ハラホリン村の職人さんのもとへ

現地ウランバートル支店より、出張中のモンゴル担当竹嶋がお送りします。

ウランバートル市内は、昨日から快晴で半袖で過ごしています。
さて、昨日まで草原に出ていたのでそのお話を少しだけお話します。

首都ウランバートルからモンゴルの古都カラコルム遺跡があるハラホリン村までは、西へランドクルーザーなら約5時間、370kmの道のりです。以前この場所を訪れたことがある方は「あれっ?そんなに近かったっけ?」と思われる事でしょう。ウランバートルから西方面へ向かう幹線道路は国道301号線ですが、130km地点のルン村手前の約20kmの工事区間をを除けば舗装道路の整備が完了しています。(2010年5月現在)世界遺産であるカラコルム遺跡へ続くこの幹線道路を国として重要視している結果であると言えます。

左が職人のミーガさん。右は西部劇に出てきそうな仲間の職人さん
工房内は雑然としていて何だか男心をくすぐります


今回ハラホリン村を訪れた目的はある人(職人さん)に会うこと。直営キャンプ「ほしのいえ」と「そらのいえ」で置いているゲルのベッドや机などの木製品家具や、乗馬用の鞍の修理や製作をお願いしているミーガさんの工房を訪れ、夏に向けた話し合いをすること。ミーガさんは美術大学でモンゴルの伝統工芸を学ばれた腕の良い職人さんです。

工房にて打ち合わせを終えた後、一緒にカラコルム遺跡・エルデネゾー寺院を訪れ、今年も豊かな草原になるよう、訪れる方やスタッフが事故なく安全に過ごせるよう祈願してきました。

午前11時のお祈りの時間を告げる法螺貝の音
僧侶たちが徐々に集まってきました


一方、ウランバートルでは支店スタッフが、「ほしのいえ」夏営地への引越しの為、キャンプスタッフと共に先ほど元気にオフィスを出て行きました。

色んな人々やスタッフの思いを込めた「ほしのいえ」と「そらのいえ」は目下、夏への準備中です。

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