4月中旬から、ウズベキスタン・トルクメニスタン・タジキスタンの三ヵ国へ出張してきました。
ウズベキスタンは約3年ぶりでしたが、前回と比べて“お金まわり”に変化がありました。クレジットカードの普及が進む一方で、USドルが使いにくくなってきていたのです。
ヒヴァの世界遺産イチャン・カラ内のショップやレストラン、サマルカンドでの買い物、タシケントのレストランやスーパーでは、ほとんどの場所でクレジットカードが利用可能でした。私は海外ではVisaカードを使うのですが、今回は試しに新しく作ったMastercardを持参。しかしヒヴァでの買い物ではエラーが出てしまい、結局Visaなら問題なし。どうやらウズベキスタンでは、まだまだVisaが最強のようです。
また、キャッシュディスペンサー(ATM)も増えていて、現地通貨スムでしか支払えないチョルスーバザールでも、入口横のATMでキャッシングが可能でした。両替とキャッシングの手数料がほぼ同じ場合もあるので、このあたりは旅のスタイルに合わせて選ぶのが良さそうです。
今回、出張目的のひとつが、トルクメニスタンとタジキスタンの国境通過の確認でした。特にトルクメニスタンは情報がよく変わるため、「実際どうなっているのか」を自分の目で確かめたかったのです。
陸路での国境越えは、
ウズベキスタン出国 → 緩衝地帯 → トルクメニスタン入国
という流れでした。問題はトルクメニスタン側の入国です。
まず、緩衝地帯の移動は歩くことは許されず、全員バスに乗る必要があるのですが有料で1USドル支払います。その後、PCR検査(いまだに)を受け、ビザの取得、そして謎のTAXの支払いと続きます。しかもこの合計金額が確認する度に違うのです。実際に支払ってみると、ビザ代は国籍によって異なり、私は合計80USドル。昨年は100USドル以上だったそうです。そして今回ロシア国籍の方はなんと200USドルとのこと。
さらに驚いたのは、私の前にいた日本人のご夫婦でした。金額を伺うとお二人で152USドル(1人76USドル)。「えっ、同じ日本人なのに私より安い?なんで?」ガイドさんに理由を聞いてもらうと、「夫婦やグループは領収書をまとめて書くことがあり、その分割引になる」というこれまた謎ルールが判明。しかも領収書の一部は毎回回収されるらしく、最終的な金額の真実は誰にもわからないとのことでした。そんなこんなで、国境通過にかかった時間は 2時間20分。なかなかの長丁場でした。

62メートルの高さを誇るクトルグ・ティムール・ミナレット(トルクメニスタン)
トルクメニスタンがあまりに大変だったので、タジキスタンも覚悟していたのですが、書類提出は一切なし、所要時間は 約20分。拍子抜けするほどスムーズでした。ただし、車での国境越えはチェックに6時間以上かかることもあるそうで、国によって本当に事情が違うのだなと実感しました。

タジキスタンのセブンレイク