブラが草原の音色をお届けします。


        • 日 時:2/26(日) 14:00~
        • 会 場:驢馬駱駝[ろまらくだ](東京・東中野)
        • 参加費:3,000円(事前予約2,500円)






風の向くまま・気の向くまま ―第四百三十八話―

 

代表取締役 原 優二


●古代の院政


院政について少し振り返ってみたくなって、井上靖著『後白河院』を読み始めた。手紙文で大変読みやすいが、あれこれ時代の背景を調べる時間の方が長くて進まない。しかし、なかなか面白い。院政は、白河天皇が、応徳3年(1086年)堀河天皇に譲位ののち院庁を開いて引続き政権を担当したことに始まる。(ブリタニカ国際大百科事典)

院政のきっかけは摂関政治が弱まったことにある。藤原家が外戚から外れたことを好機に、帝のままでは、あれこれ制約を受けるので退位して上皇になれば自由にものが言える、ひいては事実上の権力を握って権勢を揮うことができるというわけだ。

そもそも藤原家の権力は、大化の改新で蘇我氏を滅ぼし権力を握った中臣鎌足(後の藤原鎌足)に端を発っし、10世紀末、「この世をばわが世とぞ思ふ望月のかけたることもなしと思へば」と詠ったとされる藤原道長で頂点を迎える。

白河法皇と言えば、2012年放映押された大河ドラマ『平清盛』では、伊東四朗がこの上なく憎々しく演じて話題となった。平家物語には“清盛の生母は祇園女御”と書かれているが、“清盛は白川院のご落胤!”という設定を、大河では強烈な場面として描き、白河院の権力の権化としてのおどろおどろしさを際立たせた。

12世紀になって、崇徳上皇と後白河院の争いが保元の乱へと結びつき、平治の乱で平清盛の時代へと移っていく。皇室と公卿の世界での血族入り乱れた権力闘争は、武士の台頭で、武力で決着する世界へと変わっていった。ここら辺の様子が、井上靖著『後白河院』には詳しく述べられている。

なんのことはない。個々の人間の感情のもつれではないか、ということになるのだが、そこに権力が加味されることで、時の政権を大きく揺るがす大事件にまでなってしまうようだ。私などからすれば別世界の話だが、翻って今上天皇の生前退位について考えてみた。

皇室典範を改正して、制度としての生前退位を確立しようという主張もあれば、例外規定で今回のみにしようという主張もある。しかし、どうもしっくりこない。そもそも何故、明治政府は、皇室典範に天皇の生前退位を盛り込まなかったのか。

私には、ここら辺を詳しく論ずる材料がないから疑問提示くらいしかできない。現憲法で天皇は“象徴”である。自民党の憲法改正草案でも天皇は“象徴”であることに変わりないが“元首”とも書かれている。“象徴”であり“元首”であるという理論構築がどうやったら可能になるのか分からないが、古代の院政を振り返ることは無駄ではないように思う。


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お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜


▼2月17日(金) 8時15分~9時55分  NHK総合1・東京
あさイチ「プレミアムトーク 吉田都」
あさイチグリーンスタイルコーナーにて「酉(とり)年に始めるバードウォッチング」を紹介する。


▼2月18日(土) 4時07分~4時15分 NHK総合1・東京
世界の市場「ネパール・カトマンズ」
ネパール・カトマンズの市場を映像で紹介。アクセサリー、生鮮食品、食堂などの様子。


▼2月19日(日) 27時20分~27時50分 NHKBS1
Side by Side選「コーヒー復活で女性が輝く」
紅茶の産地として名高いスリランカ。古都・キャンディでコーヒーショップを営みながら幻のコーヒー復活を通して女性の地位向上を目指す吉盛真一郎さんらの奮闘を追う。




編集後記


バードウォッチングツアーにだんだんと興味が増してきているこのごろですが、家庭内は正反対のベクトルに傾いております。我が家の家庭菜園が鳥たち(特にヒヨドリ)によって今年は壊滅的な状況に・・・!

はじめは「ヒヨドリが近づかないようにするにはどうしたらいいかな?」という雰囲気の中、きらきら光るものをぶら下げたり、音のなるものを吊るしたり…。ところがおりこうな鳥たち。あっという間に害がないことを知り食べる食べる。

最近では「ヒヨドリをやっつけろ!」とおそろしく攻撃的な展開に…。どなたか、良い方法を知ってたら教えてくださいな。

(やまだ)




※次号615号は2月23日頃の配信予定です
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■つむじかぜ614号(風の旅行社ウェブマガジン)
発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社 
送信日:2017年2月16日
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