【なにわ日記】トルクメニスタンでの出会い

龍王山 不動明王

龍王山 長岳寺奥の院の不動明王


私は現在、高野山大学特任教授でもいらっしゃいます川﨑一洋先生の弊社での仏教美術のオンライン講座の受付を担当しており、その恩恵で、毎回、興味深く先生の講義を拝聴しています。様々な仏様を少しわかったような気になります。でも、すぐ忘れてしまうのが玉に瑕。

「誰か仏教を漫画にしてくれたらなあ」なんてよく言ってるのですが、手塚治虫氏をはじめきっと数多くの人が挑んでいらっしゃっるのでしょう。もし、よい漫画があれば教えてください。

ところで、先日、不動明王を見かけた折、「そうだ、漫画にしてもらうなら、主人公は不動明(ふどうあきら)でどうだ!」と自分の思い付きに自画自賛したのですが、ググってみたら、さすが先人がいらっしゃいました。永井豪先生のデビルマンの主人公の名前でした。子供のころ見ていたはずなのにすっかりそんなこと忘れてました。

ググった時に一緒に出てきたデビルマンのキャラクターが「妖獣シレーヌ」。半人半鳥(人間の姿に似ているが後頭部から両翼が伸びている)の女デーモンでデビルマンと戦うのですが、それを見て、はっとしました。

先日のシルクロードの旅で訪れたトルクメニスタンの博物館にいました!「ギリシア彫刻にはバランスの取れた美しいイメージがあったのに、アンバランスな神様だなあ・・・。」と思うとともに、どっかで見たような気もしていました。デビルマンで見ていたのでした。

トルクメニスタン 国立博物館 ギリシア

ギリシア神話に出てくる妖獣セイレーン(トルクメニスタン国立博物館にて)


確かにその神様は「セイレーン」。フランス語でシレーヌになるのでしょうか。ギリシア神話に登場する怪鳥で、美しい歌声で船乗りを惑わし、難破させてしまうそうです。

気になる方は「シレーヌ 漫画 デビルマン」で画像を検索してみてください。

ヘラクレスが金剛力士につながっているという話もありますが、思わぬところで仏教とギリシア神話がつながっていて一人感激していました。漫画や、アニメ、映画でも、いろんな神話や説話から素材をアレンジされてるのでしょうから、別段驚くことではないのかもしれませんが、その接点がトルクメニスタンだったということが妙だったのかもしれません。

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