写真家・三浦和人さんと巡る

【講座】「カメラ片手に旅に出る」―時間(とき)の遡行「多摩川」全八回―

講座風景(講師撮影)

講座風景(スタッフ撮影)

講座風景(スタッフ撮影)

講座風景(スタッフ撮影)

多摩川河口蒲田羽田付近1

多摩川河口蒲田羽田付近2

多摩川河口蒲田羽田付近3

出発日・参加費

出発日 時間帯 参加費 お申込み(受付状況)
2021/05/22(土) 10:30〜16:00 ¥9,350 終了

講座概要

―俳句、短歌のように写真で「いま」を切りひらく―
あなたのいままでの蓄積を写真に表していきませんか、
そういう写真のありかたを身につけ永く楽しむための講座です。 

わたしたちが住んでいる武蔵野台地も狭山丘陵も最初は海(古東京湾)の中で、その証拠に1961年(昭和36年)八高線多摩川鉄橋下流で全長16メートルのクジラの化石(500万年前に生息)が発見されています。
荒川系、多摩川系、相模川系の川が流れ込みながら次第に堆積して東京の基盤を作って行きました。
多摩川の氾濫や八ヶ岳や箱根山等が噴火して灰が降り積もって多摩ローム層(40万年前から20万年前)ができ、15万年前から7万年前になると東京が乗っている台地の原型ができあがってきます。
約5万年前ごろから多摩川が多摩丘陵の方向に動き、そのときにできた段差が国分寺崖線です。そこに八ヶ岳、箱根山、富士山等の噴火が加わってできたのが武蔵野ローム層で、武蔵野台地です。武蔵野崖線は国分寺から小金井市、三鷹市、世田谷区、大田区まで続き、この崖線沿いに旧石器から古代に至る遺跡が集中しています。
1万年前から6000年前ごろには温暖化が進み東横線・多摩川園前の鉄橋付近まで海になっていました。
先史時代まえから多摩川は流れていたわけで、私たちが知りうる多摩川の歴史はほんのつかの間でしかありません。そんな多摩川に思いを巡らし「カメラ片手に旅にでる」を企画しました。今の多摩川138kmを全て歩くのは無理ですが、上流域・中流域・下流域を6~8箇所ほど選び、今、多摩川はどんな姿をしているのかカメラに収めていく2年に及ぶ計画を立てました。コロナ禍での企画なので無理のない距離をあるきながら、自然の中で心を癒やしているうちにコロナウイルスも勢力を弱めてくれることを願いスタートさせたいと思います。

①②上流域を行く 一つは5月を予定  ③④⑤中流域を行く 一つは7月か8月を予定  ⑥⑦⑧下流域を予定 一つは9月か10月を予定

~当日の流れ~
5月22日㈯  上流域を行く(Ⅰ) 御岳渓谷(軍畑駅・沢井駅・御嶽駅)
ここは秋の紅葉が見事ですが人が少ない時期にくゆっくりとオゾンを吸いながら散策し、旨い酒・そばを楽しむ、まずははじめの一歩です。

(5月4日に毎年開かれる多摩川源流の小菅村「源流祭」を予定していたのですが今年もコロナ禍で中止となりました)

撮影の際、路線バスや鉄道移動がある場合は、交通費は各自負担となります。

*撮影会と講評会の2回1セットの講座です。

【次回参加をご希望する方に限り、今回の講評会のみ無料で参加できます。】

※後日、A4にプリントした作品(20枚)を講評しますがリバーサルカラーフィルムでの参加も可能です、スライド作品(20点)を投影して講評します。ご不明な点は、お気軽にお尋ねください。

講評会・未定

14:30-17:00
撮影した各自の持ち寄った写真を見ながら講評会。
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講師

三浦 和人 (みうら かずと)

何気ない日常や人々を素直に撮る

1946年東京生まれ。70年代に現れたコンポラ写真の代表的写真家。桑沢デザイン研究所写真研究科コース非常勤講師。写真集「会話 correspondence」、家族共著「もうひとつの天安門・親子で見てきた中国」ほか、1997年読売新聞に「夏六景」写真と文を掲載。1999年度「日本カメラ」フォトコンテストB部の選評を担当。易しい解説が好評。

担当講座一覧

講座条件・その他

会場 (集合解散地は別途ご案内いたします)
定員 10名
持ち物 カメラ、履きなれた靴・服装、帽子、雨具、飲み物、筆記用具など
備考 この講座は撮影会と講評会で1セット、2日(2回)にわたる講座です。 ※野外講座では傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含む)。
お申込み 【お電話】03-3228-5173
【Eメール】info@kaze-travel.co.jp ※講座名、住所、氏名、お電話番号、参加人数をお書き添えください。
【WEB予約】ページ下部のボタン(黄色)よりお進みください。
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講座予約

出発日 時間帯 参加費 お申込み(受付状況)  
2021/05/22(土) 10:30〜16:00 ¥9,350 終了