モンゴル乗馬についてのよくあるQ&A





Q. 乗馬はまったくの未経験者です。乗馬道具も何も持っていません……。


A. 「ほしのいえ」草原乗馬学校をはじめ、未経験者でも参加できるコースがたくさんあります。5日間のコースなら早足程度、8日間のコースでは未経験でもほとんどの方が草原を駆けれるようになるのがモンゴル乗馬の魅力です。各ツアーの乗馬レベルの目安を参考にコースをお選びください。また、乗馬に必要な道具は全て無料レンタルしていますので特別な準備は不要です。



Q. 乗馬をする時に、どんなことに気をつけたら良いでしょうか?


A. モンゴル馬は日本の乗馬クラブなどで出会う馬と異なり、半野生のため扱い方や注意が違います。基本的に穏やかな性格で人にもよくなつきますが、半野生であるがゆえに、視覚・聴覚・嗅覚が発達していて敏感に反応する習性があります。常に、馬の気持ちをいたわりながら接することが何より大切です。

※安全に乗馬を楽しむためにも、下記のような振る舞いはご遠慮ください

  • 一人で乗り降りすること。
  • 馬の右側に行くこと。
  • 大声や奇声、耳慣れない音を突然だすこと。
  • 馬のお尻に近づくこと。
  • 馬上で衣服の着脱、カメラなどの出し入れをすること。


Q. 子どもと一緒に乗馬をしたいのですが、参加できますか?

 
A. もちろん参加可能です。モンゴルの子どもは3歳から馬にまたがっていますから! けれど、残念ながら小さいお子様用の鞍やあぶみの準備はありません。小学校中学年くらいなら足があぶみに届きますが、足が届かないお子さんの場合は乗馬スタッフが抱きかかえての乗馬や引き馬でゆっくり散策するなどといった対応をしています。また、12歳未満のお子様には割引サービスを設定しております。詳しくはお問い合わせ下さい。



Q. 乗馬のときはどのような装備で臨むのがよいですか?


A. モンゴルの乗馬にはスタイルがありません。大事なのは見た目よりも合理性、特に初めての方は動きやすさ、快適さを考えましょう。


服装
柔らかくて動きやすく、汚れたり破れたりしてもいいものを。日焼け対策として、暑くても襟付き長袖長ズボンを。下はジャージやチノパンがオススメ。 ジーンズは縫い目が擦れて痛くなるので、オススメできません。

軍手
手綱で擦れることがあります。滑り止め付きなら尚良いです。

お尻プロテクター
慣れないうちはお尻が鞍にぶつかって痛くなります。ズボンの中にタオルを縫いつけたり、スノーボードや釣り用のガードを着用すると良いでしょう。 座布団は鞍からずれて危険なので避けて下さい。

足もと
スネとくるぶしをガードする特製サポーター(チャップス)があるので靴はふつうのスニーカーでOKです。靴底に厚みがあったり靴底が極端にギザギザしているものは、あぶみに引っかかっていざというとき抜けにくくなるので避けましょう。

雨具
防水性の高い上下セパレートタイプのもので、色は地味なものが最適。


コダワリの道具を無料レンタル

風の旅行社は乗馬で使う道具についてもきちんと考えています。すべての乗馬コースで、初心者から上級者までの誰もが安全で快適に馬との時間を楽しんでいただくため、厳選した道具をご用意しました。

オリジナル鞍
長年の経験から、乗る人のお尻にも馬の背中にもやさしいオリジナル鞍を用意しました。
ヘルメット
やはり心配な落馬。万が一の落馬時、何もないのは不安です。頭を衝撃から守ってくれます。
チャップス(すねサポーター)
あぶみの当たるスネとくるぶしをガードしてくれます。これで乗馬ブーツを買う必要はありません。
乗馬ジャケット
エアガス式タイプのジャケットのように大きな音がしないので馬が驚くことがないジャケットです。




Q. 乗馬をしたいのですが、どのコースを選んだらよいでしょうか?


A. 初めての方には直営キャンプ「ほしのいえ」で開催される乗馬学校『モリンスクール』をお勧めしています。他にも乗馬レベルごとに多数のツアーをご用意しております。詳しくはこちらをご覧ください。



Q. 乗馬以外のモンゴルの魅力って?


A. モンゴルの魅力は乗馬だけではありません。広大な草原で熱気球に乗ったり、カヌーやフィッシングなどの体験も可能です。また、世界遺産に登録されているエルデニ・ゾー寺院を訪ねたり、ゴビ砂漠のど真ん中にあるパワースポットを訪問するのも興味深いものです。



Q. モンゴルのベストシーズンは?


A. ベストシーズンはズバリ「夏」。特に草原が緑に染まる6月下旬~8月中旬くらいがお勧めです。また、気温がマイナス30℃にもなる「冬」にも、ホームステイなどのツアーを設定しています。冬のツアーでは厳しい環境で逞しく生きる遊牧民の生活を体験することができます。



Q. ゲルに泊まるのが心配なのですが……。


A. 通常のキャンプでは、ゲルの真ん中にストーブとテーブルが設置してあり、周囲に4つのベッドが並んでいます。乗馬の後は疲れていますので、ゲルに入ったらすぐにお休みになってしまう方が多いようです。基本的に「男女別相ゲル」利用をお願いしておりますが、空室状況によってはゲルの貸切を承れる場合もございます。ご心配な方は、どうぞ気軽にお問い合わせ下さい。
なお、トイレは落下式ですが、便座がある洋式タイプとなります。乾燥しているからか臭いもほとんど気になりません。



Q. 草原にシャワーはありますか?


A. 気象条件や設備の不具合などで熱いお湯が出ないこともありますが、ほとんどのキャンプでホットシャワーをご利用いただけます。残念ながら「そらのいえ」などを除いて湯船はありませんが、モンゴルの夏は非常に乾燥していますので、気にならない方が大半です。



Q. 携帯電話は使えますか? Wi-Fiは?


A. 首都ウランバートルでは、ほとんどのホテルで無料Wi-Fiサービスが利用可能です(ロビーのみ可のホテルもあります)。また、各携帯電話キャリアの国際ローミングサービスに対応しています。しかし、「大草原」では携帯電話も含めた電子機器の利用はほとんどできないとお考え下さい。たまには“デジタルデトックス”も良いものですよ。
※「空に向かって携帯電話を放り投げたらメールが送信できた!」なんて冗談のような例もありますが…。



Q. 毎日毎食「羊」を食べ続けなければいけないの?


A. 草原でハーブを食べて育った羊、とっても美味しいですよ! でも、「やっぱりちょっと苦手かも…」という方もご安心下さい。旅行者向けのツーリストキャンプでは、ロシア風、中国風、欧米風などの食べやすい食事を用意してくれます。