YNACクラシック市川聡さんが同行解説する

【予告】9/14(土)発 スラウェシ島の動物観察9日間

6名催行英語ガイド

バビルサ

スラウェシメガネザル

セレベスカワセミ

ヘックモンキー

巨大板根のラオ

ルサジカ

セレベスコノハズク

セレベスイボイノシシ

アカコブサイチョウ

チャノドコバシタイヨウチョウ

ゴロンタロモンキー

出発日設定2024/09/14(土)【予価】
旅行代金要問合せ
出発地東京
早割60&90
詳細

屋久島のエコツアーガイドの草分け的存在である屋久島野外活動総合センター(YNAC)で草創期からガイドを務め、現在はYNACクラシック代表の市川聡さんと行くスラウェシ島への動物観察の旅。

市川さんに思う存分、スラウェシの動物達のことを語っていただきます。

市川さんより~
かのウォレスが進化論を考えついたマレー諸島の中でも、彼を最も悩ませたのがこのスラウェシ島です。西をカリマンタン(ボルネオ)、北をフィリピン、東をマルク諸島・ニューギニアに囲まれたスラウェシ島は、アジア系の動物とオーストラリア系の動物がクロスオーバーし、動物地理区の境界であるウォレス線をどこに引くかで、最後まで頭を悩ましたそうです。

 それもそのはずで、近年のプレートテクトニクスによる説明では、スラウェシ島の西半分がアジア大陸由来で、東半分がオーストラリア由来、そして双方がぶつかりあってスラウェシ島ができたと説明されています。このためアジアを特徴づけるマカカ属のサルやオーストラリアを特徴づける有袋類のクスクスなどが共存している極めてユニークな場所なのです。

 同時に周囲の海峡は深く氷河期にも地続きにならなかったため、全ての哺乳動物が固有種で、バビルサやアノアといった極めて珍しい動物が生息しています。まさに動物や進化に興味のある人間にとっては聖地といえる場所です。

 今回は、どこか懐かしい水田風景が広がるゴロンタロ州でじっくりとスラウェシ島の珍獣たちを探します。ナントゥの森では塩場の泥地で世界の珍獣バビルサやアノアを待ち、ヘックモンキーやアカコブサイチョウを探します。ナニワルタボネ国立公園ではスラウェシメガネザルやセレベスカワセミ、クスクスを探し、マレオの産卵を観察できればと思っています。

市川聡さんが撮影した奇獣バビルサの動画


上あごの牙が鼻を突き抜けて立ち上がり、湾曲して自分の頭に戻ってきます。これが頭蓋骨に突き刺さり、死に至ることも。このため死を見つめる動物とも言われています。3月は発情期の最終盤。雄同士の激しい争いが見られます。

楽しくて、ためになる知的インタープリター

市川 聡 (いちかわ さとし)

YNACクラシック代表。1961年生まれ。北海道大学大学院にて環境科学研究科生態系管理学を修める。学生時代はヒグマ研究会に所属。厳冬期でも野宿し、動物を観察するのが好きだった。卒業後、環境庁に勤務、屋久島に赴任。日本の自然の縮図のような屋久島の奥深さに触れ、心動き、環境庁を退職。屋久島野外活動総合センター(YNAC)を設立する。ボルネオへは数回渡航し、動物のいる森や植生の異なる熱帯雨林を視察。いつしか日本の動物園で声真似をしたらボルネオのサルが呼応するまでになった。

担当講座一覧

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京 ジャカルタ

深夜 東京(羽田)より空路、乗継地のジャカルタへ。

機内
2日目

ジャカルタ ゴロンタロ

早朝 ジャカルタ着後、乗り継いで空路、国内線でゴロンタロへ。

午後 ゴロンタロ着後、現地係員と合流し、車でホテルへ。

ホテル
3日目

ゴロンタロ ナントゥ森林自然保護区 ウォノサリ村

午前 車で移動(走行=約90km,約4時間)。途中、休憩をはさみながらサリタニ村経由でナントゥ森林自然保護区へ。

午後 ナントゥ森林自然保護区の森を歩きます。バビルサ、アノア、ヘックモンキー、ルサジカ、アカコブサイチョウといった動物たちを探します。

ゲストハウス
4日目

ウォノサリ村 ナントゥ森林自然保護区 ウォノサリ村

終日 ジャングルウォーク。巨大板根のラオなど熱帯雨林を満喫、さわやかな沢歩きも楽しみます。

ゲストハウス
5日目

ウォノサリ村 ナントゥ森林自然保護区 ゴロンタロ

早朝 クロザル類を探しに早朝ウォーキング

午前 ジャングルウォーク

午後 車でゴロンタロへ(走行=約90km,約4時間)。

ホテル
6日目

ゴロンタロ ボガニ ナニ ワルタボネ国立公園

午前 車で、ボガニナニワルタボネ国立公園内へ。着後、熱帯雨林で動物観察。セレベスカワセミなどのバードウォッチングを楽しみながら、スラウェシメガネザルやゴロンタロモンキーを探します。
夜の動物を観察するためにこの日は公園内でキャンプ泊です。有袋類のクスクスなどを探します。

テント
7日目

ボガニ ナニ ワルタボネ国立公園 ゴロンタロ

早朝 林床や砂浜、水辺に穴を掘って卵を産み、地熱や太陽熱によって卵を孵化させるマレオ(セレベスツカツクリ)の繁殖地を訪れ産卵行動の観察を試みます。
また保護施設でマレオが孵化していたら放鳥させてもらえるチャンスもあります。

午後 観察を終えたら後、車でゴロンタロへ(約1時間)。

ホテル
8日目

ゴロンタロ ジャカルタ

午前 近郊のビーチを散策。希望者はスノーケリングも可能です。
尚、近くのビーチにジンベエザメが来ている場合はジンベイザメウォッチングに切り替えます。

午後 ゴロンタロ空港から空路、国内便でジャカルタへ。

ジャカルタで乗り継いで帰国の途に。

機内
9日目

東京

早朝東京(羽田)着。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2024/09/14(土)【予価】 要問合せ 東京 募集中
最少催行人員 6名 (定員12名) 添乗員 添乗員は同行しません。 講師の市川聡さんが同行します。
利用予定航空会社 全日空、日本航空、ガルーダインドネシア航空
利用予定ホテル

〔ゴロンタロ〕マクナ、グランドキュー、アマリス
〔ウォノサリ村〕ゲストハウス
〔ボガニ ナニ ワルタボネ国立公園〕キャンプ
*ゲストハウスとキャンプは個室利用(一人利用)ができません、ご注意ください。

一人部屋追加代金 21,000円 *ゲストハウスとキャンプは個室利用(一人利用)ができません、ご注意ください。
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
国際線42,000円(基準日2024年4月1日)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 ●インドネシア入国時に残存有効期限が6ヶ月以上必要。
各国空港税/査証

○以下はご旅行代金に含まれていません
成田空港諸税:3,010円
羽田空港使用料:2,950円
国際観光旅客税:1,000円
インドネシア空港諸税:約4,980円
(2024年1月1日現在)

●査証
渡航前に事前に査証取得が可能なオンライン申請(500,000インドネシアルピア≒4,635円 ※2024/1/1現在)が必要です。

ビジネスクラス追加代金 お問い合わせください。
その他

*ゲストハウスとキャンプは個室利用(一人利用)ができません、ご注意ください。

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

・このご旅行は、英語ガイドがご案内します。

・このご旅行は「早割60&早割90」の適用対象です。(ご出発日の前日から起算して90日前/60日前までのご成約で、ご旅行代金を10,000円/5,000円割引いたします)

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出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
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