ゾルからサインバイノー11/18「銀行の合併 鷹の持ち出し」

サインバイノー!(こんにちは)

モンゴル・カゼのゾルからのニュースをお送りします。
モンゴルは、最近雪が降って寒くなっています。夜中-30℃になる所もあります。
今年の冬は去年より寒い感じがしています。去年の秋は長くて暖かかったから冬も今年より暖かかったのです。
しかし、日の本の国では雨が降っていることが面白いですね!!私にとって、日本とモンゴルの寒さが違うと思います。
日本の気候は湿気が高いから日本の-3℃は、モンゴルの-5℃ぐらいに感じると思います。日本の冬は雪よりみぞれのほうが多いですね。

近日、モンゴルの”Hadgalamj”、 ”Zoos”、 ”Mongol shuudan”という三つの銀行が合併するというニュースで大騒ぎになっています。
原因は色々言われています。
一つめは、大きな銀行が小さい銀行を買っているということ。
二つめは、経済危機で各銀行の力が衰えているから合併したら経済危機から脱出する出口になるのではないかということ。
三つめは、ロシアがモンゴルの銀行にいっぱい投資したから、自分の物にしようとしているということ。
つまり、合併している銀行の代表者のうしろにロシアの投資があるということが注目されています。

近年、モンゴルからアラビア人たちが鷹を持って行くことが本当に多くなっています。
夏、草原をジープで走るアラビア人が本当に目立つようになってきました。
最初は普通のナンバーの車で走っていましたが、残念ながら今年は外交(大使館)の特別な赤いナンバーのついた車で走っています。
こういうナンバーがついている車を警察官は止めることが出来ません。ということでアラビア人たちは草原で自由に走っています。
環境観光省から今年300羽の許可を出して、10月まで294羽の鷹がモンゴルから持って行かれて42億2千400万トゥグリクの税金国に払われという報告があります。
こんなに多くの許可出しているということは、役人たちも参加していることが明らかです。鷹の売買もあるそうです。
この数の鷹のえ餌として何羽の鳩が殺されたか不明です。アラビア人たち一羽の鳩を3千~5千tgで買っていることがありました。
国民、特に遊牧民の皆が鷹を持って行くことを嫌がっています。
アラビア人たちの鷹を持って行く原因は鷹で麻薬を運ばせるために持って行くと聞いたことがあります。
もう一つは、モンゴル人が馬が好きなのと同じく、アラビア人はいい鷹を持っていることが自慢になるそうです。