今夏のほしのいえの様子

みなさまサインバイノー!

爽やかなハーブ薫る、夏のモンゴルから帰ってきました。
今年は5月に雨がよく降ったそうで、草原は青々と茂り、花々の姿もよく見かけました。

ミント系のハーブが薫るほしのいえ ミント系のハーブが薫るほしのいえ


写真のように草の丈も十分育って、ほしのいえ周辺はミント系のハーブの香りに包まれ、馬もヤギも羊も肥えて元気一杯!おいしい馬乳酒やチーズなど、夏ならではの乳製品も堪能できました。

乗馬学校に参加されたみなさんは、全身の筋力や関節が悲鳴をあげながらも、乗馬をカラダいっぱい満喫されたことと思います。(くれぐれもこれから行かれる方は湿布とバンテリンをお忘れなく!)

ほしのいえ周辺にて ほしのいえ周辺にて


また、ほしのいえでは、キャンプ長モチコをはじめ、おなじみのスタッフたちが笑顔いっぱいでもてなしてくれました。今年のスタッフは、右からトゥメー(乗馬)、オルギル(掃除・雑務)、ホロルスレン(調理補助)、モチコ(キャンプ長)、ザヤー(乗馬リーダー・馬具)、エンフーネー(調理補助)、ナサー(乗馬・シャワーゲル・馬頭琴)が力をあわせて頑張ってくれています。(※コックのデギーは里帰り中で不在)

ほしのいえスタッフ ほしのいえスタッフ


因みに私はほしのいえに1週間滞在していましたが、一番印象に残っているのは、大草原で見た雷です。ほしのいえキャンプ長のモチコも、10年以上ほしのいえで働いていて「こんな天気は初めて」と言っていました。

人工物がほとんどないモンゴルでは、空がとてつもなく広く、視界も広いので、遠くで雷が光っているのもわかり、どんどん近づいてくるのがわかるのです。日本の大都会のゲリラ豪雨には慣れましたが、モンゴルの草原では、できれば嵐には遭遇したくないものです。。。

雷ゴロゴロ。嵐の夜・・・ 雷ゴロゴロ。嵐の夜・・・


滞在中(7月末)は、こうして夜に天気が崩れることが多かったのですが、遊牧民出身のスタッフいわく、「夕立や嵐が続くと、夏の終わりが近い。今年は秋が早く訪れるのかも」とのこと。

実際、今、ほしのいえに滞在しているスタッフの情報によると、今週はかなり冷え込んできているようです。私が滞在していたときは一度もストーブをつけずに済みましたが、今は毎日、朝晩はダウンジャケットを着込むほどとか。これから出発される方は、寒さに備えて、少し暖かめの服装を加えていただくことをお勧めします。

風力発電機の上に広がった天の川と流星 風力発電機の上に広がった天の川と流星


雨期の夏が終わり、秋が近づいてくれば、むしろ天候は落ち着くので、満天の星空を見られるチャンスが増えるかもしれませんね!

日本にもどり、モンゴルの涼しさが恋しい今日この頃です。

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