ユーコンへの旅の基礎知識(季節・気候・旅の服装など)



ユーコン準州へ行く 特別ガイド同行ツアーはこちら!

極北の秋の絶景をたのしむ旅

黄葉のユーコン&南東アラスカの大自然で遊ぶ8日間

出発日設定2020/09/19(土)
ご旅行代金498,000円
出発地東京、大阪、名古屋
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極北のツンドラ紅葉ハイキング&キャンプ

2019/8/25(日)発 紅葉のフォトジェニック・ユーコン8日間

出発日設定2019/08/25
ご旅行代金485,000円
出発地東京
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極北の清流で遊ぶ!

2020/7/31(金)発 ユーコン・タキーニ川カヌー&キャンプ7日間

出発日設定2020/07/31(金)
ご旅行代金475,000円
出発地東京、大阪、名古屋
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【風の女子旅】極北のツンドラ紅葉を馬で往く

2020/09/05(土)発 秋のユーコンを乗馬とキャンプでたのしむ7日間

出発日設定2020/09/05(土)
ご旅行代金558,000円
出発地東京、大阪、名古屋
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ユーコン準州って?

カナダ北西部の角に位置し、三角形のような形をしている小さな準州がユーコン。北は北極海、西はアラスカと接しています。よく、アラスカと間違えられますが、ユーコンはアラスカに最寄りのカナダです。


ユーコンの位置


カナダの中ではまだまだ知名度の低いエリアですが、ユーコン準州の多くの場所が「オーロラベルト(オーロラが頻繁に発生する地帯)」の真下に位置しているため、わざわざ遠くまで出かけずとも、州都ホワイトホースや西部のドーソン・シティの町からオーロラが見られる日もあります。

オーロラスポットは北欧やアラスカなど世界中にありますが、特筆すべきは、ユーコンのロケーションの良さ。北米第2位、カナダ最高峰マウントローガン(5959m)が聳える世界遺産のクルアニ国立公園はじめ、ゴツゴツとした岩山が屹立し、‘極北のパタゴニア’とも称されるトゥームストーン州立公園など、ダイナミックな山岳風景とオーロラとが合わせて見られる、世界でも有数の場所です。



ユーコンの気候の特徴

亜寒帯気候(冷帯湿潤気候Dfc)に属し、夏は短く冬が長い。
乾燥した大陸性の気候で、冬の寒さは厳しく、積雪も多い。
*山のすぐ麓にある地理的な特性から、カナダの主要都市の中で降水量は最も少ない
*ハッキリとした雨季・乾季の区分はなく、1年を通して降水量ほぼ平均的
*季節ごとに、四季の変化が見られる
*夏と冬との温度差が非常に大きいのが特徴。



ユーコンの季節と服装アドバイス


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[春(4~5月)]
冬が長いため、春の訪れは遅いですが、低地では野生の花々が咲き始める時期。山岳部では残雪の山でのスノ-アクティビティが可能。オーロラ観賞シーズンとしては終盤だが、厳冬期ほど冷え込みもきつくないので、雪山とオーロラを見る(撮る)には良い時期ともいえる。この時期の服装は、日本の残雪期と同様に、上着はレインウェア+薄手のダウンジャケット+フリース、防寒用の帽子と手袋、防水性の高いトレッキングブーツがおすすめ。


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[秋(9、10月)]
冷え込みはじめ、特に山岳部では色鮮やかなツンドラ紅葉が楽しめる季節。徐々に一日の日照時間が短くなるため、この頃からオーロラ観賞も望める。紅葉ハイクとオーロラが楽しめる8月下旬から9月が1年の中でもっとも人気が高い。服装は、春の残雪期と同様のものを推奨。10月以降は厚手のダウンジャケットが望ましい。




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[冬(11~3月)]
長い冬。マイナス20℃前後の寒い日が続き、雪も多く降る。気温も日に日に低くなり、時には-30℃を下まわることも。冬の日照時間は最短で4時間ほどとなる。暗い時間が長いため、オーロラ観賞には一番適した季節。この時期は日本の冬山登山装備と同様に、厚めのハードシェル+厚手のダウンジャケット+フリース、メリノウールなどのアンダーウエアの重ね着を推奨。暖かい帽子や手袋、ネックウォーマー、マイナス30度前後まで対応している耐寒ブーツなども必要です。


※上記の他、紫外線対策の日焼け止め&サングラスは、一年を通して必携です。




ユーコン各地の気温表

地名 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ホワイトホース 最高気温 -13 -9 1 6 13 19 21 19 12 4 -6 -11
最低気温 -22 -19 -12 -5 1 5 8 6 2 -3 -13 -19
降水量 17 11 10 7 15 30 41 39 34 23 19 18
ドーソンシティ 最高気温 -23 -17 -4 8 16 21 23 20 12 -1 -14 -20
最低気温 -31 -28 -20 -8 1 6 8 5 -1 -9 -22 -29
降水量 19 13 11 8 28 40 48 42 35 31 25 21

出典:ユーコン準州観光局



春(残雪期)と秋(紅葉期)のトレッキング服装例(クリックすると拡大します)

トレッキング中の荷物と服装例


撮影協力:株式会社キャラバン Caravan club
東京都文京区本駒込2-29-24
パシフィックスクエア千石2階



冬の服装例

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オーロラの出る日は快晴のことが多く冷え込みも激しくなり、マイナス30℃前後になる可能性もあります。基本的にはスキーの格好でOKですが、インナーはウールの方が良いでしょう。中間着は厚手のフリースだけでも構いませんが、ウールの肌着やシャツを重ね着するのが一番効果的です。

アウターはダウンジャケットかスキーウエア。オーロラ観賞時はじっとしているため、末端の耳や手先が冷たくなります。耳を覆うニット帽と手袋の重ね着が望ましいです。一番冷えるのが足元ですのでスノーブーツは必須です。心配な方は厚手の靴下やカイロ(足元用も)を多めにお持ちください。

【上半身】


スキーウェア+ダウン
中厚手のフリース
ニット帽や目出帽


フリースの下はヒートテックなどの暖かい下着・ウールのシャツ・セーターなど、厚みが無く重ね着しやすいものがおススメです。

【下半身】


冬用のスキーパンツ
厚手のタイツ



靴下
ウール素材のもの+吸湿速乾素材のもの(薄手と厚手の2種類)
メリノウールは吸湿発散性に優れているので、化繊が苦手な方にもおすすめです。ちくちくせず肌触りの良いものを選びましょう。
スノーブーツ
耐冷温度-30℃程度のもの。あたたかい中敷きやカイロを入れると、暖かさがグッと増します。




【さらに持っていくと快適に過ごせるもの】

ネックウォーマー
首元が冷えます。犬ぞりのときなどにもあると重宝します。


厚手の手袋と薄手の手袋
手袋は防水性のあるスキー用手袋とウールなど保温性のあるものを重ねます。薄手のものもあると写真撮影時に重宝します。


ダウンパンツ
オーロラ観賞時など、足元から冷えます。特に女性の方は腹巻などもあると良いでしょう。


各種カイロ
足用のものも含めて数種類あると良いでしょう。夜間の撮影で、カメラの電池の減りを抑えるのにも重宝します。



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