風の旅行社の歩み・番外編
こんなことがありました

 

前史

1986年、風の旅行社発起人、比田井博が40歳にして初めての海外旅行でインドへ。バラナシからふらっとカトマンズへ飛び、ペンション・バサナのマネージャーのR氏と出会う。比田井は初対面のR氏を「一緒に仕事をしないか」と誘い、以来、比田井が連れてくる日本人の手配をR氏が引き受けることになった。
現風の旅行社代表の原 優二は、1988年末、比田井に誘われネパールへ。現NEPAL KAZE TRAVELの社長プリスビーは、その時のガイド。
1990年カトマンズのラジンパットに1軒家を借り「はなのいえ」と命名、連絡事務所とした。同年、原は長野県丸子町の教員を辞めて上京、「株式会社アクロストラベラーズビューロー」で一年半の修業(?)。1991年5月、「もっとネパールへ日本人に行ってほしい」と願って「風の旅行社」を設立。同年11月1日、JR中野駅の駅前マンションで2人で営業開始。

風の旅行社という社名命名

比田井博が「風っていう字も音も好きなんだ。いいだろう。変な横文字はつまらん」。と発案。そのインパクトの強さに圧倒され決定。

こんなことがありました

01.格安航空券販売

無名な会社がネパールだけで食えるはずもなく、ネパールを紹介するはずが、格安航空券の販売が売上のほとんどを占めた。当時は、雨後の筍のように格安航空券を販売する会社が誕生していたが、風もその一つ。しかし売上はあっという間に10億円を超えスタッフも15名に膨らんだ。

02.転換期

1995年、安近短ブームに便乗して、タイ、香港、韓国、グアムなどの格安ツアーに挑戦したが、一年終わってみれば、ABロードに掛けた広告費と格安ツアーの粗利益が同じ。残ったものは徒労感だけだった。「折角この仕事についたんだから、やりたいことをやろう、ダメだったらそれまでだ」。と覚悟し、全体ミーティングで格安ツアーの販売中止を決定。格安航空券販売は、生活の糧として続けつつ、ネパール、チベット、ブータン、モンゴルなどのツアーを販売する現在の路線に方向転換した。


03.成功

1997年3月、格安航空券も扱わず自社の商品のみを販売する店として、大阪・梅田のハービス大阪3階にオープンした「世界の旅市場」に支店を開設。お客様の支持を得て順調に売上を伸ばし、専門店への扉が大きく開いた。

04.失敗

1999年夏、モンゴルへチャーター便を14便も飛ばしたが、強気の戦略があだとなり大失敗。以後、チャーター便を扱う時は、石橋をたたくようになった。


05.嬉しかったこと

2001年は、「風のチベット」で、2002年は、「風のモンゴル」でツアー・オブ・ザ・イヤー準グランプリを受賞。長年の労が報われたと、スタッフー同で喜んだ。

06.悲しかったこと1

2001年6月1日ネパール王宮乱射事件。「ネパールはこれからどうなるんでしょうか」というネパール・カゼトラベルの言葉が忘れられない。同年、9月11日米国同時多発テロ。海外旅行は一時的にストップしたかに見えたがV字回復。但し、11月にネパール非常事態宣言が出され、ネパールのツアー売上げは以後、急速に下降した。


07.悲しかったこと2

2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)がGW前に急激に拡大。GWのチベットツアー前日中止。殆ど患者が出なかったモンゴルも販売大幅減。この年度の前半の売上げは7割減となった。雇用の維持もならず、開設3年目の横浜支店も撤退。海外旅行情報誌「エイビーロード」への広告出稿停止。思いがけず「脱エイビーロード」実現。

08.感謝・感激

2006年11月11日、約200名のお客様にお集まりいただき、15周年記念パーティー開催。ネパール、モンゴル、チベット、ブータン、タイから風ファミリー(現地支店)も集結。風サミットを初めて開催。今後の相互理解と益々の発展を誓い合った。


09.激変

2003年のsars2006年9月「エイビーロード」廃刊(初刊は1984年)。ホームページでの販売が主流に。その後もTwitter 、facebookなどのSNSが登場。2015年には自社ホームページがスマートフォンにも対応。海外との交信もskypeなどでほぼ無料に。便利な反面、お客様の旅行会社離れも懸念。

10.ジーンときたこと

2011年3月11日、東日本大震災。風ファミリー(現地支店)、風ネットワーク(現地提携旅行会社)から応援メッセージ届く。


11.ショック

2015年4月25日、ネパール大地震発生。ネパール・カゼトラベルのスタッフ・家族の無事が確認でき一安心も、5月12日の大きな余震で風ダルバール・ホテルがダメージを受けショック。GW明けには原優二が視察へ。お客様から800万円を超える支援金が集まりNKTと共に被災者を支援。パトレ村のへの復興支援ボランティアツアーも風カルチャークラブが実施。

12.感謝の祭

2016年10月16日創立25周年記念イベント「風の感謝祭」を、昭和記念公園等で実施。お客様、スタッフ合計で約100名が集まる。ネパール、ブータン、モンゴル、タイから各支店の社長来日。