ネパールデモの続報です。
弊社現地支店からの現状報告です。
8日に突然始まった暴動から数日間はとても緊張した状況でしたが、12日に新しい首相が選出され、状況は安定しました。現在は空港封鎖も解かれて国際線、国内線ともに以前通りに飛んでいます。
学校や会社、レストランやスーパーもほぼ以前通りに再開しました。
数日後にはネパール最大のお祭りダサインが始まるので、みんなほっとしてお祭りに向けて楽しみな気持ちになって来ていると思います。
昨日車で街中を移動した時にはデモ隊に放火され黒焦げになった車やバイクが道路脇に置いてあったり、ガラスが全て破られた建物や放火で全焼した建物なども見られ、今回の暴動の激しさが見えました。
暴動に乗じた犯罪行為について追求する声もあるし、今日以降、新しい大臣が任命されて行くことになっていますが、政治的に落ち着くにはまだ当分時間がかかるので、まだ完全に安心はできませんが、とりあえず日常が戻って来たのは良かったです。
◆以下、在ネパール日本国大使館(9/13付)からの情報です。
○ 昨12日夜、暫定首相が就任しました。その後、本日(9月13日)正午時点、外出禁止等行動制限は出されていません。
昨12日夜、8日の大規模抗議デモ以降の混乱を経て、暫定首相が就任しました。その後、本日(9月13日)正午時点、外出禁止等行動制限は出されていません。
在ネパール日本大使館は、9月13日(土曜日)及び14日(日曜日)は閉館しておりますが、以下の臨時電話窓口を開設します。緊急時はこちらまでご連絡ください。
(ビザに関する照会等、一般的な照会についてはご遠慮ください。)
臨時電話番号:+977(国番号)98510-20404
カトマンズのトリブバン国際空港は、9月10日午後3時30分に空港閉鎖が解除されました。航空便の運行については、最新の情報をご確認ください。
治安情勢は改善しつつありますが、引き続き注意は必要です。また、刑務所を襲撃する事案などが発生し、報道などによれば、ネパール全体で1万3千人以上(うちカトマンズ盆地内で3千人以上)が刑務所から脱走したとのことです。
在留邦人や旅行者の皆様におかれましては、デモなどには決して近づかず、また、報道等で最新の情報を入手の上、安全確保に努め、不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意をお願いします。
徐々にですが、通常の生活に戻りつつあります。一刻も早く収束して欲しいと願っております。