視察報告●モンゴルバードウォッチング5日間

2026年6月29日(月)~7月3日(金)
文・写真 ● 平野靖(東京本社)

6月末からバードウォッチングガイドの中村さんとモンゴルバードウォッチングの視察に行ってきました。成田空港からモンゴル・ウランバートルまで直行便で約5時間。到着して出口で今回のガイドのツァスツヘルさんと、ドライバーで夏場はリバーサイドのキャンプ長のヘルレンと合流。今夜宿泊予定のウランバートル郊外にあるモンゴリカホテルに向かうはずが、近くの川があふれてモンゴリカまでは行けないそう。今夜はその手前のBRIDGEというホテルに宿泊です。
翌日は車で少し走った郊外の丘陵地で観察。ハシグロヒタキが普通にいます。

ウランバートル郊外の丘陵地

ハシグロヒタキハシグロヒタキ
ハシグロヒタキハシグロヒタキ



お昼は移動途中のローカルゲル屋台でモンゴル版の焼うどん(ツォイワン)をオーダーしましたがボリュームが大きすぎて日本人換算で3人前くらいです。ツアーの際、ローカル食堂の利用は控えめにしようと思います。

ツォイワンツォイワン
ゲル屋台ゲル屋台



食後は東に向かって車を走らせてバードウォッチングの拠点になるステップノマドツーリストキャンプを目指します。キャンプは草原の中にポツンあります。屋根の上ではベニハシガラスやカササギが騒いでいます。

ベニハシガラスベニハシガラス
カササギカササギ



キャンプには他に宿泊者がいないようでほぼ貸し切りです。
宿泊するゲルはコンセントもついていて各種充電OK。別棟で24時間シャワーが利用できます。食事も別棟でモンゴル料理ばかりでなく、洋風なメニューが多いようです。もちろんビールなどのアルコールもあります。Wifiは一応あるけど弱め。
北海道より北に位置するモンゴルの6月は早朝から夜9時くらいまで明るいので、延々とバードウォッチングができます。ただし日中は日差しが強いのでお昼前後はキャンプで休憩推奨です。

ステップノマドツーリストキャンプステップノマドツーリストキャンプ
ゲル内部ゲル内部



翌朝は早朝にキャンプ周辺を歩いて観察します。草原の丘あたりでハマヒバリがいます。どこかに巣があるのかキツネの兄弟が遊んでいます。

ハマヒバリハマヒバリ
キツネキツネ


キャンプに戻って朝食。メニューはベーコンやウインナーの他にかぼちゃのスープや豆類、揚げパン(ボールツォグ)など

朝食朝食
ダイニングダイニング


朝食後は車で川沿いを進んで行きます。羊や馬の群れの中でアネハヅルの親子が歩いています。日本でおなじみのコチドリもいます。

アネハヅルアネハヅル
コチドリコチドリ


岩山の上にはクロハゲワシの巣があるようでスコープの倍率をMAXにすると雛が見えます。小枝にシラガホオジロが止まっています。

岩山岩山
シラガホオジロシラガホオジロ


午後は反対側の草原の中にある湖へ。柵沿いにマナヅルの親子がいます。

観察地観察地
マナヅルマナヅル



昼食は草原の中でランチボックス。メニューはビーフソテーとマッシュポテト、サラダです。日差しは強いものの湿度が低いので爽快です。

ランチボックスランチボックス
草原草原


湖の浅瀬には鳥だけでなく馬の群れもいます。アネハヅルの群れが1列に並んで湖岸を歩いていきます。

馬の群れ馬の群れ
アネハヅルアネハヅル


夕方になり夕食の時間が決まっているので一度キャンプに戻ります。夕食のメニューはモンゴル料理のホーショールとデザート。ホーショールは4枚セットですがやはり全ては食べきれず。

ホーショールホーショール
デザートデザート


まだまだ明るいので再度観察に出発。2羽のナベコウがいますが警戒心が強いようなので遠くから証拠写真のみ。オオハクチョウやアカツクシガモ、ツクシガモの群れ、ミヤマガラス、アネハヅルファミリーを見ていると、草原にぽつんとある雑な巣箱にハヤブサの幼鳥がいます。21時を過ぎてそろそろ暗くなってきたのでこの日は終了。馬も並んで帰宅していきました。

ナベコウナベコウ
アカツクシガモアカツクシガモ


ツクシガモツクシガモ
ハヤブサハヤブサ


翌朝は空模様が怪しい中キャンプ周辺で早朝観察。イナバヒタキの幼鳥やコウテンシを観察していると、チュウヒが通過していきました。

イナバヒタキイナバヒタキ
コウテンシコウテンシ



チュウヒ


朝食後、車で出発して2日間のおさらいをしながら草原を走ると数羽のハヤブサがいます。一部は飛んでいきましたが、1羽だけ残っています。

ハヤブサ


お昼近くになりウランバートルに向かいます。午後、初日に泊まる予定だったモンゴリカホテルに到着。ここはウランバートルの郊外にあって近くに川や森がある鳥観察に適した環境です。夕食までまだ時間があるので観察に出かけます。ルリガラが幼鳥に餌を運んでいます。ここでもカササギが川沿いで遊んでいます。

ルリガラルリガラ
カササギカササギ



早朝も観察したいところですが、翌朝はまだ暗い4:30に出発して空港へ向かわねばなりません。次回のツアー時の楽しみにしておきます。

視察中の様子は同行した中村忠昌さんのブログもご覧ください。

【観察できた鳥たち】

オオハクチョウ、アカツクシガモ、ツクシガモ、マガモ、コガモ、シマアジ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨーロッパアマツバメ、アマツバメ、カッコウ、カワラバト(ドバト)、シラコバト、オオバン、ソデグロヅル、マナヅル、アネハヅル、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、コチドリ、タゲリ、セイタカシギ、ダイシャクシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、アオアシシギ、ツルシギ、ウズラシギ、キアシセグロカモメ、ハジロクロハラアジサシ、アジサシ、ナベコウ、カワウ、アオサギ、トビ、チュウヒ、オオノスリ、イヌワシ、クロハゲワシ、ヤツガシラ、ワキスジハヤブサ、ハヤブサ、オナガ、カササギ、ベニハシガラス、コクマルガラス、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ワタリガラス、コガラ、ヨーロッパシジュウカラ、ルリガラ、ショウドウツバメ、ツバメ、ハシグロヒタキ、イナバヒタキ、イエスズメ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、アカマシコ、シラガホオジロ、ホオジロ

風の鳥日和
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