FIFAワールドカップが終了し、2026年のツール・ド・フランスも幕を閉じました。これからは高校野球とタイガースの季節だなと思っていた矢先、8月8日に行われたラグビー日本代表戦のことを思い出しました。花園でのオーストラリアとの代表戦チケットを取っていたのです。サッカーや野球、自転車ロードレースも観ますが、一番好きなスポーツを問われれば、「ラグビー」なのです。
ルールが複雑と思われがちなラグビーですが、私が基本を学んだのはドラマ『スクール・ウォーズ』でした。無名の高校がわずか7年で全国制覇を果たす物語は、初心者がラグビーを知るにはもってこいの入り口でした。劇中の「RISING SUN」というマークが、あけぼの缶詰(現Umios)のロゴに似ていると子供心に感じていたのですが、最近調べ直してみると、記憶ほど似てはいませんでした。
ここ数年は、年末年始に花園で開催される高校ラグビーの準々決勝と、関西での日本代表戦にも足を運んでいます。ひたむきな高校ラグビーと、世界の強豪に挑む代表戦。それぞれに異なる魅力があり、どちらも目が離せません。
そしてラグビー観戦の醍醐味といえば、お酒を楽しめるところ。保冷バッグにビールを詰めて観戦です。観客がピッチに物を投げ込むような荒っぽさがないラグビー場だからこそ、安心してお酒を持ち込めます。
今回も東花園駅前のスーパーで購入したのですが、さすが代表戦だけあって売り場は大混雑。ビールやハイボールの場所を探していると、係りの方から「ハイボールはこっちやで、奥が冷えてるで」と教えていただきました。「ありがとう」と返してレジに向かおうとした時、「ハイボールはどこや」と困っている声が聞こえました。「こっちやで、奥が冷えてんで」と伝えると、「おおー、ありがとう!」と笑顔が返ってきます。みんなで協力し合っての購入に、なんだか温かい気持ちになりました。
今回は32対35と惜しくも3点差で逆転負けを喫しましたが、日本の先制トライや前半終了時の14対14という接戦は見応え十分でした。来週オーストラリアで開催される第2戦には、期待せずにはいられません。
2万人を超える大観衆でしたが、スタンドを吹き抜ける風が心地よく、よく冷えたビールを味わいながら観戦時間を過ごすことができました。

花園ラグビー場