チベットからロサールタシデレ!

皆さま、ロサールタシデレ!
(チベット語で新年明けましておめでとうございます)
年末年始のチベットツアーの添乗から帰国した中村です。

今年のラサは例年になく暖かく、最高気温が20度近くになりました。
とは言え、夜は気温はマイナスになるので、その気温差は20度以上!
乾燥も激しく、鼻の穴も、唇もカピカピになってしまいました。

そんな中でも、相変わらず地方からやって来る巡礼者の数は凄まじく、
ポタラ宮やジョカン寺はまるで真夏のように混み合っていました。
今回は、高山病で苦しむ方もほとんどなく、皆さん冬のチベットを堪能されたようです。

さて、チベットではお正月は旧暦(陰暦)でお祝いするので、西暦のお正月は単なる休日なのですが、
今回のツアーでは、特別にチベットのお正月行事を再現して、
ツァンパ(麦焦がしの粉をバターで練ったもの)を自分の体の悪いところに擦り付けて穢れを移し、
そのツァンパごと焼き払う厄払いの儀式や、翌年の吉凶を水団の中の”おみくじ”で占う「グトゥ」で
お正月気分を味わいました。

元日は快晴で、朝日が徐々にあたり光り輝くポタラ宮、遠くの山から上がるご来光をホテルの屋上から楽しみました。
そして夜はライトアップされたポタラ宮!

皆さん、チベットから去りがたくなるくらい楽しまれたようでした。

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