【開講記】巣立ち続々!ブッポウソウの幼鳥を探せ!

ツアー名:7/8(土)ブッポウソウに会いに行く 長野・天龍村[もうすぐ巣立ち]


日帰りにしては長距離過ぎる長野県天龍村へのツアーも恒例になってきました。

しかし今年は天龍村へ向かういつもの道路が工事中のため迂回が必要です。急げないけど急げー! 結局、例年より30分送れて到着。急ぎ気味で観察準備です。


天龍村役場
天龍村役場


今年の村役場の巣箱では、雛の成長・巣立ちが早く、残っているのは1羽の雛のみです。でも安心、最近巣立った幼鳥はまだ自分で餌を取れないので、親からの給餌待ちです。少し探すと、近くの樹に幼鳥が止まっています。




親は巣箱の近くで残り1羽の巣立ちを促しているようです。巣箱の穴から雛の頭がチラリと見え隠れします。さすがに今日の巣立ちはないか。予想では3日後とのこと。

*結局、5日後の7/13(木)に巣立ったそうです。







巣立った幼鳥も親元に飛んできて、餌をねだっているようです。「巣箱にいたときはもっとくれたじゃないか!」と言わんばかりです。

周辺にはツバメの巣がたくさんあるので、ツバメの親も元気に飛び回っています。餌を待つ雛たちは、暑さでやや元気がないですかねー。


ツバメの巣
ツバメの巣

一通り撮影を満喫した後は、少し場所を移して橋に掛けてある巣箱も観察します。ここはうまくいけば空ぬけでいい写真が撮れるスポットでもあります。

親が交互に餌を運んできます。このペースなら成長が早そう。ブッポウソウが川の水面にタッチ&ゴーで水を飲む姿も確認できました。やはりかなり暑かったからか。


ブッポウソウの親
ブッポウソウの親

帰りも道のりは長いということでそろそろ撤収です。今年は天気もまずまずで、みなさんなかなかいい写真が撮れたのではないでしょうか? 今回はKOWA社よりご提供いただいた新型のスコープ「TSN-502」を試用しましたが、非常に軽くて持ち運びが楽なのが嬉しいですね。


手のひらサイズの400g!
手のひらサイズの400g!

ブッポウソウの親達は幼鳥より早めに渡っていくそうです。その後、今年生まれた若手も渡っていくそうですが、無事に到着してほしいですね。来年も戻ってきてくれますように!


【今回確認できた鳥達】


カルガモ・カワウ・トビ・カワセミ・ブッポウソウ・コゲラ・ハシブトガラス・シジュウカラ・ツバメ・イワツバメ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・ムクドリ・スズメ・ハクセキレイ


 

風の鳥日和

 

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