【アマル村】アンデスの伝統が今に受け継がれる村を訪ねて


有名な観光地を巡るだけではなく、「アンデスに暮らす人々の生活や文化に触れたい」とご興味ある方に是非お勧めしたいのが、クスコ近郊にある「アマル村」への訪問です。「アマル村」は、クスコの街から車で1時間半ほど行った聖なる谷という、豊かなアンデスの自然に包まれた農村地帯にあります。クスコはかつてインカ帝国の都として栄えたため、クスコやその周辺の聖なる谷にはインカ時代の遺跡が点在し、また、昔から受け継がれるアンデス特有の文化が色濃く残っています。

アンデスの自然に包まれる「アマル村」には、都会とはちがいゆったりした時間が流れています。
村の名前「アマル」とは、インカ時代の言語「ケチュア語」で「蛇」を意味します。現在ペルーで主に話されている言語はスペイン語ですが、ケチュア語は今でもアンデスの田舎で生きた言語として語りつがれています。インカ時代よりさらに前に遡った時代(プレインカ文化)からアンデスでは、世界は「神々の住む世界・現世の世界・死者の世界」の3つに分かれていると考えられていて、蛇(アマル)は死者の世界と「知恵」を象徴するとても神聖な動物なのです。

アマル村は織物が有名で、今でも伝統的手法による草木染や手織物が伝承されています。この村では、村人が一丸となって観光に携わり(ヴィレッジ・ツーリズム)、派手な観光アトラクションで人を呼ぶのではなく、受け継がれる伝統文化を伝えることでゲストを迎えています。

村に到着したら、まずは伝統衣装に着替えて…、衣装を着たまま薬草を探しに畑へ繰り出したり、村人から染色や織物作りを教わったり、皆さん「アンデスの民」になりきりましょう!

アマル村では、村人の案内で、昔から受け継がれる伝統的な草木染や織物の手法について見学したり、村の暮らしや文化について触れてみることができます。


伝統的な織物の手法を教えてくれる村の女性たち伝統的な織物の手法を教えてくれる村の女性たち
自然の草花で染めた毛糸 とても鮮やかな色自然の草花で染めた毛糸 とても鮮やかな色

「この草は頭痛に効くんだよ」薬草を教えてくれる村の案内人(左)「この草は頭痛に効くんだよ」薬草を教えてくれる
村の案内人(左)
村のウェルカムドリンクは、畑で取れる新鮮なハーブティー村のウェルカムドリンクは、畑で取れる新鮮なハーブティー

アンデスの自然信仰や昔からの知恵や伝統は、都会ではほぼ消えつつあるのですが、厳しい自然と隣り合わせに暮らすペルー山岳地帯の田舎では、今でも垣間見ることができます。

ペルー・アンデスに受け継がれる伝統や人々の暮らしにご興味ある方には、是非訪れていただきたい場所のひとつです。

アマル村を訪れた「ツアーレポート」はこちら

※既存のツアーにアレンジもできます
→1組限定・ふたりだけの旅 ツアーラインナップ