景山えりかさんと世界の月待巡礼シリーズ第2弾

【予告】12/25(金)夜発 モロッコ サハラ砂漠で満月と太陽のご来光を見る

6名催行日本語ガイド添乗員同行

サハラ砂漠で満月と太陽のご来光を見る

夜の星空にも期待(イメージ)

シャウエンは昼の青い街並みだけでなく、夜もまた雰囲気がある

日中のシャウエン。壁が青い理由とは?

夕方の活気溢れるフェズの旧市街散策も楽しい

モスクに使用するタイル製造の職人技術が、陶磁器にも生かされる(フェズの工房)

バヒア宮殿のタイルと漆喰装飾(マラケシュ)

車と馬車が共存している街(マラケシュ新市街)

フェズに次ぐ規模を誇るマラケシュ旧市街の路地

夜は屋台が立ち並ぶマラケシュ旧市街の中心フナ広場

マラケシュのシンボル、クトゥビアと月

日本でも人気が高い靴、バブーシュ

スタッフの間で、世界一美味しいと噂のオレンジ

モロカンサラダは生野菜を欲する旅の体に嬉しい

モロッコ名物タジン

砂漠ではラクダ乗り体験も(イメージ)

砂漠のテントと月(イメージ)

数々の映画の舞台となっている、世界遺産アイトベンハッドゥ。敵との戦闘を想定した要塞のようなつくりになっている。

旧市街を歩いていると、色鮮やかな雑貨が次々と目に飛び込んで来る

ミントティはモロッコの国民的な飲み物

出発日設定2020/12/25(金)夜【予価】
旅行代金379,000円
出発地東京・大阪・名古屋
早割90
詳細

昨年、モンゴルの大草原で開催した月待ツアー、「8/24(土)発 モンゴルの草原で二十六夜の月待」に続く第二弾として、今年はサハラ砂漠で「月の出」を見ます。

突然ですが、月の出を見たことはありますか? 日の出は見たことがあっても、月の出を見たことのある人は少ないかもしれません。しかし、昔は違いました。多くの人が、日常的に月の出を見ていたのです。かつて日本には、特定の形をした月が出てくるのを待って拝む「月待(つきまち)」という風習(民間信仰)がありました。また、十五夜以降のいくつかの月にユニークな名前をつけて愛でていました。

かつて日本には、特定の形をした月が出てくるのを待って拝む「月待(つきまち)」という風習がありました。古くは民間信仰だった月待ですが、江戸時代に入って社会が安定すると、行事(文化)として大衆化しました。とりわけ江戸の町では、月の出がよく見える高台や海岸が月待スポットとなり、老若男女を問わずたくさんの人が集まって大賑わい。当時の様子は浮世絵にも描かれたほどです。

ちょっと想像してみてください。今か今かと月が出てくるのを待っている間の胸の高鳴り、月が出た瞬間の喜び、美しい月の姿を見たときの感激――「月のご来光」を見る行為は、感動にあふれています。

しかし、時代の流れとともに、この行事が廃れてしまったことが残念でなりません。そこで、風カルチャークラブと協力して「世界の月待巡礼」を企画しました。昔も今も、私たちにとって、地球にとって、唯一の存在である月が、世界のあちこちから昇ってくる様子を見て心を動かし、体験を仲間と共有する。その行為を、月を楽しむ古くて新しい文化として、「現代の月待」として、広めていきたい。そう願っています。

本ツアーは砂漠に2泊するので、月待のチャンスは2回あります。1回目は、十五夜よりも少し遅れて昇ってくる「十六夜(いざよい)の月」。この月は、2020年最後の満月と重なるため、「十六夜の満月」となります。
そして2回目は、立って月を待つという意味の「立待月(たちまちづき)」。どちらも昔の日本人が、東の空から昇ってくるのを待ちわびた月です。

月を楽しんだあとは砂漠で新年を迎え、「初日の出」を拝みましょう。
今回は、月と太陽、両方のご来光が見られる特別なツアーです。2つの天体がもたらす光のパワーを全身に浴びながら砂漠で過ごす年末年始は、一生の思い出になるはずです。
(星の文筆家、月文化研究家 景山えりか)

講師

景山 えりか (かげやま えりか)

星の文筆家

星の文筆家。月文化研究家。星空ガイドや科学ボランティアを経て、2008年より文筆家として活動。「星空を人生の一部に」をモットーに、星空や宇宙の魅力を伝える記事をメディアに多数執筆。また、旧暦や月の文化に造詣が深く、星の世界を楽しむ方法を幅広く提案している。一方、伊豆諸島・神津島で星空ガイド養成講座の顧問及び主任講師を務め、島民のガイド育成に尽力。これまでの実績が評価され、都庁からの依頼を受けて「平成29年度 東京都観光まちづくりアドバイザー」に就任。神津島に派遣され、星空を観光資源とした地域活性と、星空ガイドのレベルアップに協力している。著書に『月整活 月のリズムで暮らしと心を整える30の新習慣』(主婦の友社)など。
景山えりかオフィシャルHP https://www.kageyamaerika.com

担当講座一覧

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京・大阪・名古屋

[名古屋発の場合午後: 名古屋駅からバスで関西空港へ。]

夜: 東京(成田)発 または

深夜: 大阪(関西)発。空路、乗継地のドバイへ

機内
2日目

ドバイ カサブランカ シャウエン

午前:飛行機を乗り継ぎ、空路、モロッコへ。

午後:カサブランカ到着後、日本語ガイドと共に車でシャウエンに向かいます(走行=約340km、約6時間)。

夜:シャウエン到着。夜の旧市街を少しだけ散策します。宿泊は、現地の人々の生活感あふれるメディナ(旧市街)内の伝統モロッコ建築様式・リアドです。

リアド
3日目

シャウエン フェズ

午前:“青の街”で知られるシャウエンの、幻想的な旧市街を散策します。その後、車でフェズへ向かいます(走行=約200km、約3時間)。

午後:フェズ着後、1200年以上の歴史を持つ世界最大規模のメディナ(旧市街)「フェズ・エル・バリ」を散策。カラウィンモスク、旧市街を一望できる展望台や陶器工房などを見学。織物工房にて参加者全員に砂よけのターバンを差し上げます。

ホテル
4日目

フェズマラケシュ

午前:車で喧騒の街マラケシュへ向かいます(走行=約550km、約6時間半)。

午後:マラケシュ着後、マラケシュのシンボルであるクトゥビアを見学。

夕刻:夕食は、毎日が縁日のような喧騒に包まれたジャマ・エル・フナ広場の屋台へ出かけます。

ホテル
5日目

マラケシュ

午前:マラケシュ旧市街観光へ。バヒア宮殿、色鮮やかな雑貨店が軒を連ねるスーク(市場)など旧市街の見所を歩いて訪れます。

午後:フリータイム。休憩するもよし、ハンマムに行ったり、お買い物するもよし、夕食までの間ごゆっくりとお過ごしください。

ホテル
6日目

マラケシュザゴラ

午前:車で、2,260mのティシュカ峠を越え、岩が転がる砂漠の中に細長く流れるドラア川沿いのオアシスの村々を通り、ザゴラの砂漠へ(走行=約 400km、約7時間)。

午後:ザゴラ着後、ラクダに乗って砂丘の中へ。砂丘に上る「十六夜(いざよい)の月」の月を待ちます。この月は、2020年最後の満月と重なるため、「十六夜の満月」です。【日の入り17:33、月の出17:56】

夜:この日の宿泊は現地式のテント泊です。

テント
7日目

ザゴラ

午前:フリータイム。2020年最後の日の出を見るもよし、砂丘散策をするもよし、ゆっくりとお過ごしください。

午後:景山さんから月と人の生活史や風習、歴史など月にまつわる講座を開催

夕刻:立って月を待つという意味の「立待月(たちまちづき)」を待ちます。2020年最後の日の入り、月の出をお楽しみください。【日の入り17:33、月の出18:54】

深夜:サハラ砂漠で新年を迎えます

テント
8日目

ザゴラ マラケシュ

午前:2021年の元旦「初日の出」を拝みましょう。【日の出07:20】

砂漠を後にし、車で要塞の村アイト・ベン・ハッドゥへ(走行=約 200km、約3時間)。

午後:着後、数々の映画の舞台となっている要塞を歩いて散策します。その後、車で一路、マラケシュへ戻ります(走行=約 200km、約4時間)。

夕刻:着後、マラケシュ名物のタジン、タンジーアが楽しめるレストランにて夕食。

ホテル
9日目

マラケシュ カサブランカ

午前:車でカサブランカ空港へ。(走行=約240km、約3時間)

午後:空路、乗継地のドバイへ。

機内
10日目

ドバイ 大阪・東京・名古屋

深夜:飛行機を乗り継ぎ、空路、帰国の途へ。

夕刻:大阪(関西)・東京(成田)到着。

〔名古屋着の場合夜: 関西空港からバスで名古屋駅へ。〕

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2020/12/25(金)夜【予価】 ¥379,000 東京・大阪・名古屋 終了 2020年の募集を見合わせます。2021年に設定予定です。
最少催行人員 6名 (定員16名) 添乗員 添乗員が同行します。 同行(出発地によっては乗継地または現地より同行)
利用予定航空会社 エミレーツ航空
利用予定ホテル

シャウエン:[リアド]カーサ・ハッサン、リアドダール・シャウエン、リアド・ヒシャム、カーサ・ペルレータ、ダールガブリエル
フェズ:[ホテル]ワシム、ロイヤル・ミラージュ、レ・メリニド、メンゼ・ザラーグ、ムーニア
マラケシュ:[リアド]リアドオリオンターレ、リアドエル・ボルジュ、リアドマラナ、リアドブーサ、リアド・レ・ルビス、ダル・アル・アサッド、リアドアルジャジーラ、リアドアンジャル、リアドアルモルク、ダールムーレイアリ、ダールラディア [ホテル]ホテル・ル・カスピエン、デラローザ ホテル スイーツ & スパ、ホテル・ラシーン、ホテル モント ギリーズ 、ディワネ
ザゴラ:テント(男女別の相部屋)

一人部屋追加代金 30,000円 【予定】
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
国際線16,000円 (2020年3月1日) ・2020年3月31日まで成田発着は別途フライトサーチャージEK319便1,000円、EK318便3,000円が必要。

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 入国時に残存期間が3ヶ月以上あり、かつ未使用査証欄の余白が1ページ以上ある旅券(パスポート)が必要です
各国空港税/査証

不要
※外国籍の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますのでご確認ください

ビジネスクラス追加代金 260,000円~460,000円 (東京・大阪~カサブランカ往復/出発日・予約クラスによって異なります。)詳しくはお問い合わせください。
その他

●注意点
・ザゴラのテント泊は、男女別の相部屋になります。また、天候や現地事情によりテント泊ができない場合はロッジ泊になる場合もあります。

・ラクダに乗るプログラムは天候によりできない場合があります。

・名古屋~関西空港間はエミレーツ航空無料専用バスが運行されています。詳細はお問い合わせ下さい。

・札幌、福岡、沖縄など特別国内線乗り継ぎ運賃でご予約可能な都市があります。

・シャウエンのリアド宿泊は、分宿となる場合があります。基本的にダブルベ
 ッドとシャワー設備のみとなり、お部屋ごとに広さや設備が違います。

・イスラム教国では金曜日が安息日のため、メディナでは午後に店を閉める場合があります。

・王族の行事や宗教上の祝祭日で、急遽観光箇所が見学ができない場合があります。

・移動の車は分乗する場合があります。

●旅行代金に含まれないもの(2020年1月1日現在)
【事前徴収】
・成田空港諸税2,660円
・関西空港諸税3,100円
・モロッコ空港税194ディルハム(約2,170円)
・モロッコ保安税48ディルハム(約530円)
・モロッコ観光税エコノミークラス:100ディルハム(約1,120円)
・モロッコ観光税ビジネス・ファーストクラス:400ディルラム(約4,480円)
・U.A.E港諸税80UAEディルハム(約2,400円)
・国際観光旅客税1,000円

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

・このご旅行は「早割90」の適用対象です。(ご出発日の前日から起算して90日前までのご成約で、ご旅行代金を10,000円割引いたします)

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ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2020/12/25(金)夜【予価】 ¥379,000 東京・大阪・名古屋 終了 2020年の募集を見合わせます。2021年に設定予定です。