モチコ’s Mongolia Kitchen!



2010年から4年連続でオフシーズンの冬の間、モンゴル支店から来日し、日本で研修を積んでいる風の旅行社直営キャンプ「ほしのいえ」のキャンプ長モチコ(本名:ムンフツェツェグ/写真中央)。

今回は、そのモチコと一緒にモンゴルの代表料理「ボーズ」(モンゴル風餃子)を作ってみましょう、という料理体験イベントを開催しました。

◇日時:2015年3月7日(土)10:30~13:00
◇会場:セルフキッチン(東京・東中野)
◇内容:モンゴルの食文化と代表的な料理「ボーズ」の作り方を学ぶ
◇アテンドスタッフ:山田&平山(東京本社)





会場は ‘都会のキャンプ場’ のような、「セルフキッチン」

今回、お世話になったのは東中野から徒歩1分の場所にある「セルフキッチン」というお店。プロ仕様の厨房で調理&食事ができるという新スタイルの多目的スペースです。

食材は持ち込み可能なので、事前に羊肉や牛肉、野菜や小麦粉などを買い込み、スタンバイOK。調味料も、お店に一通り揃っているので、モンゴル岩塩以外は、すべて日本で普通に使われているものを使用しました。





いざ、ボーズ作りを体験!

簡単なご挨拶をした後、全員で厨房に入り、モンゴル料理「ボーズ」の作り方を習います。




材料

・小麦粉(打ち粉も必要)
・ぬるま湯または常温の水
・羊肉または牛肉
・ねぎ(お好みでにんにくなど)
・油
・塩(好みで胡椒)



作り方

1 小麦粉に水を加えて耳たぶより固めになるまでこねます。
2 丁度よくなったら、ラップをして生地をねかせます。
3 肉と野菜をみじん切りにしてあわせてこねます。
4 3に水と塩を入れて、こねて味をととのえます。
5 ねかせておいた生地を直径3cmくらいの棒状にして、端から2cmくらいずつ均等の大きさになるように切ります。
6 打ち粉を使いながら生地を麺棒で丸く延ばします。
7 延ばした生地に肉を包んで閉じます。
8 ボーズ同士がくっつかないように並べて30分くらい蒸します。
9 水蒸気に少し油気を感じたら完成!

(写真付きでこちらのページに詳しく掲載しています)






もちろん、ボーズ以外にも、「チャンスンマハ」「スープ」「スーテーツァイ」「ニンジンサラダ」も作り、ボリューム満点のコース料理ができちゃいました。

日本で売られている食材とほぼ岩塩のみの味付けですが、見事に「モンゴルの味がする!」と声が上がるほどの出来栄え。

「あ~ 懐かしい味!」と、‘ほしのいえ’のおいしいモンゴル料理に、皆さん舌鼓を打たれていました。特別な材料や、入手が難しい食材は一切使っていないので、おうちでも簡単に再現できるのもいいですね。






‘ほしのいえ’は、ベジタリアン対応もできるんです

ちなみにお肉が苦手な方用に、今回は「じゃがいも」のボーズも作りました。実際に‘ほしのいえ’では、ベジタリアンの方にもできる限り配慮したメニューを提供していますので、食事面で不安がある方もどうぞご安心を!

調理中や食事中も、モチコを囲んでモンゴル話に花が咲き、「また今年もモンゴルにいきたいね~♪」という声が多数聞かれました。日本の旅館やホテル等での研修の成果もあって、モチコはすっかり‘女将’のような貫禄。この、‘おかみ’がいる限り、ほしのいえは安泰でしょう。





また来年もやりましょう!

今回は初めての料理体験イベントということもあって、終始あわただしい進行となりましたが、ご参加いただいた皆様には大変楽しんでいただけたのではないかと思います。特に、まだツアーのご利用がないお客様にも、風の旅行社のゆる~い雰囲気を直に肌で感じていただけたことでしょう。

ご参加された皆様、楽しい時間をありがとうございました。短い時間でしたが、まるでどこかを一緒に旅したツアーメイトのような一種の団結力と、皆様の楽しそうな笑顔が印象的でした。

今後も、こういった食文化体験イベントを定期的に開催していきたいと思います。また来年も、ご期待ください!



旅のヒント●おいしいモンゴル

旅のヒント●おいしいモンゴル実践編・ボーズ



モンゴルのほしのいえでボーズを作ってみたい方はこちら!