つむじかぜ 675号 キテマス!ルーマニア イキマショ!ルーマニア! 号

つむじかぜ675号



キテマス!ルーマニア
イキマショ!ルーマニア! 号



特集1ドラキュラとコマネチだけではない!


東欧ルーマニア。吸血鬼ドラキュラや伝説の体操選手コマネチを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ルーマニアにはとても豊かな自然や中世ヨーロッパの面影を色濃く残す街や村が多く存在し、実際に訪れてみるとその魅力にはまってしまいます!

そんなルーマニアの素晴らしさが詰まったこのツアー、皆さんぜひ体験してください!

6/23(土)発、8/11(土・祝)発は条件付き催行決定!

豊かな自然と美しい街が織り成す

ルーマニア 中世の街並みと要塞教会を巡る8日間

3名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/04/21(日) ¥584,000 東京・大阪 終了 ★春の花シーズン
2024/06/22(土) ¥569,000 東京・大阪 募集中 ★初夏の花シーズン
2024/07/13(土) ¥582,000 東京・大阪 募集中 ★ひまわりの花シーズン
2024/11/02(土) ¥549,000 東京・大阪 募集中 ★紅葉シーズン
このツアーで訪れるルーマニアの街や村はヨーロッパ中世の面影を色濃く残し、街や村を散策するだけでもその時代にタイムスリップした様な気分になります。

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ルーマニア関連情報



特集2人気ツアー「セレクト乗馬」お盆も席あります


全ての参加者が満足の行く乗馬を・・・というコンセプトで作ったセレクト乗馬。未経験者から上級者まで、添乗員と3名の日本語ガイドが同行し、毎日、レベルに合わせた乗馬コースを設定します。ロケーションは「ほしのいえ」のある弊社自慢の大草原!

7月、8月とも席がありますので、お休みの合う方は迷わず「セレクト乗馬」へどうぞ!

未経験者から上級者までみんなで草原集合!!

ほしのいえセレクト乗馬6日間

8名催行日本語ガイド添乗員早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/06/28(金) ¥338,000 東京 募集中
2024/07/26(金) ¥353,000 東京 満席・キャンセル待キャンセル待ちは「お問い合わせ」よりご連絡ください
2024/08/09(金) ¥373,000 東京 募集中
2024/09/06(金) ¥338,000 東京 募集中
乗馬技術や体力に合わせて、毎日、初級・中級・上級と参加レベルを変更できる特別ツアーです。未経験者から上級者まで無理なく乗馬を満喫できる日程です!

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特選!風カルチャークラブ情報


新緑が眩しいこの季節です、楽しくタメになる風カルチャークラブの講座が皆様のご参加をお申込みお待ちしております!

【講座】



5/19(土) 

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2020/01/18(土) ¥4,400 終了 テーマ:第三回・小金井公園から井の頭公園へ
2020/02/29(土) ¥4,400 終了 テーマ:三浦市・油壺湾と和田の里を歩く
2020/03/28(土) ¥4,400 終了 テーマ:「玉川上水を歩く」-第四回・羽村から拝島へ-
2020/04/25(土) ¥4,400 終了 テーマ:館林のツツジと分福茶釜を訪ねる
2020/05/23(土) ¥4,400 終了 テーマ:武蔵野のハケと里山めぐり
2020/06/06(土) ¥4,400 終了 テーマ:「常陸国の史蹟を訪ねる」

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5/20(日) 

城川四郎さんに学ぶ

30種類の木を覚える -照葉樹編-

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2020/05/17(日) ¥4,400 終了

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5/26(土) 

地元在住・政所名積さんが案内する

里山の昆虫観察 in 秦野 ~渋沢丘陵~

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/05/19(日) ¥6,490 神奈川県秦野市(小田急線・渋沢駅集合・解散) 募集中
幼虫は同じ食草アワブキを食べるスミナガシとアオバセセリ、梢の上で縄張り争いをする様子を観察します。 初夏のさわやかな風が心地良い新緑の季節、1年で最も過ごしやすく虫がたくさん見られる時期に当たります。

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5/26(土) 

―ファンタジー作家・芝田勝茂と読む―

『地形と文学』入門講座

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2020/02/15(土) ¥3,300 終了
2020/03/21(土) ¥3,300 終了
2020/04/19(日) ¥3,300 終了

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6/2(土) 

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2019/01/30 ¥3,240 終了
2019/04/24 ¥3,240 終了

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6/3(日) 


【国内】



5/26(土)発 ※条件付きで催行決定!


6/25(月)発 


【海外】



6/11(月)発 



7/1(日)発 



8/7(火)発 



 風カルチャークラブ 講座・ツアー一覧


今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載


【チベット現地だより】
【チベット文化圏】中村の東チベットこぼれ話1
マルカムのチベットダンスと「少林バスケ」

動画ならではの臨場感

【ヒマラヤの宝探し】
第239回 カフェイン ~コーヒーは薬草?~
目からウロコの話

【ブータン】
ブータンのデラックス・ホテル紹介
~ゆっくり快適に過ごす休日~

お気軽にお問い合わせください

【風の鳥日和】
【添乗報告記】4/22 自然が残る東京湾 小櫃川河口
今回も充実

【モロッコ】
風のモロッコ ツアーで訪れる各都市の魅力
都市ごとの魅力をまとめてみました

【なにわ日記】
モロッコ土産に最適!ミントティーパック!
これはおすすめ!





お待ちかね!風のイベント情報

風のイベント


草原乗馬を詳しく解説! 夏のモンゴルツアー説明会

夏のモンゴル旅行の実際と、風のモンゴルツアーならではの特徴など、皆さんの知りたい情報を写真とともにお話します。少人数ならではの質問コーナーで旅の悩みもスッキリ! お気軽にお越しください。

  • 日 時
  • 5/19(土) 11:00~12:00
  • 6/16(土) 11:00~12:00
  • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 参加費:無料


ツアー同行講師・西村幹也が語る -タイガとバヤンウルギー ツアーの準備と実際-

NPO法人北方アジア文化交流センター「しゃがぁ」理事長の西村幹也さんをお招きし、モンゴルの専門家としてツアーに同行した経験をふまえた旅の実際や注意点、必要な装備などをお話しいただきます。

  • 日 時
  • 【東京開催】7/6(金) 19:00~21:30
  • 【大阪開催】7/7(土) 10:30~13:00
  • 会 場
  • 【東京開催】風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 【大阪開催】Gallery&Cafe Tina Lente(大阪市・中崎町)
  • 参加費:無料


外部イベント


特別展「モンゴル遊牧民の世界」~草原を旅する民~
リトルワールド収蔵資料と新たに収集した約60点を一挙公開。大帝国を築いた時代から連綿と受け継がれてきたモンゴル遊牧民のたくましさ、知恵と工夫について紹介する。

  • 日 時:~7/1(日) 9:30~17:00
  • 会 場:野外民族博物館 リトルワールド 本館1階展示室(愛知県・犬山市)
  • 料 金:一般:300円、65歳以上:200円、学生・幼児無料 ※リトルワールド入館料金が別途必要


都立図書館 企画展示「カザフスタン展」
在日カザフスタン共和国大使館と共催し、カザフスタンの文化や暮らしなどを紹介する企画展示。会期中はギャラリートークや映画会、コンサートなどのイベントも多数予定する。

  • 日 時:~6/11(月) 10:00~20:00(土日祝は17:30まで)
  • 会 場:都立中央図書館4階 企画展示室・多目的ホール(東京都・港区)
  • 料 金:無料


「日本の美とシルクロード」展
平山郁夫は「シルクロードの乾燥した砂漠地帯を旅して帰ってくると、私は無性に日本の潤沢な緑が描きたくなります」と述べる。両者の異なる自然と文化の対比を、変わらぬ愛情を注ぎながら描いた作品を展示する。

  • 日 時:~9/21(金) 9:00~17:00
  • 会 場:平山郁夫美術館(広島県・尾道市)
  • 料 金:一般900円、高大学生400円、小中学生200円


ラオスフェスティバル2018

  • 日 時:5/26(土)、5/27(日) 10:00~20:00
  • 会 場:東京都代々木公園イベント広場(東京・渋谷区)
  • 参加費:無料


佐野碧(SANO AOI) HIKARI SONG GIFT vol.3 〜報告ライブ〜【東京&大阪】
ネパールへ光と音楽を届けるチャリティフェスティバル「HIKARI SONG GIFT vol.3」を展開中の佐野碧が、チェパン村での星空授業&星空ライブの活動報告を交えたワンマンライブを開催する。

  • 日 時
  • 【東京開催】6/3(日) 13:45開演
  • 【大阪開催】6/9(土) 20:00開演
  • 会 場
  • 【東京開催】APIA40(東京・目黒)
  • 【大阪開催】ライブスペース音(大阪・難波)
  • 参加費
  • 【東京開催】¥3,000(別途ドリンク代)
  • 【大阪開催】¥2,500(別途ドリンク代)


ミャンマー祭り2018

  • 日 時:6/30(土) 10:00~18:00、7/1(日) 10:00~16:00
  • 会 場:浄土宗大本山 増上寺(東京・港区)
  • 参加費:無料







風の向くまま・気の向くまま ―第四百九十九話―

 

代表取締役 原 優二


●オルドス旅行②


※前回の記事「オルドス旅行①」はこちら

朝食のとき、新たに植林要員を呼んだからと、J・J(友人の知人のモンゴル人)から2人の男性と1人の女性のモンゴル人を紹介された。年のころは50歳手前といったところだろうか。J・Jと彼らは、冷えて油が固まった昨晩のチャンスンマハ(ゆで肉)をナイフで小片に切り取ってスーテーツァイ(塩味のミルクティー)に山ほど入れ、ものすごい勢いで食べていた。その慣れた手つきと食べる量は、ザ・モンゴルである。

今回の訪問で、意外にもウランバートルに比べオルドスのほうがモンゴル伝統の食、習慣が残っているように感じた。その最たるものは縦文字の使用だ。内モンゴルでモンゴル語を表記するには古来からモンゴル人が使ってきた縦文字しかない。空港の案内板も街の看板もテレビでも縦文字が普通に使われている。キリル文字という外来文化は内モンゴルには存在しない。

11時ごろから植林に出かけた。これが今回の旅のメインイベントである。車にはJ・J、奥さん、大学生の甥っ子とその彼女、そして前述した3人のモンゴル人。途中、昨晩の饗宴に来ていた68歳の叔父さんの家で400本の苗を積み込み、さらに叔父さんも乗り合わせて砂漠へ向かった。この叔父さんはもう30年以上植林を続けているそうで、J・Jは「お兄さん」と呼んで慕っている。

「昔のような草原に戻したい」とJ・Jは熱く語る。オルドスには高速道路のような素晴らしい道が縦横に走っているが、その脇には綺麗に高木が並んでいる。市の力で緑化が進んでいるが、高木を密集するように植林すると下草が生えなくなってしまうそうだ。あれでは草原には戻らないと私も思う。

今回植えた苗は1mほどの潅木になるらしい。砂漠にスコップで穴を掘り、30cmくらいの苗を2本ずつ植えていく。穴の間隔は1.5mほどだ。土をかけたら周りをしっかり踏み抑えないと枯れてしまうと言うので、少々荒っぽく踏み込んだ。驚いたことに、砂漠といっても表面の砂を30cmほど掘ると湿った砂が出てくる。J・Jいわく、砂漠では水に困ったら深く穴を掘るそうだ。

ところで、内モンゴルには「牧民」がいても「遊牧民」はいない。定住化が進められたからだ。ご存知のように中国では土地は国のものであり、国民は使用権を所有しているに過ぎない。モンゴルの草原と違ってオルドスの砂漠は柵で区切られており、行く手を柵に遮られる度に門を開けるようにして通らなくてはならない。

一方で皮肉なことに、遊牧が許されているモンゴル国では、急激に遊牧民が減っている。経済の発展が伝統的な暮らしを変えていくという典型的な話だが、実にもったいない。モンゴル民族のアイデンティティーとは何か。日常に当り前のように存在していたものは、経済発展とともに新しいものに代わってしまった。そして、日常から消えてしまったときに初めて、強いアイデンティティーを人は感じるのかもしれない。

形のないもの、目に見えないものの方が思いが募る。草原を復活させようといった思いもその典型かもしれない。J・Jの夢が実現することを祈りたい。


≫「風の向くまま・気の向くまま」バックナンバー


お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜


▼5月20日(日) 19時58分~20時54分 日テレ1 【ラオス他】
世界の果てまでイッテQ!お祭り男宮川橋祭り&いとうあさこミステリーツアー
宮川はラオスで橋祭りに挑戦!自転車で一本橋を渡りきれるか!? あさこはオランダで人体のミステリー、鼻うがいに挑戦!


▼5月20日(日) 20時00分~20時50分 NHKBS1 【モンゴル】
世界はTokyoをめざす「金メダルが起こした奇跡~モンゴル 男子柔道~」
モンゴル初の金は2008年北京五輪男子柔道だった。金メダルが起こした奇跡の物語。 モンゴル柔道の強さの秘密とは?北京のヒーローにあこがれた少年が東京五輪をめざす。


▼5月20日(日) 27時30分~27時59分 NHKBS1 【ミャンマー】
Side by Side選「村の健康はみんなで守る~ミャンマー~」
ミャンマーの無医村を巡回診療しながら疫病予防の大切さを説く日本人医師、名知仁子さん。現地スタッフとともに自分の健康は自分で守ることを徹底する取り組みを伝える。


▼5月21日(月) 21時00分~21時54分 テレビ東京1 【ペルー】
世界ナゼそこに日本人 ペルーのマチュピチュを世界遺産に押し上げた日本人偉人伝説
南米ペルーの天空遺跡マチュピチュを世界遺産に押し上げたのは日本人男性だった!? 差別、貧困、戦争…さまざまな困難と闘いながらも多くの偉業を成し遂げた壮絶人生とは?



編集後記


各地で気温30度以上の真夏日が観測され、季節は春から夏へと移り変わってきましたね。早くも停滞前線が列島付近をウロウロしているようですので、今年は入梅が早いかもしれません。

所変わってネパールもまもなく「雨季」。夏場はインド洋などに端を発する南西季節風がヒマラヤにぶつかり、高山の南麓を中心に多量の雨を降らせます。一方、ヒマラヤの北側では比較的安定した天気が続くことが多いようですが、これは冬の日本海側に降雪が多く、関東平野では空っ風が吹くのと同じような原理でしょう。

ヒマラヤの北側というとチベット高原やインドのラダックを想像しますが、実はネパールでも限られたエリアが該当します。

乾燥した大地にわずかな緑が映え、猫の額ほどの畑に蕎麦の花が咲き乱れる時期。梅雨がなく爽やかな夏のムスタンを訪問してみてはいかがでしょうか?

(かわかみ)





※次号676号は5月24日頃の配信予定です
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送信日:2018年5月17日
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