
キルギスのユルタキャンプで出会ったサモワール
突然ですが、我が家でお湯を沸かすときは、湯沸かしポットではなく「やかん派」です。
以前は、スイッチを入れるとあっという間にお湯が沸く電気ケトルを使っていたこともありました。
が、火にかけたやかんで沸かしたお湯のほうが、お茶やコーヒーがおいしい気がして、いつの間にかやかん派になりました。
なにより、やかんの形そのものが好きです。
そんなやかん好きの私が、キルギスを旅していて気になるのが「サモワール」。
サモワールとは、ロシアなどのスラブ諸国をはじめ、イランやトルコなどで古くから使われてきた、お湯を沸かすための金属製の伝統的な器具のこと。
古くから紅茶文化が発達したロシア周辺では、給茶器として使われてきました。
旧ソ連の国であるキルギスでも、田舎のほうへ行くと、今でもサモワールをよく目にします。
中はドーナツ状になっていて、中央のスペースに燃料を入れ、その熱で周囲に入れた水を温める仕組みになっています。
お茶を入れるときは、まず急須に多めの茶葉を入れ、濃いめの紅茶を作ります。
それをお茶碗に少し注ぎ、サモワールで沸かしたお湯を加えて好みの濃さに。
火を使ってゆっくりお湯を沸かし、お茶を楽しむ昔ながらのスタイルには、なんともいえない味わいがあります。
沸かしているときの音や煙の香りも好きです。
そして何より、サモワールの形そのものに惹かれてしまいます。
キルギスでは、ユルタキャンプなどで使われていることも多いので、旅先で見つけたら、ぜひ眺めてみてください。

お湯が沸いたら煙突部分をとって屋内で使います。濃い目のお茶をお湯で割って好みの濃さに。
コメント一覧
もりひろ2026.09.10 11:18 pm
スタッフの声2026.09.11 09:52 am