刺繍に縫い込まれているものは。

カザフの刺繍(廣田千恵子氏所有)
カザフの刺繍(廣田千恵子氏所有)
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ウズベキスタンのスザニ(KANNOTEXTILE所有)
ウズベキスタンのスザニ(KANNOTEXTILE所有)
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こちら「ときめき旅話」で何度が登場している話題「刺繍」。世界各地の‘お母さん’からその娘へと受け継がれてきた針仕事は、所変われば色柄素材が変わりまさに多様。布地を埋め尽くさんばかりの針仕事を目にすると、そこに込められた想い(…それは家族を「魔」から守るためのものであったり、質の高い仕事が母娘の誇りであったりします…)に気が遠くなってしまうこともあります。

少し前の話ですが、モンゴル西部に暮らす遊牧民「カザフ」の刺繍文化にお詳しい廣田千恵子さん(NPO法人しゃがあ)のワークショップに参加してきました。カザフの人たちの暮らしの中で、刺繍がどのような役割を担い、そこにどういった意味が込められているのかお話を伺いました。もちろん、実際にかぎ針を持って刺繍も教えていただきました。

その中でもっとも興味深かったお話をご紹介。カザフ刺繍でよく見かける、ぐるぐるとした紋様。このモチーフは雲か? 火焔か? 水の波紋か…? 想像は膨らみますが、なんと羊の内蔵なのだそうです。家畜が富の象徴、家族の財産である遊牧民ならではのモチーフです。

もう1枚の写真(右上)は、ワークショップの会場であったKANNOTEXTILE(東京・神楽坂)さんが所有されているウズベキスタンの「スザニ」です。ぐるりと縫い込まれているのはティーポット。各地の刺繍には自然や動物、あるいは幾何学文様が多いなかで、意外性があって、これまた面白いです。

さて!風の女子企画では来月、初のイベントを開催予定なのですが、KANNOTEXTILEさんがゲスト出演してくださることになりました。お店のお料理も、雰囲気も、そしてゲスト・トークも、私たちスタッフ自身が心から「いい…!」と共感しているものでいっぱいのイベントになりそうです。楽しみです。
風の旅行社をあまり知らなーい!という方も、旅・食・布にぴぴっときたら、ぜひ思い切ってご参加くださいませ!

【イベント詳細】 6/24(水)風サロン・チャイハナ(第1夜)〜 中央アジア 旅・食・布 〜


KANNOTEXTILEスタジオ内に飾られた
カザフの刺繍布「トゥス・キーズ」

廣田千恵子さんによる講座情報(定員間近です)

カザフのことならこちらのサイトへ
カザフ情報局 KECTE(ケステ)

一点一点、物語のある衣服や雑貨に出会えます
大陸の布と工芸「KANNOTEXTILE」

「風の女子企画」関連ツアー




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