
日 時 | 2020年06月27日(水)14:00~16:30 |
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会 場 | allery&Cafe Tina Lente(大阪市・中崎町) |
参加費 | 無料 ※事前予約制 |
お申込み先 | 電話(東京本社:0120-987-553)またはメール(info@kaze-travel.co.jp)でご参加者のお名前、電話番号をお知らせください。 |
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→ 【東京開催】6/24(水) ツアー同行講師・西村幹也が語る -冬と春のタイガ ツアーの準備と実際-

強い信頼関係で結ばれたカザフ民族の男性と相棒のイヌワシ
しゃがぁ西村氏が同行する、2020年4~9月のツアーをご紹介する説明会
このイベントではゲストに、NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長の西村幹也さんを迎え、2020年4~9月に設定している、西村さん同行モンゴルツアーをご紹介いたします。
『この説明会でご紹介する対象のツアー』
NPOしゃがぁ理事長 西村幹也同行!
NPOしゃがぁ理事長 西村幹也同行!
NPOしゃがぁ理事長 西村幹也同行!
2022/9/7(水)発 秋の草原 遊牧民の目線で過ごす本気の草原生活6日間 -仔馬の健康に祈りを込める、焼き印の儀式を見る-
NPOしゃがぁ理事長 西村幹也同行!
NPOしゃがぁ理事長 西村幹也同行!
20年以上に亘ってモンゴル各地を旅して歩いた経験に基づいた内容を、モンゴルの専門家としての視点、そして実際に講師としてツアー同行した過去の経験をふまえ、現地での旅の実際や注意点、必要な装備などを具体的にお話しいたします。なかなか見ることのできない、現地で撮影した珍しい写真もお楽しみいただけます。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
ゲスト:西村 幹也

NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ(外部リンク)理事長。
文化人類学や宗教人類学を専門とし、モンゴル地域のフィールドワークを長年行い、シャーマニズムやツァータンの生活の研究を中心に、カザフの文化研究なども行っている。大学で文化人類学を教えていた期間もあるが、現地と関わる時間をより多く確保するために大学をやめ、NPO法人を立ち上げ、より精力的な活動をするに至っている。近年、活動の範囲は音楽や芸術、写真などにも及び、コンサートや写真展なども精力的に開催。『もっと知りたい国モンゴル』(心交社 2009)の他、共著多数。
●当日お話しいただくモンゴルの土地や民族について、一部ご紹介します

トナカイと人間が寄り添う暮らし
▼ タイガの森
モンゴル北中部、ロシアと国境を接するフブスグル県。この地にはモンゴル語で“トナカイを飼う者”を意味するツァータンと呼ばれるトゥバ人たちが暮らしています。フブスグル湖から西へ約90km、ツァガーン湖北西に広がる標高約2,000mのタイガで暮らすツァータンはトゥバ語を母語とし、主にシャーマニズム信仰を強く残すなど、同じモンゴルの中でも特徴的な伝統文化を持ちます。最近では金鉱山の採掘による土地荒廃の為、それまでの営地に留まれなくなるなどの生活の変化が生じ、先祖からの伝統を受継ぎ、守り、暮らす、タイガに住むトゥバ人たちは現在数家族しかいなくなっています。

丘の上から雪上の獲物を狙う
▼ バヤンウルギー
アルタイ山脈やロシア国境も近いウランバートルの西方約1,300km、モンゴル最西端の県バヤンウルギー。モンゴル国内最高のフィティン峰(4,374m)を擁するこの地には、騎馬民族の末裔・カザフ人が伝統を守りながら暮らしています。両翼を広げると約2mもあるイヌワシを使った冬場の毛皮猟や、2本弦の伝統弦楽器ドンブラで、その独自の伝統を広く知られるようになりました。毛皮猟シーズンは10月~3月頃。草原や耕作地の少ない山岳地帯で厳しい自然条件が編み出した芸術的な狩猟方法です。カザフ人は伝統的技法や習慣を、テュルク系諸民族の中でも特に強く残しています。