近年の猛暑の夏、涼しく楽しく!を目指して企画したジオ遊び。赤目四十八滝で有名な赤目エリアは、実は貴重な高温低圧型変成岩が露出する場所です。滝の核心部には多様な火砕岩が現れます。最上流部まで続く岩と水のせめぎ合い、滝やゴルジュの景観を楽しみながら、下山後は生きた化石「オオサンショウウオ」と触れ合います。遊歩道より下流部での石ころ探索も検討中です。
※弊社パンフレット「風日和」でタイトルを『京畿央の名瀑・・・』としてしまっておりましたが、『畿央の名瀑・・・』の間違いでした。訂正しております。
~ジオ・ワード~
火砕岩/低圧高温型変成岩/ミグマタイト/室生火山岩/溶結凝灰岩
※詳しくは当日の解説で!
~行程~
近鉄赤目口駅(10:05) → バス赤目滝バス停(10:25) → 百畳岩(11:30) → 岩窟滝(12:30 昼食) → 百畳岩(13:40) → サンショウウオセンター(14:10 希望者見学) → 赤目滝バス停(15:10) → 近鉄赤目口駅(15:30)
【歩行時間:約3.5時間 標高差累積:上り約530m/下り約530m】 難易度★1.5
※渓谷入山料 1,000円(ウォーキングに必要)
※注 歩行の目安(★マーク)の基準(距離とコース難度の両方を検討)
★   一般的なハイキング程度
★★  歩行時間も少し長めのためやや体力が必要
★★★ 少し登山の経験がある人に適している

固い石も柔らかく解説
田中 宙 (たなか ちゅう)
1968年生まれ。京都大学大学院理学研究科修了。地球惑星科学専攻。主にフィールド調査をベースに地殻とマントル境界の物質科学を研究。現在、株式会社アカデミック・ブレインズ、シニア・ディレクターとして、基礎科学系を中心にアウトリーチと呼ばれる「最先端の研究成果を社会へフィードバックする仕事」に取り組んでいる。一方でフィールド経験を生かし、関西エリアの各地山域でネイチャーガイドとしても活躍。日本地形学連合正会員。
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									