オーストリア・チロル地方の魅力

つい先日(6/11-20)、女子旅の視察(出張)でオーストリアのチロル地方に行ってきました。

「え、風の旅行社がヨーロッパ進出?」、弊社の得意とする地域を知っている方にはそう思われるでしょう。・・・事実、私自身、今回が初のヨーロッパ渡航でした。


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(どこに行っても、花・花・花!! これぞまさにお花畑~)

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訪れた場所はどこも想像以上に素晴らしく、「まるでここは夢の世界のよう~」と、毎日のように連呼していました。

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ちなみに、今回の旅のテーマは、『ハーブ』を含めた自然を丸ごと楽しむ旅

・・・ハイ、お察しの通り、風の旅行社がいまさらヨーロッパのありきたりな定番の観光地を巡るツアーを作るワケがありません。


今回の視察では、
*薬草を摘みながらのハーブオイル作り
*ハーブがたっぷり入った石釜パン作り
*ヨーロッパアルプスの山々と一面のお花畑の中でハイキング
*天然素材100%の軟膏作りワークショップに参加
*bio hotelに宿泊&美味しいオーガニック料理を味わう
*伝統的な建物と暮らしを垣間見れる農家(牧場)にステイ

etc・・・ 

と、面白そうだなと思ったものをトコトン体験してきました。


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それらの体験と、旅先での出会いを通して、「チロルって本当にいいところだな~」としみじみ感じた、私の思うチロルの魅力についてご紹介いたします。


1. 誰もが気楽に山を楽しめるお手軽さ!

オーストリアという国をわかりやすいイメージで例えると、北海道くらいの面積に880万人弱(東京都より少ない)の人が住んでいて、横に長い形をしています。東のほうにウイーンという首都があるあたりは平地ですが、西の方はとにかくアルプスの山がズラリと並んでいます。今回はその西の方、ヨーロッパのアルプス山脈のはじっこにあたるチロル地方+ザルツブルク州へ行ってきました。



オーストリア・アルプスは、最高峰グロースグロックナーを頂点とし、東に伸びるにつれ、次第に緩やかな山並みとなり、ウィーンの森あたりで終息していきます。フランス、スイス、イタリア・アルプスと比較すると、山々の高さ、荒々しさ等、ひとまわり規模が小さいものの、オーストリア・アルプスらしい、穏やかで、個性的で、素晴らしい山岳風景が広がります


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「アルプス山脈」と聞くだけで、ものすご~く高い山と思ってしまいがちですが、実はオーストリアの最高峰はグロースクロックナーの3,798mです。つまり富士山と同じくらいの標高なのです。ただ、日本とまったく違うのは、オーストリアには3500m前後の山がとにかくた~くさん、た~くさんある、というところ。

冬が長いオーストリアはウィンタースポーツに力を入れているので、これらの山々には、ピッカピカで超快適なゴンドラやリフトやケーブルカーがあって、あっという間にすごい景色のところにつれていってくれます。


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(↑私の座っていたベンチの下にもぐりこんでグ~スカ寝るワンコ…zzz)


2. 初心者ハイカー天国、トレラン天国、自転車天国

本当に、どんな山にも大抵ゴンドラがあって、1時間も歩けば山小屋があって、山小屋ではその土地で採れたミルクやチーズ、ソーセージなどを食べることができて、登山をしないお年寄り、犬を連れたハイカーさん、マウンテンバイクに乗ったご夫婦たちが、日光浴しながら、昼間からアルコールを飲んで、のんびりおしゃべりして、下り基調の道でサクッと下山するというのが、こちらではスタンダードな山の過ごし方。うーむ、なんと優雅で贅沢な時間なんでしょう。

そして、お天気だったら、ほんの数百メートルいくだけで、氷河を抱いたカッコイイアルプスの山たちが、どどーーーーん!! と目の前に広がるわけです。日本だったら白馬五竜や白馬八方等に近いのですが、日本と大きく違うのは、なんといってもハイカーの少なさ! こんな場所が無数にあるからなのか、景色は一級品でも、観光客の多さと賑やかさで ‘げんなり’ するということがありません。


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地図を見てもらえば分かる通り、とにかく海がなく、山ばかりの国ですから、ひょいっと標高を上げれば、そこにはもう、山ばっかりのすごい景色が広がります。しかも、自転車でも(ゴンドラに乗車可能)、小さなお子さんや年配の家族と一緒に、全然歩かなくても、トレイルランナーやMTBバイカーのようにがっつり遊びたい派も、それぞれがそれぞれのペースで楽しめる山がた~くさんあるのです。


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しかも6-7月には一面がお花畑という、まさに「ドッヒャーーー!!」という景色が広がります。手軽に「絶景さんぽ」を楽しみたいという初級~中級のハイカーさんにはまさに天国ともいえる、オーストリア・アルプスなのです。

3. 暮らしを感じる山の風景 ~アルプスの少女ハイジの世界~

オーストリア・アルプスは、山岳地帯といっても、カナディアンロッキーやアンデスのように人を寄せ付けない原生の自然ではなく、千年も前から、羊と牛を買い、アルプスの山で人が暮らしてきたところで、まさに日本人がイメージするような「アルプスの少女・ハイジ」の世界が広がります。

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ハーブの香りとともに、耳心地の良いカウベルを鳴らしながら、たくさんの牛たちが草を食む牧草地がババーンと広がり、少し歩けばいい雰囲気の小屋があって、そこには人が山と共に生活してきた歴史と、山での営みと、人と動物を常に身近に感じる、安心感のある風景が在るのです。

4. 素敵な山小屋たち

herb hill farmsと呼ばれるエリアでは、各山小屋がその土地で採れた花やハーブで作られた手作りしているというオリジナルのプロダクトがまた素敵でした。例えば、ハーブ塩、ハーブのリップクリーム、ハーブシロップ、ハーブ石鹸、ハーブの軟膏などなど。ちなみに今回の私の一番のお気に入りは、ホルンダーというハーブシロップを炭酸水で割った飲み物。これがめちゃくちゃ美味しかったのです!


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調べたところ、ホルンダー(エルダーフラワー)は人類が最初に発見したハーブとも言われる世界最古のハーブで、「万能の薬箱」という異名に相応しい、体を温める・体内の循環を向上させ老廃物の排泄促進・抗ストレスなど、様々な働きがあるようです。

さらにランチを食べた山小屋がもうとっても素敵で、ここに泊まって、目の前にある草原からハーブを摘んでシロップを作ったりするワークショップがやれたら最高だな~と思いました。あの屋根裏部屋感といい、キッチンのかわいさといい、女子的にはたまらないかわいい山小屋。なんとなく北八ヶ岳のしらびそ小屋に似ている雰囲気で、夜は星空見ながら五右衛門風呂とか絶対最高なやつですよ!

5. 日本人(アジア系)旅行客が極めて少ない

今回の旅でたくさんの出会いがありましたが、ほとんど出会わなかったものもあります。それは、日本人を含むアジア人全般。10日間旅をして、空港以外で日本人にお会いしたのは最終日に1組のご夫婦だけでした。(片やその一方で、スイスの人気の高さはすさまじいようですね。。最後に少しだけ立ち寄ったチューリッヒ空港ではアジア人のあまりの多さに閉口してしまいました・・・)

チロルには、いわゆるミーハーな日本人が好む、これ!といった派手な目玉はなく、誰もが知っている山や世界遺産の建造物があるわけではありません。すぐ隣(西)にスイスがあり、北にドイツがあり、同じオーストリア国内なら当然ウィーン、と競争相手があまりに手強過ぎるというのもあるでしょう。


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でも、チロルの魅力とは、スイスなどの有名スポットに比べて極端に観光地化されていない、「素朴さ」にあるのだと思います。‘ツウ好み’ なのかもしれません。旅先で出会ったTirolerの方々も、地元の生まれ育ったこの地が大好きで、とても誇りに思っているけども、あえて自らを派手に売り込まない、無理してまで人を呼び込もうともせず、チロルの魅力が分かる人にだけ来てもらえばいいのよ、というような、そんな寡黙さがあるというか、ある種の潔さも感じました。

個人的にはそんなところがまた非常に好みで、素朴なアルプスの自然を楽しんだり、にぎやかな観光地よりも田舎の方でゆったり静かに過ごしたいという方には、断然、チロル地方はオススメです。


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田舎といっても、トイレは日本以上にキレイで(もちろん水洗です)、水道の水はアルプスの湧き水でそのまま水道水が飲めますし、きれいな花々が飾られた家家は本当にどれもかわいくて、町並みも統一感があり、まるでテーマパークのように整然としてキレイなところは、さすがのヨーロッパクオリティでした。

6.ハーブの知恵がユネスコ世界遺産に

ハーブ(英: herb)とは、一般的に料理の香り付けや保存料、薬、香料、防虫などに利用されたり、香りに鎮静・興奮などの作用がある有用植物のこと。日本でも身近な存在になりましたが、ハーブといえばヨーロッパが本場。

ヨーロッパでは、広い国土の中で、食料を遠くへ運ぶため、また、腐敗を防ぐ「保存」のためにスパイスが使われるようになり、肉類の臭み消しや香り付けのためにハーブの文化が普及されていったとされています。また、寒い地方が多く、濃い味付けや肉料理が多いため、消化を促進するためにハーブを用いたという経緯もおそらくあったのでしょう。


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(旅の始まりにヨーロッパ最古の薬局にて消化促進に効果のあるハーブティを購入。おかげで薬のお世話になることなく帰国できました!)


今回はTEH主催のハーブのワークショップが行われるホテルに宿泊し、実際に今も継承されている軟膏作りを体験してきました。TEH(TEH=Traditional European medicine)とは、伝統的なヨーロッパのハーブやスパイスを使った自然療法を普及する活動を行なっている協会のこと。なんと、その活動が後世に受け継ぐべき価値あるものだと認められ、2010年には世界文化遺産に登録されています。

外傷を治療するために使うというこのナチュラル素材100%の軟膏作りは、ピンツガウ地方に伝わる、カラマツから採れる松ヤニを使い、オリーブオイルやビーワックスを使って作るもので、わずか20分ほどで作業終了。ピンツガウ地方は、森や牧草地や壮大な農家がある、典型的なアルプスの環境下にあり、何世紀にも渡り、他の地域から孤立して暮らしてきたため、身近にある物を利用して、元気に暮らしていく方法を身につけたそうです。

BIO HOTEL(オーガニックホテル)のハーブワークショップ BIO HOTEL(オーガニックホテル)のハーブワークショップ

そしてこの自然の物を生かして、薬や病院にお世話になることなく健やかに暮らす知恵は、この地方では母から子へ、いまでも当たり前のように受け継がれているようです。日本で言えば、おばあちゃんの知恵袋的なイメージといえるでしょう。きっとかつては日本でも同じように植物の力を利用して健やかに暮らしていたのでしょうね。とても素敵で、素晴らしい伝承医学だと思いました。



7.エコ大国&BIO大国である

BIOとは、つまり、オーガニックのことを意味します。実はオーストリアはヨーロッパでもっとも有機農業地の割合が大きい国なんだそうです。オーストリアで約20%、環境先進国というイメージがあるドイツは5-6%、そして日本は、1%と言われていますので、20%と割合がいかに高いかがわかるでしょう。

レオガングで宿泊したBIO HOTELでは、食事や飲み物、コスメ(シャンプー・石けん・スキンケア等)など、すべてオーガニック。タオル、ベットリネン類、さらには、施設の建材や内装材も可能な限り自然素材を使用しているので、とにかく部屋の中にいるだけで木の香りやハーブの香りがしてリラックスできます。ベッドも心地よくって、本当によく眠れました。

BIO HOTELが大切にしているのは、食材の安全性と地域の生産者とのネットワーク。BIOネットワークは、持続可能で価値のある循環型コミュニティを生み出し、宿泊客やホテルに高く評価されることで農家のモチベーションにも繋がるというわけです。


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さらに有機であるということは、発がん性のある農薬を不使用である=ヒトにも動物にも地球にも優しいというのはもちろんのこと、農薬に頼らずに自然の力で育つことで、作物自体の免疫力や風味が強くなり、何より味が濃くて ‘美味しい’ というのが特徴。

100%オーガニックの食事は、見た目はもちろんのこと、野菜も果物も穀物もどれも新鮮で生き生きしていていて、本当に美味しかったです。しかも、サラダはバイキング式で食べたいものを好きなだけ食べられるのも嬉しいポイント。 (現地式の郷土料理はどうしても肉や油、パン、濃いめの味付けが多いので・・・)

「自分の体は、食べたもので作られる」とよくいわれますが、できることならば、旅先でも、こうした新鮮で、パワーのある食べものを頂きたいものです。


8.空気も人もゆったりしていて、治安がものすごく良い

今回訪れた場所では、ほんとうに終始リラックスしてすごすことができました。自然がいっぱいで、治安がスゴク良く、会う人会う人がやさしくて穏やか、そして親切な人ばかりという印象。夜も朝も、宿の周辺で一人さんぽをすることが多かったのですが、すれ違う人はみなさん笑顔で挨拶をしてくれました。

安心安全の3拍子が揃っていて、且つ、オーストリアの方は、ドイツの人などに比べ、概してのんびりしていて楽天的、明るい性格で、大らかな人が多いようです。4つ星のホテルに泊まってもTシャツ短パンで過ごしている人ばかりで、なんというか、飾り気の無いとてもフレンドリーな国民性なのでしょう。

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さらに、オーストリアはドイツ語圏で英語を話せる人も多いようですが、実際には田舎ではドイツ語しか通じないところも多く、片言で、言葉はつたなくても、レストランの人も、宿の人も、バスの運転手さんも街中の人たちもちゃーんと丁寧にやさしく対応してくれるのです。英語圏にありがちな、アジア人の話す英語に対しての蔑視感がないというのがとても印象的でした。

ワークショップなどで接した方々もみなさん本当に親切で、小さな質問にも丁寧に答えてくれて、「なにか他に聞きたい事はない?」と常にこちらを気にかけてくれました。別れ際には、「We hope to see you again!(また会いましょう)」と言ってくださるのがまた嬉しく、またあの方たちに会いに行きたいと思える、そんな出会いがたくさんあった旅。そんな素敵なチロルでした。

9. 子供にも、動物にも、アウトドア愛好家にも、やさしい国

今回の旅では飛行機を含め、ローカルな電車やバスでの移動もたくさんしましたが、ベビーカーで電車に乗ろうとする人が居れば、必ず誰かがさっと助けてくれますし、電車に、ベビーカーや大きなバックパックや大きな自転車を持った人が乗り込んできたら、嫌な顔一つせずにスペースを開けてくれます。

むしろ、そういったスペースが予め設けられている乗り物がほとんど。それほど混んでないから、バスも電車も、立ち乗りしたこともなかった。公共交通機関の中で子供が泣きだしても、迷惑そうにする人なんて誰もいませんでしたし、むしろ、みんな笑ってあやし出したりします。

ホテルには子供が退屈しないように遊具が目いっぱい用意されていて、子供は子供同士で仲良くなって、遊具や遊び場で、暗くなるまでめいっぱい遊んで、その間に夫婦二人でサイクリングに出かけたりと、家族みんなでそれぞれがそれぞれ好きなことをして休暇を楽しんでいる人たちをたくさん目にしました。


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他にも、すごく素敵だなぁと思ったのは、公共交通機関で、自転車や犬をとても気軽に乗せられること。自転車は、輪行袋に入れなくても全然OKで、エレベーターで上がってきて、そのまま電車にも乗車できちゃう。もちろん犬も、ほとんどの乗り物やホテルも歓迎しているところが多い。空港にだって迎えに来れる。

そして、そんな彼らもマナーをキチンと守っていて、山はもちろんのこと、客室やレストランにだって犬と一緒。きっと犬がストレスなく過ごしているからなのでしょうね、ほとんど吠え声も聞かなかったし、とっても礼儀正しく、そして、どの犬たちもびっくりするくらい人間社会に溶け込んでいて、本当に嬉しそうにしていました。

この国では、自転車旅行も、犬連れでの移動も、大きなスーツケースやバックパックで旅をするのも、とってもスムーズで、全然特別なことじゃない。みんなの日常の一部にあるという感じ。

オーストリアは、アウトドア愛好家や小さい子供連れ、家族旅行をする人にはと~っても旅行しやすい国。私も来世には、チロルでうちの犬と一緒に暮らしたいと本気で思ってしまいました。

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10. こころの‘ゆとり’

旅をしながら感じた日本との大きな違い。それは、「心のゆとり」でした。どこに行っても渋滞や通勤ラッシュなどありませんでしたし、そういえばクラクションも聞きませんでした。乗ってる電車が遅れてイライラしたり、速足でホームを歩いたり、電車の中で疲れ果てて眠っている人など、一人も見かけませんでした。

オーストリアの人たちは、1週間の仕事は月曜~金曜までで、土日は完璧に休むそうです。平日のラッシュアワーは16時頃で、金曜日は早めに仕事を終えて帰宅。仕事も大切だけれど、自分の時間や趣味の時間、そして家族との時間をとても大事にしている。そして結果的にそれが仕事の作業効率を高めているのでしょう。

スーパーやお店も日曜日は休みで土曜日は午前中だけのところが多いようです。そんなわけで、週末は街中がほぼお休みなので買い物も出来ず、その分、外に遊びに出かけて家族サービスを充実させる。山を歩いたり、森を自転車で走ったり、犬と歩いたり、、、ほんとにみなさん家族やご夫婦で、しょっちゅうアウトドアで遊んでいます。おかげで、家庭も円満、仕事も潤滑、これはもう、言うこと無しですね。

さらにオーストリアの法律で定められている労働者の有給は、勤続25年までの人なら1年に5週間。仕事はあくまで食べるためであって、日本のように有給を使わないまま一年が終わる、といったような人はまずいないのだとか。有給はまとめて取って旅行に行くことを奨励されており、日本人のように短い休暇の中に予定を詰め込むアクティブな休暇よりは、のんびりと休養することを目的とした休暇の過ごし方を好む人が多いようです。


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そんな彼らには、心に余裕があるのでしょう。なんだか街も人も落ち着いていて、あくせくしてない、とっても素敵な国だな~と思いながら10日間を過ごしてきました。


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そして、明らかに60歳をすぎていて、でも全身ムキムキな自転車乗りのおじぃちゃんも何度か見かけて、私もこんな風に、体は若々しく、心にゆとりをもって、趣味のアウトドアをマイペースに楽しむ、イキイキとしたシニアになりたい!と強く思った旅でした。






多くの日本人が忘れてしまった大切なことを感じさせられた今回のチロル旅。きっと多くの日本人がここチロルを旅をしたら、私と同じように、ホッと、心が安らぐのではないでしょうか。誰かと一緒に旅する国内旅行もいいけれど、このままではいかん!私もそんな風になりたい!と、人としてのいろんな気づきと学びを貰える海外TRIPは、やっぱり素晴らしい時間と貴重な体験だなーといつも思います。

そんなチロルの魅力を感じてもらえるような旅を、これからコツコツ作りたいと思います。





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