―古河公方館と幻の古河城探索の旅―

関東のへそ・下総古河の歴史探訪

古河公方館跡

御所沼

足利義氏墓所

古河城本丸跡碑

古河藩家老屋敷

諏訪曲輪の土塁

古河城追手門跡

開講日・参加費

開講日 時間帯 参加費 お申込み(受付状況)
2026/03/07(土) 10:00〜1600 ¥6,600 募集中

講座概要

ー関根秋雄さんと・下総古河の古河城址などを歩きます。ー

―古河公方館(こがくぼうやかた)と幻の古河城探索の旅―

関東地方の地図を広げると、その中央部に茨城・栃木・群馬・埼玉4県が隣接する地点に気付かれると思います。今回、ご案内する古河市はまさにその境界地に形成された茨城県南西部に位置する町で、まさに“関東のへそ”と言うにふさわしい立地にあります。水利的にも利根川・渡良瀬川・思川が近くを流れ 、北は渡良瀬遊水地に面する水に恵まれた古河の地は古くから歴史が刻まれてきました。 万葉集で「まくらが」という枕詞で謳われた「許我(こが)」の名はそのことを物語っています。とりわけ中世の東日本の歴史にあって、古河公方の存在は日本史を語る上で避けて通れません。15世紀後半の約30年にわたり古河公方足利成(しげ)氏(うじ)と上杉氏の対立抗争(享徳の乱)は、関東を騒乱の地とし、やがて戦国時代へと繋がっていったのです。時代は動き徳川の時代となると、古河の地には古河藩が誕生し、家康の重臣であった大老土井利勝が藩主となり、以来、歴代藩主は老中を務めるなど徳川幕府にとっては、関東の要石となる藩であり、その城は重要な役割を担っていました。しかし、その名城古河城は明治に入り渡良瀬川の大規模な河川改修事業によって完全に姿を消してしまったのです。

今回は、古河公方の館があった美しい古河公方公園と、今を遡ること百年前までこの地に実在した“水の城”・“幻となった城”古河城の残された遺構を探し、在りし日に思いをはせる歴史旅です。。

[当日の流れ]
JR宇都宮線古河駅改札口前9:45集合→古河駅西口よりコミュニティーバスで古河公方公園へ→古河公方公園下車後、古河公方公園内の散策(主な見どころは公方館跡・足利義氏墓所他)→古河公方公園より徒歩にて古河城本丸跡(堤防上)→長谷寺・古河歴史博物館をへて諏訪曲輪跡(昼食)→昼食後は渡良瀬川の河川改修工事で消滅した古河城の遺構を探します→主な見どころは福法寺・追手門跡・獅子が崎土塁・頼政神社・正定寺(土井家墓所)・日光街道道標などをへて古河駅へ戻ります。解散は16:00前後になる予定。

本日のコースの歩行距離は約7.5km、徒歩時間は3時間程度です。

講師

関根 秋雄 (せきね あきお)

都立高校で38年間、中央大学非常勤講師を17年間、歴史教師として勤務した後、退職後は栃木県野木町に居を移し、「のぎ・歴史を歩こう会」、「野木歴史文化伝承会」を立ち上げ、ボランティア活動に従事。積極的に野木町の歴史文化の発掘と野木町郷土館の再生と啓蒙活動等を通して町内外に情報発信を行っている。現在は、野木町文化財保護審議委員も務めている。

最近の著書:ぶらり野木町歴史散歩

講座条件・その他

会場 茨城県県・古河市
定員 15名
持ち物 昼食、飲み物、敷物(昼食時用)、雨具(傘可)、帽子、履き慣れた靴、筆記用具など
備考 ※雨天中止。小雨の場合は催行します。各自、雨具をお持ちください。 講座代金に含まれないもの:現地会場までの交通費とタクシー代、鉄道運賃、昼食。 ※野外講座では傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含む)。
お申込み 【お電話】03-3228-5173
【Eメール】info@kaze-travel.co.jp ※講座名、住所、氏名、お電話番号、参加人数をお書き添えください。
【WEB予約】ページ下部のボタン(黄色)よりお進みください。
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講座予約

出発日 時間帯 参加費 お申込み(受付状況)  
2026/03/07(土) 10:00〜1600 ¥6,600 募集中