添乗ツアー名 ●お茶を愉しむ旅 韓国編
2026年4月21日(火)~4月24日(金)
文・写真 ● 平山未来(東京本社)
春の一大風物詩「桜前線」が、冬枯れの茶色い世界をピンク色に染めたあと、気温上昇とともに、初々しい新緑と芽吹きの季節が到来しています。

癒し度高めの新緑ハイキングと茶畑さんぽ、お茶博物館や韓屋でゆったり三連泊も好評でした
茶畑も一年で今が一番気持ちの良い季節。2回目となる今年の参加者は全員女性のお客様で、6名+添乗員(平山)、ほんわかした皆様と、まさに“女子旅”といった朗らかな雰囲気で、終始笑い声も絶えず、4日間をめいっぱい楽しんでまいりました。

とっても優しいお母さんと。3連泊した韓屋は居心地最高でした
青葉さへ
見れば心のとまるかな
散りにし 花のなごりと 思へば
西行法師 『山家集』より
※散ってしまった桜の面影を、青々とした新緑の中に重ね合わせ、過ぎ去った春や花への愛おしさを詠んだ名歌
冬の間に蓄えたエネルギーをたっぷり貯めこんだ新芽たちがニョキニョキ出てきて、春の山菜もおいしい季節。ほんのりとした苦みや柔らかさが癖になる、タケノコやゼンマイ、セリなどなど。毎日、おなかいっぱい、美味しい山菜や薬膳料理を味わってまいりました。

毎食、滋味深い料理の数々を頂き、満腹な日々
旅のメインテーマはお茶と発酵食
前半は、新茶が芽吹く新緑の季節に合わせて、韓国一のお茶処として有名な宝城(ポソン)へ行き、茶畑さんぽやお茶の博物館を見学。お茶やハーブを使った足浴や草木染、緑茶定食を味わいました。
旅の後半は、コチュジャンの名産地として知られている淳昌(スンチョン)を訪れ、コチュジャン作りを体験したり、伝統酒の醸造所で利き酒も楽しんだり、最終日は新緑ハイキングにもでかけ、いろいろな体験が目白押し。こちらのツアーの見所や魅力は昨年のレポートをぜひご参考にご覧ください。
お茶のはじまりは薬が起源だったというお話
古来、茶は薬として珍重されてきました。お茶(緑茶も紅茶も中国茶も)は、すべてツバキ科のチャノキの葉・茎から作られています。茶葉の起源には諸説あるそうですが、原産地は中国の雲南省だという説が有力で、漢方薬の基礎を築いたといわれている「神農」という聖人が、病気で苦しんでいる人々を救うべく、山野にある様々な植物がどのように効くのか自らの体をもって試したのだそうです。
「神農」は、それら植物の毒を解毒するために使いはじめたのが「茶葉」。そのため、最初のお茶の起源は、解毒剤として広まったと考えられています。
「茶は養生の仙薬なり」
日本の「茶祖」とも称される、鎌倉時代の僧・栄西が1211年頃に著した日本最古の茶書『喫茶養生記』の冒頭には、上記のように記されているそうです。
つまり、「お茶は健康を維持・増進し、寿命を延ばす素晴らしい薬である」という意味で、当時お茶が薬として珍重されていたことを表しています。
✓コレステロール値を下げる
✓血圧、血糖値を下げる
✓風邪予防&抗ウィルス
✓虫歯予防
✓口臭改善
✓脳の活性化
✓美肌&美白効果
✓リラックス効果とストレス軽減
身体にうれしい効果ばかり。なにしろ「解毒剤」にもなるくらいの毒消し効果ですから。私はコロナ蔓延時期に、お医者さんが推奨していたのを聞いて、歯磨き代わり、うがい代わり、こまめに口内の殺菌をかねて、お茶を飲むことを意識するようになりました。
旅する急須
ちなみにこの旅を企画した私平山は、もともとお茶好きですが、旅先にも連れていけるこちらの「透明急須」に出会ってから、旅でも日常でも、起き抜けには緑茶を飲む習慣が始まりました。透明なので、茶葉が広がっていく様子を眺めるのも楽しいひととき。仕事でもプライベートでも旅に出ることが多いので、山旅、キャンプ旅、船旅、海外旅にももちろん連れていきます。

軽量で割れないおひとり様サイズの「透明急須」と、北海道の湖畔のキャンプサイトで愉しむお茶時間
そして、どんなに忙しい時期でも、毎朝欠かさず、急須で茶葉を煎じて飲むようになってから、「コロナ感染も一度もなく、かれこれ10年以上、風邪やインフル発症もせず、こんなにハードな仕事をしていても、長らく仕事を病欠しておりません」とお話したら、「最近はコーヒーばかり飲んでいたけれど、私も見習って緑茶もこまめに飲みます!」という方もいらっしゃいました。
今回の旅を通じて、「お茶」の魅力を再発見していただけたなら幸いです。お茶旅に限らず、風の旅行社の韓国ツアーは、「日に日に元気になる旅」「健康美」をひそかなテーマに旅を創っています。参加された方々は日を追うごとに生き生きと、ますます元気に、パワーアップしておられました。
じわじわとハマる方、リピーター続出の風の韓国ツアー。また別の企画でお会いできることを楽しみにしております♪ 歳を重ねても、元気に旅を続けていきましょう!
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