真夏の葛城山を登ってきました!アブとの戦い!

まだまだ、残暑厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

暑さに負けず、今回も山登りへ出かけてきました。
今回訪れたのは、大阪府千早赤阪村と奈良県御所市との境にある「葛城山」です。
標高959mの葛城山は、春のツツジが有名な山ですが、今回は8月の真夏。ツツジのシーズンとは全く違う葛城山を、「櫛羅の滝コース」から登り、「北尾根コース」を下るルートで歩いてきました。

登山口からスタート!

今回のスタート地点は、葛城山ロープウェイ登山口駅(標高約310m)。駐車場に車を停め、準備を整えて歩き始めます。駐車場は1回1,000円。この日は真夏の暑い日ということもあってか、駐車場にはほとんど車がなく、トレッカーの姿もほとんどありませんでした。夏の山歩きは、できるだけ涼しい時間帯に歩きたいので、この日も歩き始めは朝7時スタート。因みに私の自宅からこの登山口までは、車で約1時間ほどかかりました。

登山口にある駐車場。この日はほとんど車がありませんでした

葛城山ロープウェイの登山口駅

櫛羅の滝を通って山頂へ

歩きはじめて少しすると、櫛羅の滝が見えてきます。「櫛羅」と書いて「くじら」と読みます。葛城山の中腹にある滝で、古くから修行の場としても知られているそうです。滝を眺めたら、ここから本格的な登り道となります。木陰が多いのはありがたいのですが、しばらくすると、夏山ならではの問題が発生しました。

とにかくアブが多い!
周囲をブンブン飛び回り、追い払っても、追い払っても寄ってきます。歩くことをやめようものなら、4,5匹が一度に体に止まってくることも。首に巻いたタオルを外して振り回し、アブと格闘しながら、ひたすら登っていきます。私の前を歩いていた女性3名のグループもアブに襲われていたようで、時々「ギャー!」という大きな悲鳴が聞こえてきました。虫よけスプレーも準備してきていましたが、アブの猛攻には歯が立たず。もう少し高濃度タイプを持ってくるべきでした。

櫛羅の滝について紹介されている説明看板

登山道の途中にある櫛羅の滝

本格的な登り階段!

登山道には台風の影響も

さらに歩いていて気になったのが、登山道の状態です。ところどころ、トレイルが崩れている場所があり、過去の台風か大雨などの自然災害の影響を感じさせられます。一方で、途中には休憩用のベンチや手すりが設置され、危険な箇所にはロープが張られるなど、登山道は全体的によく整備されており、比較的歩きやすいルートだと感じました。

アブとの格闘も終え、登ること約2時間。葛城山頂(標高959m)に到着しました!平地は猛暑ですが、標高を上がったお陰で少し涼しさを感じられました。山頂は、広く開放感があります。また、金剛山と同じく定点カメラが設置されており、カメラに向かって記念撮影をすることもできます。

以前の台風の影響でしょうか。ところどころ登山道が崩れている箇所がありました

あともう少しで山頂、最後の登りです!

標高959m、葛城山頂に到着!

葛城山といえば「つつじ」ですが、、、

山頂付近で有名なのが、「葛城高原自然つつじ園」です。春になると真っ赤なヤマツツジが一面に咲き、それを見ようと多くの方が訪れます。今回は8月。当然ながら、ツツジは咲いていませんが、夏らしい緑に覆われた高原を楽しみました。つつじ園の向こうに堂々とそびえているのが大阪府最高峰の金剛山(1,125m)
今回歩いた大和葛城山は、金剛山や岩湧山などとともに「ダイヤモンドトレイル」のルート上にあります。全長約45kmに及ぶ長距離自然歩道ということで、いつか季節の良い時期に、縦走してみたいものです。

また、つつじ園のすぐそばには「国民宿舎・かつらぎ高原ロッジ」があります。宿泊だけでなく、日帰りで食事や入浴も利用できます。鴨料理が名物とのことで、鴨丼や鴨うどんなど、メニューを見ただけですが、とっても美味しそうでした。

つつじ園の向こうに見える金剛山

山上にある「国民宿舎・かつらぎ高原ロッジ」

葛城山ロープウェイ山上駅

「葛城山ナイトウォーク」開催中でした

実はこの時期、「葛城山ナイトウォーク」が開催されていました。山上のライトアップやランタンを使った夜の散策、ロープウェイの夜間運行などが行われるイベントだそうです。ただし、私が葛城山にいたのは朝から昼にかけて。ナイトウォークとは全く関係ありません(笑)。「夜はこんなイベントがあるんだな」と思いながら、昼の葛城山を楽しみました。

夜のイベントに向けた装飾が施されていました

北尾根コースは意外と険しい!

山頂で30分ほど休憩した後、下山開始。下りは、登りとは違う「北尾根コース」を利用しました。同じ登山口へ戻るのに、登りと下りで違うルートが歩けるのも葛城山の魅力だなと思いました。北尾根コースは、名前からすると「尾根を気持ちよく歩いて下る」というイメージを持っていましたが、実際に歩いてみると、意外と険しい。道幅が狭く、ロープを使って進む箇所もたくさんもあります。少し前の山行で捻挫をしたところでしたので、足を滑らせないように慎重に下りました。約1時間40分で無事に登山口へ戻ってきました。

ロープを手にしないと危ない急な箇所も

北尾根コースにもトレイルが崩れている箇所がありました

山道を抜け、登山口へ向かいます

今回の葛城山は、「暑い!」「アブが多い!」「登山道、結構崩れてる!」「北尾根、意外と険しい!」という、なかなかワイルドな山歩きでした(笑)。葛城山といえば、やはり春のツツジの時期が有名ですが、今回は真夏。暑さもあってか登山者も少なく、その分、静かな山を歩くことができたのは良かったと思います。

■今回の行程
・登り:約2時間
・登山口の標高:約310m
・最高地点:葛城山頂(標高959m)
・標高差:約640m
・下り:約1時間40分
・ルート:登り/櫛羅コース(約3.1km)、下り/北尾根コース(約3.2km)
・総距離:約7km(山頂付近の散策含む)
・駐車場:1,000円
・所要時間:約4時間10分(山頂での約30分休憩含む)

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コメント一覧

今から57年前、高校2年生3学期(冬)に山好きの友人4人で二上山から葛城山を経て金剛山までの24時間縦走を企てました。 結果は夜上り始めた二上山から葛城山山頂近くまで行った時にヘロヘロになり、ちょっと地面を掘って国有林だから やってはいけないけれど小枝や葉っぱを集めて焚き火をして2人づつ交代で少し寝ました。 明るくなってきたので焚き火をしっかり消してから再度出発して林を抜けた時に、一面が真っ白な雪であのまま 歩いていたらみんな死んだかもと言いながら下山。 峠からあらためて金剛山に登る元気と気力が無くてそのまま 帰りました。 縦走完走は出来なかったのですが、良い思い出です。 お写真の道々や高原ロッジなど、当時はそんなに整備とかされていなかったなあと。 ありがとうございます。

山田次郎2026.08.27 08:30 pm

山田次郎様 素敵な思い出をお聞かせいただき、ありがとうございます! 57年前に二上山から葛城山、金剛山までの縦走に挑戦されたとは、すごいですね! 一面真っ白な雪の中、下山を決断されたのも本当に良かったのではと思います。 今回の記事の写真から、当時の山の様子を懐かしく思い出していただけたこと、とても嬉しく思います。 完走できなくても、50年以上経っても心に残る山旅は、素敵ですね。 貴重なお話をありがとうございました!

スタッフの声2026.08.31 11:21 am

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